まちいくふじかわプロジェクト代表の深澤です。
もともと「本菱」のお米は、
「玉栄」という品種です。
これは大変珍しく、年間で670トンほどしか生産されていません。
みなさんが聞いたことがある「山田錦」は約3万トンです。
桁が違うのです。
当時、なぜ玉栄にしたのかというと、
本菱の地元である富士川町で、
もともと生産されていたからです。
やはり地元の米、地元の水を使いたいですからね。
なんと山梨の酒造好適米は山田錦ではなく、
玉栄だったのです。
いまでこそ、地元の米でつくる日本酒は
増えてきましたが、本菱が復活した2017年当時は、
実はそれほど多くなかったのです。
たった5年前なのに意外ですね。
日本酒は、職人の文化ですから、
全国の特等の山田錦を集めて、
とびきり上等な日本酒をつくる。
長らくそんな文化でした。
玉栄が育つ珍しい県の山梨ですが、
近年では山田錦もしっかり育つようになってきています。
ここ数年でかなりいい山田錦がとれるようになりましたので、
2021年から本菱は「山田錦」が原料米になりました。
このあたりのお話はまた書きますね。
ひとつドラマがあります。
2018〜2020とラベルに書いてある本菱が玉栄の味わいを楽しめるお酒です。
今回は2022と新酒の2023がリターン設定されていますが、
100,000円のリターンはこれまでの本菱も含まれます。
2017と2021はすでに売り切れておりますので、
それ以外の本菱と新酒の2023が入ります。
また個別に昔の本菱を飲みたい!という方。
実はまだ売っています。どうぞこちらから。
https://machiiku.stores.jp/
ぜひたくさんのみなさんのご支援をお待ちしております。