新年明けましておめでとうございます。
2023年を迎え、本プロジェクトのクラウドファンディングも残すところ1ヶ月を切りました。
応援いただいている皆様におかれましては、深く感謝申し上げるとともに、残りの期間に一人でも多くの方に「まなびや」の活動を知っていただけるよう、駆け抜けたいと思います!
さて、今回の活動報告では、我々に質問が寄せられる「デジタルデトックスキャンプってどんな事をするの?」という内容についてご紹介したいと思います。
まずは、小学5年生から18歳程度までを対象としたキャンプの活動内容から。
キャンプでは大まかなスケジュールは作っていますが、農作業、アウトドア、食事作り、焚き火、スポーツ、自由時間などをゆっくりと子どもたちの様子をみながら時間に追われない形で進めていきます。
何よりも、身体を使って知らない事を学ぶ事の楽しさを知ってもらい、五感を解放させていくのがキャンプの目的です。
1日目は、まずレクリエーションで緊張をほぐしながらスタート!
森林ワークや食事づくりで、これまでの家の中に篭りっぱなしだった環境から大きく異なる自然の中のキャンプ生活に慣れていってもらいます。
自分の身体を使って、自分で考え、「できることできないこと」を実感しながら準備をすることで、食事を作り食べる事の大事さを知ります。
食卓に届くまでの工程が見えていなかった子どもたちも、自然の中で体験する事で動植物の命をいただくことの想像力が湧いてくるのです。
そして、夜は静かな自然の中で、遠い昔から届く悠久の光を放つ満天の星を眺めてから眠りにつきます。
2日目はいよいよキャンプ本番!
朝は、炊き立てご飯に、具沢山お味噌汁に、付け合わせのシンプルな一汁一菜の朝食をいただきます。
朝食の後は、先ほど頂いた朝食の食材を生産している地元の方から、直接有機肥料の作り方、野菜の育て方、大豆の作り方などを学んでいきます。
子どもたちの普段の暮らしの中では有機農法を30年以上続けている農家の方のお話を聞く機会などはほとんどないので、自然と対峙しながら収穫するまでの出来事にみんな興味津々です。
フィットネス&スポーツの身体を動かす時間では、前回の活動報告でもご紹介したフィットネスの専門家の方から、体を動かす喜びを感じられる運動を楽しんでもらいます。
そして、1日目と同じように食事作り。自分たちのご飯を自分たちで準備し、同じ時間を共にすることでいつの間にか心を許している仲間たちと食事をし、ゆっくりと語り合いながら就寝です。
3日目の最終日は、自由時間がメインのプログラムになります。
自由時間では、今自分がしたい事を見つけることが大事です。
誰かに言われた事ではなく、自分が何をしたいのかを探す時間でもあります。
自分のしたいことって?
絵を描く、体育館で遊ぶ、虫を探す、など…子供の好奇心はさまざま!心が赴くままに活動します。
したい事が見つからない時は、散策したり、芝に寝ころびながら、自由に過ごせば良いのです。
長いようで短い二泊三日のキャンプでは、こうしたプログラムの中で行われる一緒に過ごす仲間との会話やその時その時でしか感じられない出来事が、子供達を成長させていくのです。
そうした子どもたちの様子を見て、サポートをしている大人たちも
「子ども達はスマホが好きな訳ではなく、暇だからスマホを触っていただけだったんだ」ということに気づくのです。
リターンには、実際にキャンププログラムへの参加や自然の里への素泊まりができるものなどをご用意しております。
我々の取り組みに、ご興味を持っていただけましたらご支援のほどよろしくお願いいたします。