みなさんこんにちは。 今回は、ステンシルについて書きます。
・ステンシルとは
みなさんはステンシルって何かわかりますか? ステンシルとは、微細部品を実装する際に、半田パターンを微細部品にあわせて作りこむためのシートです。 メタルマスクもほぼ同じ意味で使われます。 ステンシルをプリント基板に合わせて設置し、上からクリームはんだを塗り、カードのようなもので上から押し付けてパターンを生成します。
・なぜChariot SAMBA未実装基板コース にステンシルが付くのですか?
Chariot SAMBAは、基板1枚で独立電源システムが実現することを最大の特徴としています。 そのためには、モバイルバッテリーとの入出力部分を取り付けることが重要になります。 モバイルバッテリーとの入出力部分は両方向が別々のtype-cコネクタとなっています。 type-cコネクタは表面実装による実装で取り付けます。 type-cコネクタは、表面実装部品にしては取り付けやすいと思います。 プロジェクトオーナーは不器用なので、それでもよく失敗しますが。 12Vバッテリーレス充電システム 低価格版 は、主にACアダプタと太陽電池の協調充電で使うことを想定していて、モバイルバッテリーから電力を供給するためのtype-c端子はおまけ程度なので、ステンシルは付けません。 ステンシルもそれなりに値段がするものですし。