みなさんこんにちは。
今回、企画運営に携わらせていただいています、慶應義塾大学総合政策学部1年、つなぐつながるプロジェクトメンバーの飛川優と申します。
私は東京生まれ東京育ちで、中学校のスタディツアーで初めて東北の太平洋沿岸部を訪れました。当時防災には特段関心はなく、「他人事」のような気持ちで伺った宮城で、地震や津波の恐ろしさ、そして、同じような規模の震災が今後東京で起こるということを学び、いてもたってもいられずに友人と共に防災の活動を始めました。
中高時代は、子供向けの防災動画の作成や、小学校での防災授業の実施などの活動をする傍ら、宮城や岩手に通い、現地の方からさまざまなお話を聞いて参りました。高校1年生の時には、今回横浜にお招きする防災団体「夢団」の活動拠点である釜石にも伺いました。
中高時代の活動で最も感じたことは、東日本大震災の教訓が、なかなか未災地に伝わっていない、そして未災地での防災に生かされていないという現状でした。被災地の教訓から学び、備えることで助けられる命が必ずあるはずです。未災地の私たちは、「東北を忘れない」というメッセージを訴え、風化を憂うだけでなく、「自分ごと」として、私たち自身が教訓を学び、私たち自身の防災に繋げていくことが求められていると強く感じています。
今回の活動を通して、夢団の皆さん、釜石の皆さん、そして神奈川で防災に携わる皆さんと共に、教訓の伝承、そして防災啓発のあるべき姿について模索したいと考えています。
この文章をお読みいただいている皆さんにも、この機会にぜひ、私たちと一緒に、防災や伝承について考えていただけたらと思っております。
プロジェクトへのご支援、また夢団の皆さんの参加する3月のイベントへのご来場、お待ちしております。
よろしくお願いいたします。
つなぐつながるプロジェクト 飛川優