今回、イベントの企画運営に携わっております、
つなぐ、つながるプロジェクト(慶應義塾大学有志団体)の芦田美弥妃と申します!
私たちプロジェクトメンバーは、震災や防災に対する問題意識を持って集まった慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の学生です。
災害大国、日本に生きる者として、3.11の記憶が風化しないよう、そして当時体験したことのない世代へと繋ぐと共に、近い将来起こると予測されている首都直下型地震や南海トラフ地震といった大規模災害に備えて、東日本大震災の教訓を繋ぎ、さらに地域の人々と繋がって防災行動を浸透させていきたいという想いから、「つなぐ、つながるプロジェクト」を立ち上げました。
大事な街も人も思い出も守るために、今を生きる私たちに何ができるのか、震災体験の伝承、教訓や防災の発信活動を行っている釜石の高校生と想いを共有し、伝承活動の一環としてどのような取り組みが出来るかを考えています。
私自身、震災当時は小学校2年生でした。
小田原の海から約3分の場所で、経験したことのない揺れと窓から見える海の違和感、夜中まで防災無線が鳴り続け、国道1号線の車の渋滞でテールランプが赤黒く部屋の中を照らしていて怖かったのをよく覚えています。
それから10年が経ち、高校3年次に新型コロナウイルスの感染拡大を経て喪失感や無念さを味わったことから、当時高校生で東北に居て被災された方々が感じたこと、直面した状況を想像し、震災から10年の節目に東日本大震災に思いを馳せ、語らい、災害についての当事者意識を高めるイベントを開催しました。
SFCで地震学者の大木教授の講義を履修したことや、オーラルヒストリーについて学び、改めて震災の伝承やこれから先より多くの人の命が助かるためにできることを考えたいと思い、活動しています。
先日行われたクラウドファンディング開始記念防災イベントである『釜石×横浜 ー3.11の教訓から私たちの防災を考えるー』では、「3.11の教訓を伝承し、防災行動に繋げる」というテーマで、パネルディスカッションに登壇させていただきました!
YouTubeにアーカイブもございますので、ぜひご覧ください〜!
つなぐ、つながるプロジェクトといたしましては、震災を体験した人や世代と、体験していない世代を繋いでいくために何ができるかを考え、私たち大学生なりの視点を活かしてイベントを企画していきたいと思います。
みなさま、クラウドファンディングへのご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします!