■ 希少三銘木の無垢板を贅沢に使用
今回お届けするのは、左から花梨・タガヤサン・ブビンガの高級希少三銘木。

●花梨
花梨は硬くて赤みを帯びた高級木材。
硬質なため寸法安定性も良く、耐水性もあります。
高級家具などに使われるが、近年の伐採規則により
極端に入荷量が減っている入手困難な材木の一つです。
●タガヤサン
非常に重たく硬い木で、鉄の刀のようなので別名【鉄刀木】と呼ばれてます。
重硬で緻密な材質から【紫檀】・【黒檀】と並び、唐木三銘木と言われ、
古くから珍重されて来ました。
●ブビンガ
成長すると30mにもなる樹木。
その大きさから『神の宿る木』とも言われ、
タガヤサン同様大変硬く重い特徴を持っています。
美しく特徴的な杢目と、経年による色合いの変化が楽しめる高級木材です。
■ プロダクト紹介
今回リターンにさせて頂くIC カードケースは、
既にネット販売されてる超々ジュラルミン製のフレームに
異素材の廃棄木材を組み合わせたハイブリッドなカードケースです。
金属の硬くクールな質感と、木の温かみのある質感とが互いを上手く引き立てあって、
とてもスタイリッシュに仕上がりました。
是非とも、お手に取って異素材が一体化した質感をお楽しみ下さいませ。
■ 曲線美
フレームのフォルムは日本の伝統美である、日本刀からインスパイアされたもの。
美しい曲線が、手の平にすっぽりと収まる安心感のようなものを生み出してくれます。
■ HN-WORKS の拘り その1
金属や木材などの材質に囚われることなく、
その素材の持つ特性を生かしたモノ作りに徹しました。
貼り合わせではなく、無垢素材を削り出した形状。
無垢素材だからこそ出来る作り込み。
リアパネルは手間暇を惜しまず極限まで薄くし、
無垢の木材を使ったプロダクトとしては今までにない程とても軽く、
薄く、とてもスタイリッシュに仕上げました。
■ HN-WORKS の拘り その2
挿入したカードは弊社が独自で開発した機構で確実にホールドします。
世に出てるカードケースは蓋つきケースか、
板バネなどでカードを押さえる構造が多いです。
蓋つきはカードを取り出す際に蓋を開ける動作が必要。
板バネなどで押さえる構造のケースは取り出し易さはありますが、
カードの保持については不安があります。
HN-WORKSのカードケースは
カードの2か所のコーナーを抱え込む構造なので、
確実にカードを保持出来ます。
取り出しも保持部分にバネ性を持たせてるので、
カードを『押し出す』と言う動作でコーナーを抱え込んでる箇所が外れ、
スムーズに押し出す事が出来ます。
カード挿入は大変スムーズで、
『カチッ』と言う心地良い音とともに吸い込まれるようにカードケース内に納まります。
●カードの取り出し
一番上のカードを取り出す時は、ケースを持ったまま親指1本で押し出す事が出来ます。
全てのカードを取り出す時は、
ケース下部のU字形の凹みからカードを押し出すことで
5枚のカードを一度に取り出せます。
カードの挿入時は、安心の『カチッ』です。
■ HN-WORKS の拘り その3
フレーム型カードケースとパネル型カードケースの良いとこどり。
フレーム型カードケースは両面からカードを押し出す事が出来ますが、
箱形形状が多く武骨なシルエットで裏表にカード面が露出し、
デザイン性&ファッション性に欠けます。
金属でパネル型にすると金属がカードリーダーの信号を跳ね返してしまうので、
改札を通る時やお支払いの度にカードを取り出さなければいけません。
HN-WORKSのカードケースはフレーム型とパネル型の良いとこどり。
フレーム側は1枚ずつカードを取り出すのに便利ですし、
パネル側は木材にすることでソフトで温かいイメージになり、
カードを取り出すことなくカードリーダーにタッチして
カード情報を読み取る事が出来ます。
それとカードケース側面を刀のようにシェイプすることで、
厚みが7.5mmの薄さと相まって、
持った時にとても手に馴染み違和感が全くありません。
■ HN-WORKS の拘り その4
フレームに使用する金属素材の選定も、とても重要。
良くカードケースやジュラルミン製トランクなどで
見聞きするジュラルミンとはA2017。
HN-WORKS が使用するのは、超々ジュラルミンA7075。
ジュラルミンもA2017も超々ジュラルミンA7075も、
共に航空機部品やロケット部品など航空宇宙産業にとっては
重要な素材です。
二つの素材の大きな違いは、硬度と切削性。それと価格。
