はじめに
こんにちは。このページを開いていただき、ありがとうございます。
私たちはリカバリーカレッジを福岡の地に開校したい!という思いで、2021年に開校しました。その中には精神的なつらさを経験した人、精神科医療や福祉の現場で働いている専門家、大学の研究者などいろいろな人が集まっています。
リカバリーカレッジふくおかを開校し、受講生と運営スタッフが様々な講座の時間を作っていく中で、リカバリーのヒントをえたり、講座の時間を感じることでのリカバリーもそこにあると実感しているところです。リカバリーカレッジふくおかの講座をすすめながらも、全国のリカバリーカレッジに関わる人々との出会い・つながりも広がっています。今回、この全国的なリカバリーカレッジの繋がりを、感じ、育み、楽しみ、共有し、広げていきたいという思いで、リカバリーカレッジの文化祭を福岡で開催します。
全国の方々と共に協力して成功させたいと思い、クラウドファンディングに挑戦することにしました。
リカバリーカレッジ文化祭の目的は
「リカバリーカレッジを日本に広めて、メンタルヘルス文化を変えていくこと」を実現することです。
私たちが考えるメンタルヘルス文化とは、自分がどうなりたいか、どんな人生にしていきたいか、そのために必要なことを自分で選んでやっていくことです。その方法を学び、メンタルヘルスの問題を抱えながらも、自分の人生を創造していく。この方法を少しでも多くの人に広め、学び合う文化を実現していきたいと考えています。
そのために今回私たちが立てた目標は
1.全国のリカバリーカレッジが集まって、活動の意義や課題を共有する
2.多くの人に参加していただき、リカバリーカレッジについて知ってもらう
3.リカバリーに向けた新たな絆を創る
このプロジェクトで実現したいこと
リカバリーカレッジは、13年ほど前に、イギリスで、メンタルヘルスのリカバリーを学びあう場として誕生しました。イギリスでは、2000年から精神保健領域における地域ケアを、医療的な管理ではなく、一人一人が望む生き方ができるように応援するといったリカバリー志向へと意識改革、組織改革をしてきました。その取り組みの一つとしてリカバリーカレッジは始まったのです。多くの賛同を得て、今では、世界22か国、200か所以上に広がっています。
日本で、リカバリーカレッジが取り組まれるようになって、もうすぐ10年になります。この間、全国に10か所以上のリカバリーカレッジが開設されました。 しかし、諸外国とは違って、日本のリカバリーカレッジには国の支援も保障もありません。リカバリーカレッジの理念に共鳴した当事者や精神保健医療福祉領域の専門職たちが、自分の住むエリアで、リバリーカレッジを開校し、ボランティアで細々と取り組んでいるのです。
さらに、リカバリーカレッジ関係者によるネットワークも形になってきました。2021年には、社会福祉法人あすなろ福祉会、リカバリーカレッジOKAYAMAが主催となり、日本財団助成金によってみんなのカレッジ文化祭と称した集いを岡山市で開催することができました。多くのリカバリーカレッジが初めて集い、講座の開講、情報交換などを行い、エンパワーメントな時間を過ごすことができました。
今後も、全国のリカバリーカレッジが集い、協力して、オープンな学びあいの場を創造することを継続していきたいと考えています。そこで、今回は、福岡県は久留米市で、リカバリーカレッジ文化祭を開催いたします!
