先日ご報告した苗木の植樹風景を動画にまとめました! 植樹をおこなったトトロの森21号地は葛籠入の森の一画、クロスケの家からも歩いて10分ほどの距離にあります。早稲田大学所沢キャンパスの周りに残るこんもりとした樹林地には、今では貴重になってしまった湿地(トトロの森51号地)も残されています。クロスケの家にお越しの際にはぜひ、葛籠入の森を歩いてみてくださいね。
トトロの森21号地は、ナラ枯れのため萌芽更新を目的に皆伐を行なった森。きれいにぽっかりと開けた場所に切株が点々と見えますね。この場所はある程度の面積で樹木を伐り光が入るようにした萌芽更新エリア です。 樹木は種類により、伐採されると切株から芽を出し再生していくものがあります。萌芽更新とは、この性質を使って森を若返らせること。本来、この萌芽更新により若い木を育てていくのですが、21号地ではナラ枯れの影響か芽の出た株が少なかったのです。そこで、植樹を行うことに。この場所を管理してくださっている地域の協力団体「山田ファーム」さんがこの森のどんぐりを拾い、苗を育ててくださっていました。3年たってすっかり成長したコナラの幼木をこの日、植えていきました。幼稚園児から小学生、所沢高校インターアクトクラブの高校生などさまざまな世代が参加してくれました。穴を掘り、苗木を植え、「大きくなあれ」と水をかけ…。ご支援くださった皆さまとともに、将来のトトロの森を見守ってほしいと願っています。
昨年12月16日から開始したクラウドファンディング。ナラ枯れ木の伐採等についてご理解をいただけるか、心配しながらの開始でしたが、計328人の方から3,515,750円 の温かいご支援をいただくことができました。ご支援をいただきました皆様に心から感謝を申し上げます。初めてトトロの森を知った方々も多くいらっしゃいました。そして、継続的なご支援者の皆様からもたくさん、ご支援いただきました。次々と枯れていくというナラ枯れの被害に悩む日々でしたが、多くの皆様のご支援と、心温まるメッセージ一つひとつに本当に力づけられました。たくさんの方が、身近なみどりとして、散策する雑木林として、こどもたちが自然に触れ合う場として、トトロの森を守ることを応援してくださっていることがわかり、とても嬉しく思っています。 今回のクラウドファンディングでいただいたご支援は、これからの私たちの活動の大きな力となります。重ねて感謝申し上げます。ナラ枯れの拡がりは予断を許さない状況が続いています。対策は待ったなしです。このご支援をしっかりと活動に生かし、いきもの豊かなトトロの森の再生に取り組んでいきます。 いただいたご支援は、3月末日に入金されます。4月1日以降順次、寄付金控除領収書を送付させていただきます。みなさまからのご寄付は今年度のナラ枯れ対策(危険木伐採等)を含むトトロのふるさと基金活動費用に充当させていただきます。この決算報告につきましては、6月末発行の会報にてご紹介させていただきます。会報PDFファイル(年3回)やご報告を順次メールにて送付させていただきますので、お受け取り下さいますようお願い申し上げます。 どうぞ引き続きトトロの森を見守ってくださいますようお願い申し上げます。