暖かくなったり急に寒波が来たりと冬の終わりはこんなに忙しかったか?と思うような日々ですが体調は皆様大丈夫でしょうか?さて今日はマイクロブルワリーならでは?の光景を。美味しいラーメンの出汁を取っているわけではなく、ビールの仕込みをしております。通常、加熱と撹拌は機械で行えるものが多いのですが、一宮ブルワリーでは温度管理をしながらこのように手作業で仕込みを行なっています。この手法は醸造責任者の山田がこれまで培ってきた経験と技術であるという所は大きいのですが、純粋に4坪のマイクロブルワーでは敷地面積に加え、生産量や販売量からみてもそこまでの設備投資はできないというのが本音ですしかし、職人の手作業だからこそ確実な味わいは担保した上でさらに生まれる”今回のロットはまた少し化けて美味しい”というある種の”ゆらぎ”をうむ事に。どうやったらもっと味わい深く楽しんでもらえるビールができるだろうか・・・そんな事を考えつつ、夜な夜な仕込みと研究を続ける職人気質ですので、直接皆様とお話しする機会はあまりありませんが、その思いはお手元のグラスに詰まっています。現状はcom-cafe三八屋のみでしかお楽しみいただけませんが、お時間あるときにぜひお越しください。自分は”いぶりがっこ”と”ヴァイツェン”の組み合わせが好きです