イベント内容
日時 : 2023年3月25日・26日
場所 : 久留米大学 地域連携センター つながるめ 福岡県久留米市 https://chiikirenkei.wixsite.com/my-site-1
対象者: リカバリーカレッジに関心がある方は、どなたでも参加できます。
(リカバリーカレッジ研修会はリカバリーカレッジ運営もしくは、今から立ち上げたいカレッジの関係者)
主催 : 一般社団法人Lily of the valley
共催 : リカバリーカレッジたちかわ、リカバリーカレッジおおた、リカバリーカレッジ名古屋
リカバリーカレッジneyagawa.R、リカバリーカレッジKOBE、リカバリーカレッジOKAYAMA
リカバリーカレッジ高知、リカバリーカレッジSAGA、リカバリーカレッジふくおか
イベント概要
リカバリーカレッジの研修会
リカバリーカレッジの運営に関わっている方や今からリカバリーカレッジを立ち上げたいと思っている方を対象に
リカバリーカレッジの運営・講座作り・フィディリティ・助成金に纏わる事などの研修を行う。
全国リカバリーカレッジ文化祭(みんなのカレッジ)
・各カレッジ講座 オンライン4講座 対面4講座の実施予定
・各カレッジの紹介 会場とオンラインでのハイブリットでの実施予定
・シンポジウム 会場とオンラインでのハイブリットでの実施予定 など
プロジェクトを通して実現したい変化
全国のリカバリーカレッジが集い、リカバリーカレッジ文化祭を行うことで、リカバリーカレッジの認知度が高まることを期待しています。リカバリーカレッジが大切にしている理念は、圧倒される経験やその経験から得た知恵を含めて、誰もが一人の人として尊重されることであり、自分のために自分がしてあげられることを、自分で決めて、学びあうというものです。そのような学びあいの場を、精神保健医療福祉領域のサービス利用者とサービス提供者などが対等に、共同して、創造していくのです。対極にある立場の者が対等な関係で創造していく場所は、精神保健医療にも福祉サービスにもありません。
リカバリーカレッジ文化祭を開催することで、「リカバリーカレッジに行ってみたい」「リカバリーカレッジをやりたい」という方々が増えること、そして共同創造に基づく学びの場が日本に増えるのではないかと信じています。それが、私たちの実現したい未来です。
応援メッセージ
リカバリーカレッジは精神疾患を持つ人だけのものではなく、多様な立場の人がつながり、お互いの経験から学び合い、クリエイティブな生き方を創造する場です。2009年に英国で発祥したカレッジが日本にも10か所以上存在しています。今回は日本国内のカレッジが集まり、文化祭を開催されます。日本の精神保健医療福祉の文化を変える大きな力になることでしょう。
このカレッジの魅力は、学びを通して仲間ができることです。仲間を通して自分の新たな発見につながり、エネルギーが沸き、ポジティブな気持ちになります。一人では実現できなかった思いを仲間の力で具体的な形にしていくこともできます。カレッジに参加して希望に向かって一歩踏み出しましょう。皆様、今回の文化祭開催に、ぜひ応援をよろしくお願いします。
来たる令和5年3月に福岡県久留米市で、第2回のリカバリーカレッジ文化祭が行われます。英国で始まったリカバリーカレッジはヨーロッパや日本で先駆的に始まった、当事者や専門職が主体的に学ぶことでリカバリーを目指す実践的な取り組みです。
私は精神医学を専門とする医師ですが、これまでリカバリーについて学んできたことの多くは学術専門誌でも教科書でもなく、当事者からの教えによるものです。リカバリーカレッジには新しい学び、発見、気づきがあふれています。
文化祭の時期、例年なら久留米は桜が満開の頃です。筑後川の堤防には菜の花も咲き誇っています。1日や2日では味わい尽くせない財布に優しいグルメの街でもあります。是非、久留米の文化祭にお集まりいただいて、目で舌で、そして心で愉しんでいただけることを願っています。皆様、文化際の成功させるためにご協力お願いします。
私は、日常生活の中で、助けを求めている方々は、私たちが思っている以上にたくさんいらっしゃると感じています。日常生活の中で一人では解決できないことや乗り越えていけないことは、身近にあると思います。
そんな時に気楽に行けて、多くのヒントを得られる、そして気持ちが楽になる、そんな場がリカバリーカレッジだと思います。このような場が、もっと広く認知されて、必要な方たちに届くといいなと感じています。
私は、リカバリーカレッジの教室になる松水庵という場所をお貸しすることでお役に立てて何よりです。
この度は、全国のカレッジが集まるとのことで、応援しております。御覧の皆様も、是非この活動にご協力と応援をお願いいたします。
リカバリーカレッジは、誰でも参加できる学びの場です。
