「cone and the city」が影響を受けた、ステーィヴン・ギルの写真集を紹介します。 このステーィヴン・ギルという人、大きなビルボードの裏側ばかり撮したり、ウォークマンを聞いている人を撮影し、その人が聴いている音楽を写真のタイトルにしたりと、毎度毎度おもしろいテーマを決めて撮る写真家。僕、大好きなんですけど、この写真集では、道路や鉄道工事の作業員など、公共の場で働く人たちを撮影しています。危険や注意を促すために彼らが着ている蛍光色の作業服の黄色やオレンジ。本来、目立つはずの彼らの姿らが、日常生活の一部に溶け込んで、目にとまりにくいという矛盾を「INVISIBLE」(目に見えないもの )というタイトルで表しています。これって街中にあふれかえっているけれど、誰も気にしていないコーンと同じだと思います。 やるなスティーヴン君。いいタイトルだ!表紙の黄色もいい。被写体となっている作業員たちへの暖かな視線もいい。 いろんなバックグラウンドを含んだ「cone and the city」作品集、たくさんの方におすすめください。引き続きクラウドファウンディング続行中です。あと5日!なんとパトロン100人になりました! 写真集の中身はすでに公開中しています!https://www.facebook.com/yoshihiro.taniguchi.75/media_set?set=a.10215899996277405.1073741850.1371274877&type=3&pnref=story コーン写真のインスタグラムも毎日更新。「イイネください」 https://www.instagram.com/jaztee_digmeout/
「cone and the city その2」写真集制作プロジェクトにご支援、ありがとうございます。写真集のタイトル「cone and the city」ですが、あの人気テレビ映画「Sex And The City」をパクったの?とよく言われますが(ま、それもあるんですけどね)実は敬愛する写真家、ジョエル・マイヤーウィッツの写真集「St. Louis and the Arch」に因んでいます。 1980年に刊行されたこの写真集、アメリカ合衆国ミズーリ州の都市、セントルイスのランドスケープをまとめたもので、ミシシッピ川のほとりにある有名なゲートウェイ・アーチがあちこちに写り込んでします。でかいので当たり前ですが。 ウイリアム・エグルストンやスティーヴン・ショアなどと並ぶ、ニューカラー・フォログラフィの元祖、マイヤーウィッツに僕は心酔していて、この何気ない風景に唐突とも言えるアーチが差し込まれる写真の数々が、ヤングな頃の僕の心に深く残っているのでした。もちろん地元に住む人たちにはごく普通の風景で、毎日見ているアーチなんて無視しちゃってるのでしょうが。 この違和感は、レッド・ツェッペリンのアルバム「Presence」のジャケットを見たときにも感じました。これは英国の奇才、ヒプノシスのデザイン。日常の風景に差し込まれるモノリスのようなオブジェの謎加減が、中の音楽よりも強烈に中学生の脳裏に刻まれたのでありました。(音楽ももちろん素晴らしい!アキレス・ラスト・スタンド!) このアルバムのタイトル「Presence 」(存在)というのもジャケットとリンクしているのだと感じたのは随分後のことですが、そういう、日常の中の「存在」としての「コーン」が、ながーく僕のサブカル史の中でリンクしてしまったのではないかと感じている次第です。伝わるかなー。 引き続きクラウドファウンディング続行中です。 コーン写真のインスタグラムも毎日更新。「イイネください」 https://www.instagram.com/jaztee_digmeout/
「cone and the city その2」写真集制作プロジェクトにご支援、ありがとうございます。 今週末には写真集が完成しますが、発売を前に「cone and the city その2」掲載作品を(ほぼ)全作品解説をサイトにアップしました。本を発売する前に、中身を全公開っていうのも画期的ではないかと思いまして。 リンク先はこちらです!https://www.facebook.com/yoshihiro.taniguchi.75/media_set?set=a.10215899996277405.1073741850.1371274877&type=3&pnref=story 写真集を見ながらこの解説を読んでいただくと、面白さが増すように、サイト上での解説テキストがあるというのが面白いのではないかと考えました。気になるページにはダイレクトに感想も書き込んでいただけますし、フィードバックがある写真集は僕にとっても励みにになります。 レイアウト、写真のセレクト、順序もかなりこだわって作りました。その辺のストーリーもぜひご覧ください。で、「やっぱりこの本、面白いな」と思ってくださった方、ご支援ボタンをクリックするなり、お友達に拡散するなり、何卒よろしくお願いします。 引き続きクラウドファウンディング続行中です。コーン写真のインスタグラムも毎日更新。「イイネください」 https://www.instagram.com/jaztee_digmeout/
写真集「cone and the city その2」裏表紙はこんな感じです。「cone and the city 」写真集のデザインイメージは、こちらも敬愛する映画監督で写真家のヴィム・ヴェンダースの名作「WRITTEN IN THE WEST」を参考にしました。 あとこれも大好きなバンド「Sea And Cake」のアルバム「Oui」にも勝手にトリビュートしています。メンバーのサム・プレコップが撮る写真のセンスが大好きです。 いろんなところにこだわって作りました。「cone and the city その2」完成まで今しばらくお待ちください。 コーン写真のインスタグラムも毎日更新。「イイネください」https://www.instagram.com/jaztee_digmeout/
写真集「cone and the city その2」表紙です。1冊目と並べると、こんな感じになります。清々しい! タイトルを「part 2」でも「 #2 」でも「 vol.2 」でもなく「その2」と日本語にしたのは、敬愛する写真家石元泰博さんの名著「CHICAGO, CHIKAGO その2」に憧れていたからです。 「その2」の「その」の級数が少し小さいところまで真似しちゃいました。笑。こんなの言わないと伝わりません。僕は、石元さんの「CHICAGO, CHIKAGO その2」はハードカバーとソフトカバー版の2冊を持っていて、表紙のデザインも違います。 ハードカバーの本にはサインもあります(自慢)その1は今とても高価でなかなか見つかりません。先日、京都の誠光社で堀部くんに勧められましたたけどね。ちなみに誠光社には「cone and the city」1号目売ってもらってます。よろしうに。 いろんなところにこだわって作りました。「cone and the city その2」完成まで今しばらくお待ちください。 引き続きクラウドファウンディング続行中です。 コーン写真のインスタグラムも毎日更新。「イイネください」https://www.instagram.com/jaztee_digmeout/