比重は大差ないので、重量的には問題になりません。
しかしながら、HN-WORKSのカードケースにはカードを保持する独自の機構があり、
その機構を維持するには強度と耐久性が要求されます。
ジュラルミンA2017は切削性が良く、
価格も超々ジュラルミンA7075よりも3割ほど安いので魅力的です。
しかし強度と耐久性が求められる部分なので、
あえて超々ジュラルミンA7075を使用することにいたしました。
航空宇宙産業に使われてるのも、
強度が必要な重要部品には超々ジュラルミンA7075が使用されてます。
■ プロダクト誕生経緯
TOPでご紹介しましたように、このプロダクトを作るきっかけは、
MIJP会員の水野家具 代表取締役の水野様からのご相談。
水野社長様は各家庭から廃棄処分されている一枚板の座卓に新たな価値観を見出し、
再生して【 REWOOD 】ブランド( https://re-wood.jp)で売り出して居られます。
全国から買い取られた座卓は1000枚を超える量。
製材された天板は乾燥を兼ねて倉庫に積まれ、出番を待ちます。
天板は表面のウレタン塗装を取り除き製材し、
お客さまのお好きな脚を取り付け、
ダイニングテーブルなどに形を変えお客様の元へ。
一枚板の天板はこうして新たな姿を得て出番を待つ事が出来ますが、
座卓にはもれなく4本の脚が付いて来ます。
脚も天板同様の銘木の無垢素材が使われてることが多く、
そのサイズからなかなか新たな商品へと再生する事が出来ず、
4000本の脚が倉庫に山積みにされてます。
以前より金属と木とのハイブリッドなプロダクトの構想がありましたので、
水野社長様からご相談を受け直ぐに座卓の脚を入手。
未仕上げのカードケースと組み合わせることに着手。
座卓の脚から5mm厚の板材を切り出し、
木工業界では回避されて来た極薄製品(最薄部1.5mm)に仕上げました。
木工製品は木材の性質上、または加工方法によって一定の厚さが必要ですので、
全体に肉厚の製品になってしまします。
『木のぬくもり』と言うフレーズで
名刺入れやスマホケースなどの木製品が販売されてますが、
反逆児的なHN-WORKSはあえて『薄さ』にチャレンジしました。
本カードケースの木製リアパネルは、
100分の5mmピッチで切削すると言う独自の加工方法により、
『割れ』『反り』『変形』などが発生することなく、
最薄部1.5ミリの木製商品としてはあまり見ない
スタイリッシュなプロダクトになりました。
5mm厚に加工した座卓の脚を独自に設計した治具に取り付け、
直径2mmの刃物を100分の5ピッチで切削すると言う、
板材にストレスを掛けない加工方法で1枚1枚丁寧に仕上げて行きます。
■ リターン
今回リターンのリアパネルに使用する廃棄木材、
花梨・タガヤサン・ブビンガの銘木と呼ばれる
3種類の中からお選び頂きます。
それぞれが独特な異なる色目があり、板目もそれぞれ。
同素材でも、板目も色目も違います。
それを個性と捉え、木製品では類を見ないスタイリッシュさに加え、
木素材が持つそれぞれの個性とで
よりプレミアムになった商品を楽しんで頂けましたら嬉しいです。
フロントフレームはアルミ合金中最高強度を持つ、超々ジュラルミン A7075製。
A7075は航空機部品やロケット部品、
自動車のアルミホイールにも使用されてる金属で、軽くて丈夫な素材です。
超々ジュラルミン製のフロントフレームは、
超々ジュラルミンの素材カラーの【 シルバー 】と
カラーアルマイト加工の【 ゴールド 】・【 レッド 】・【 ブラック 】・
【 ブルー 】・【 グリーン 】・【 パープル 】の 6色、計7色展開します。
カラーアルマイト加工はテレビ【 カンブリア宮殿 】でも紹介され、
数々の賞を受賞されてる福井県の【 三和メッキ工業 】様
( https://www.sanwa-p.co.jp/ ) に御協力頂いてます。
■ 仕様
●カードケースフロントフレーム:アルミ合金 超々ジュラルミン A7075材
●カードケースリアパネル:花梨・タガヤサン・ブビンガ(天然無垢木材)
●取り付けネジ:ステンレススチール製
●カードケースフロントフレーム:カラーアルマイト処理
(シルバーは素材自身の色になります。)
●最大カード5枚収納可能
(マネークリップまたはフラットプレートご使用時は4枚収納可能)
*板目や色目は座卓の脚に使用されてた4本は似た物になりますが、
座卓が変わりますと板目や色目は全く違ったり致します。
