こんにちは! ダイバーシティ工房で中退予防事業部のマネージャーをつとめ、現在育休中の工藤です。活動報告をご覧いただき、ありがとうございます。
(写真左がわたしです)
「にじいろおうちえん」で働く保育士や関わる人々が、このクラウドファンディングへの思いや園で働くに至った理由をお届けするシリーズの2回目です。
ぜひ読んでいただき、応援するかどうか決めて頂けると嬉しいです!
まさか24歳で子どもを持つとは! ドツボにはまっていた妊娠期。
先月息子を出産し、現在は育休中です。息子は、最近、少しずつ目が合うようになってきて、ますます可愛いさが増しています。ゲップさせる時に顔が豚まんのようになるのすら可愛いです。
昔から、いつか子どもがほしいなぁと思っていたけれど、思った以上に早く授かったこともあって、妊娠6ヶ月頃までは嬉しさよりも戸惑いや不安の方が断然大きかったです。
つわりが酷く予想外に仕事を長期間休むことにもなってしまい、平日一人で家にいるが多くなりました。
思考がどんどんネガティヴになり、小さなことで自己嫌悪になってはしょっちゅう泣いて、泣いたことでまた自己嫌悪になって…を繰り返していました。ほんと、1日に何回泣くんだって感じで(笑)
働けなくて職場に迷惑をかけていること、一日中家にいるのにつわりで体調が悪くて家のことも何もできないこと。
ただベッドで寝て何もできない状態で、自分の存在意義なんて感じられなくなり、誰とも話せないことも大きなストレスでした。
今はこんなふうに冷静に捉えられるけど「ドツボにはまってる時に自分から誰かに助けを求めるのって相当難しいことだなぁ」と改めて思います。
「独り」になることの怖さ、共感してもらえることの心強さ
あっという間に妊娠期間が過ぎて、予定日の1週間前に息子は無事に産まれてきてくれました。
あんなに必死だったのに、「私が産んだ」というより「産まれてきてくれた」という感覚になったのが不思議です。
と同時に、生後2週目くらいでそんな我が子に激しく嫉妬するという事態が起きました(笑)
たしかに、「産まれてきてくれた」という想いは強いけれど、息子と一緒に私だって必死こいたわけで。なのになんだかみんな息子にばかり構っていて、私のことは二の次で。
そんなことはないと頭では分かっていても、感情が追いつかなくてつい夫にぶつけてしまいました。
そんな時に、友人や知人から「大変だったね」「お疲れ様」「すごいね、頑張ったね」という声をかけてもらえたのが、ものすごーく嬉しくて。
あれこれ言うのではなくて、私の感情をただただ受け止めて共感してもらえることで、こんなに気持ちが穏やかになるんだなぁと思いました。
その一言だけで私のトゲトゲした心は十分救われました。
今回の経験で「『独り』になることの怖さ」や「自分に共感してくれる人がいることのありがたさ」を強く実感したわけですが、そんな私がいまとても楽しみにしていることがあります。
「にじいろおうちえん」で人とつながりあって子育てをしていくのが楽しみ!
私が楽しみにしていること。それは、保育園です!
生後半年経つ8月頃から仕事復帰する予定でいます。が、私がいま住んでいる江戸川区では、年度の途中から0歳児を預けられる見込みはほぼゼロ。
待機児童問題の真っ只中に放り込まれたわけですが、にじいろおうちえんに預けられることになりました!本当にラッキーで有難いかぎり……。
ただ預け先が確保できたという以上に、この保育園と出会えたことはとっても大きなことだと思っています。
というのも、この保育園にはコミュニティスペースが併設されていて、保育園に通う親子や地域の方がちょっとお茶がてら気軽に交流できたりと、子育て家庭が地域から孤立することを防ぐような工夫がたくさん施されているんです。
保育園を「子育て家庭が初めて出会うコミュニティ」と位置付けて、安心して相談できる、地域の中にある保育園をこんな形で具現化している場所って、まだあんまりないのではと思います。
この保育園だったら、育児の悩みを一人で抱え込まずに、地域のいろんな方とゆるく繋がりあって子育てしていけそう!と、とても楽しみです。
でも「私がラッキーだった」では終わらせたくないと強く思い、今筆をとっています。ぜひ、同じように辛い気持ちや孤独感をかつて感じた方は、ぜひ一緒ににじいろおうちえんを応援しませんか?
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