*今回のリターンにマネークリップやフラットプレートのセット品はありませんが、
HN-WORKSのネットショップ
(https://hnworks.thebase.in)にてお買い求め頂けます。
■ カードケースサイズ
●95mm x 69mm x 厚さ 7.5mm
(フロントフレーム : 3.5mm、リア製木製パネル:4mm)
●重さ:17g(リアパネルの素材によって、多少前後いたします。
マネークリップ、フラットプレートは含みません。)
■ HN-WORKSとは
HN-WORKS は、(有)高信金型製作所のモノ作りブランド。
HN-WORKS は、一つの分野に留まらず、あらゆるモノ作りに積極的に取り組みます。
モノ作りのベースになっているのは40数年の金型製造で培った加工技術と、
自分で言うのもなんですが
生まれ持ったモノ作りのセンスと、モノ作りに取り組む姿勢です。
ご依頼主の方が納得して頂くのは大前提ですが、
自身が納得の行くモノに仕上がるまでトコトン拘ります。
社内設備で出来ないものに関しましては
信頼のおける社外のメーカーさんに依頼いたしますが、
企画・デザイン・設計・製作に至るまで全ての工程を私自身一人で行います。
一般的には『企画・デザイン』・『設計』・『製作』と、
分業制になってることが多いです。
どんなに緻密な計画をもってしても、分業にすることで伝達漏れや、
100%正確に伝えられないと言うリスクがあります。
モノ作りのみならず一番重要な『責任』が、
分業化によって失われてしまう事もあります。
一人でなら・・・。
完成までには膨大な作業量にはなりますが、
誰に責任を転嫁することなくモノ作りに徹する事が出来ます。
このようなHN-WORKS のモノ作りへの拘りを、
お手に取って少しでも感じて頂けたら嬉しいです。
■ プロジェクト責任者・高橋 広史(タカハシ ヒロシ)のプロフィール
●1954年4月6日、名古屋生まれ。
●1973年、名古屋市立工芸高等学校 デザイン科卒業
●同年、高信金型製作所(後に(有)高信金型製作所)に入社
●主にインジェクション成型用金型製作、特殊ブロー金型製作を多数手掛ける
●早い段階から自動化を進め、
工作機7台(NCフライス盤6台、NC型彫り放電加工機1台)を稼働
その自動加工の合間に試作立ち合いや打ち合わせ、
加工プログラムの作成などをこなす。
●1995年、代表取締役に就任
●2016年、HN-WORKSブランドで、DESIGN FESTA Vol.46 初出店
●2018年、プラスチック容器&ケースの製造・開発大手メーカー、
本多プラス株式会社様と技術顧問契約を結ぶ
●2020年、コロナ禍の影響で、本多プラス株式会社様と技術顧問契約終了
●2020年、Mkuakeよりクラウドファンディングをローンチ
●2021年、Kickstarterより海外向けにクラウドファンディングをローンチ
●2022年、Kickstarterより海外向けクラウドファンディング第2弾をローンチ
●2023年1月、CAMPFIREよりクラウドファンディングをローンチ
●2023年1月、HN-WORKS のホームページ開設
https://hnworks.wixsite.com/hn-works
■ ご支援下さる前に
●リアパネルは自然素材(廃棄木材)のため、
同じ材質でも色目や板目が違い同じものは2つとありません。
●リアパネルは自然素材(廃棄木材)のため、
節や小さな穴が開いてる場合があります。
●機能を損なうような場合を除き、
それもそれぞれの個性と受け取って頂けたらと思います。
●リアパネルは木材ですので通常の御使用で割れたりはしませんが、
落としたり踏んでしまったりすると割れてしまう事があります。
●カードケースには、
限度枚数までのカード(基本5枚、金属プレートご利用時は4枚)
を挿入してのご利用を推奨いたします。
●アルマイト加工は耐久性の高い酸化被膜ですが、
硬い物にぶつけたり長年の御使用で被膜が剥がれる場合があります。
●本カードケースに交通系ICカードを入れたままでご利用になる場合、
読み取り機によっては改札を通れない場合があります。
●その際は交通系ICカードケースを、
カードケースより 2/3 程度引き出して改札をお通り下さい。
●カードケースの仕様は予告なく変更する場合がありますので、ご了承下さい。
●マネークリッププレートやフラットプレートをご利用の場合は、
プレートが金属のため交通系ICカードを入れたままで改札を通る事が出来ません。
●その際は交通系ICカードを2/3 程度引き出すか、
一旦カードをケースから取り出して改札をお通り下さい。
■ プロジェクトスケジュール
●2023年1月9日 プロジェクトスタート
●2023年3月16日 プロジェクト終了
●2023年10月下旬 リターン順次発送開始予定
■ 特定商取引法に関する記載
●販売事業者名: 有限会社 高信金型製作所
●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:高橋 広史
●事業者の住所/所在地:〒468-0045 愛知県名古屋市天白区野並2‐28
●事業者の連絡先:TEL: 052-895-6337 / FAX : 03-6893-7827
/ Mail: metal.lace.japon@gmail.com
●リターン価格:各リターン記載の通り
商品内容についてはリターン欄記載の通り
●送料:リターン価格に送料込み
●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり
●支払い方法:CAMPFIREの決済手段に準ずる
(詳細は:https://help.camp-fire.jp/hc/ja/articles/234485888)
●支払い時期:当プロジェクトは「All-in型」の為、
目標達成の如何に問わず、ご契約が成立しリターンをお届けします
その為、お申込みと同時にご利用の決済方法に準じてご請求となります
●引渡し時期: 各リターン詳細に記載の発送予定月を引き渡し時期とします
但し、開発・生産状況によって遅れが生じる場合がありますので、
その際は当プロジェクトページ内の「活動報告」
または購入者へのメール等で連絡します。
●キャンセル・返品: 当プロジェクトは「All-in型」の為、
お申込み完了をもって契約が成立いたします。
その為、お客様都合による返品・キャンセルはできませんのでご注意ください。
尚、製品到着後に破損や初期不良がある場合には交換させていただきますので
「メッセージで意見や問い合わせを送る」から、
または納品書記載の連絡先までお問い合わせください。
●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、
共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
最新の活動報告
もっと見る明日が最終日
2023/03/15 21:27いよいよ明日でクラウドファンディングは終了です。長期に渡りご覧頂きありがとうございました。閲覧数がご支援者数に結び付きませんでしたか、沢山の方々に興味を持って頂きプロジェクトページを閲覧して下さったので、とても嬉しいです。このリターンの良さは映像でお伝えする事は難しく、やはり実際に手に取ってカードの出し入れをして頂かないと良さは伝わらないですね。今回ご縁があって、5月中旬に全国展開されてる書店様の名古屋市内1店舗の文具雑貨コーナーでお取り扱いをして頂く事が決まりました。何事も行動にうつすことの大切さを実感した期間でした。色々と体験させて頂きありがとうございました。残り1日となりましたが、最後まで応援をよろしくお願いいたします。 もっと見る新聞掲載
2023/03/09 21:29本日発行の中部経済新聞様の朝刊に掲載して頂きました。中日新聞販売店で購入出来るとのことでしたので買いに出掛けましたが、購読数分しか入荷してなくて、直接紙面掲載を見るのは明日に持ち越し。しかし中部経済新聞社ホームページの、『最新主要記事』の名古屋ニュースで紹介されてました。記者さんにお礼のメッセージを入れると、『今回の記事に書き切れなかった内容があるので、改めて記事を執筆させて頂ければと考えて居ります』と、めちゃくちゃ嬉しいお言葉を頂きました。今のところ広告の勧誘と地方銀行からの営業訪問があり、メディアの影響の大きさを感じてます。明日以降、良い話が舞い込む気がしてワクワクです。クラウドファンディングも残すところ7日となりました。引き続き、ご支援&応援をよろしくお願いいたします。 もっと見る初メディア掲載
2023/02/27 16:14先日取材を受けた日刊工業新聞社さんの本日発行の新聞に、ハイブリッドカードケースの記事が掲載されました! もっと見る
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