こころの健康に不調のある人もない人も、自分の力や可能性に気付き、未来や希望をひらいていく。
そんな場を目指し、精神健康の困難を経験した人やその家族、精神保健福祉の支援に携わってきた人々が力を合わせて
日本の各地でリカバリーカレッジを開講しています。
しかし、どのリカバリーカレッジも、関わる人がほぼボランティアベースで活動しておりリカバリーカレッジに
携わる人への謝金や研修費用を支出することが出来ない状態です。
そのような、各地でリカバリーカレッジの実践に取り組んでいる人々が、地域の人々のよりよい学びの場となるような
実践を重ねていけるよう、集まって情報を共有し、切磋琢磨する、そんな企画にご支援をいただければ幸いです。
リカバリーカレッジはとても大切な取り組みです。活動を拠点としている東京都大田区では、2019年からリカバリーカレッジおおたという取り組みがスタートしました。新型コロナウィルスの影響下で、対面での実施が困難となりオンラインでの企画実施が多くなってしまいました。初めての取り組みで不安も募りましたが、ほかの地域で取り組む各地のリカバリーカレッジのメンバーが数多く参加してくれて、エールをたくさん寄せてくれました。このことに私たちはとても勇気づけられました。昨年、リカバリーカレッジ文化祭が岡山で開催された際には全国から各地の運営メンバーが集いました。そこでも大いに刺激をもらうことができました。各地のリカバリーカレッジの関係者がつながり、直接顔を合わせる機会を今後も継続して行えるとよいと思います。立場を越えた共同創造がもっともっと広がりますよう、ぜひみなさんの力をお貸しください。
資金の使い道
リカバリーカレッジ文化祭2023 クラウドファンディング金額詳細
目標金額 : 100万円!
広報費 5万円
交通費 44万円
運営費 20万円
返礼品費 15万円
返礼品送料 5万円
雑費 1万円
手数料 約10万円(9%+税)
合計 100万円
実施スケジュール
予定
12月下旬 クラファン開始
1月上旬 広報開始
2月 1日 一般参加者予約開始
3月上旬~ クラファン発送開始
3月25日 リカバリーカレッジ研修
3月26日 リカバリーカレッジ文化祭
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
主催者から
「もし、あの暗闇の中でもがいていたときに、リカバリーカレッジがあって、手を伸ばすことができていたら、どんなに楽だったろう」という声が、リカバリーカレッジの立ち上げの原動力でした。今は、「自分の心の声に耳を傾けるようになった」「病気をしても豊かな人生を送れることを体感した」といった多くの声が、リカバリーカレッジふくおかを支える糧となっています。
リカバリーカレッジふくおかを、そして今回はリカバリーカレッジ文化祭を久留米で共に創造できることは心からの喜びです。必要な方にリカバリーカレッジの情報が届きますように、リカバリーカレッジを一緒にやってくれる仲間や賛同してくださる方にもっともっと出会えますように、そして安心して自分でいられる場を共に創造していけますようにと願いを込めて、リカバリーカレッジ文化祭を開催します。
みなさまの応援の声は、リカバリーカレッジ文化祭のかけがえのない源泉です。応援、どうぞよろしくお願いします。
代表挨拶
いつも私たちの活動を見守って下さる皆さま、いつもありがとうございます!
初めて私たちのプロジェクトを知って関心をお寄せいただいた皆さま、ありがとうございます!リカバリーカレッジふくおかを運営している、一般社団法人Lily of the valley代表の市川泉です。
昨年初挑戦したCAMPFIREでのクラウドファンディングでは、多くの方の応援を頂き、おかげさまで2021年9月、念願の『リカバリーカレッジふくおか』を開校することが出来ました。この場をお借りして改めて感謝申しあげます。2回目のチャレンジとなる今回は、日本のリカバリーカレッジの可能性を大きく秘めた文化祭の実現です。このプロジェクトには「文化祭を通して、リカバリーカレッジを知るきっかけになってほしい」という想いもあります。ぜひ、全国のリカバリーカレッジの仲間が推すリターンを機に、リカバリーカレッジ文化祭にご参加下さい!
私たちが目指すメンタルヘルスにおけるリカバリーの旅を、このチャレンジを応援して頂けると嬉しいです。よろしくお願いします!
プロジェクトを立ち上げた団体
一般社団法人Lily of the valley
本法人は、メンタルヘルスにおけるリカバリーおよびウェルビーングに寄与することを目的に
2021年設立しました。精神疾患に罹患した人々に対するメンタルヘルスのリカバリーの促進、および一般市民のメンタルヘルスの向上に貢献するために、リカバリーカレッジを開校しています。
開校するにあたっては、クラウドファンドによる温かい応援を頂きました。おかげさまでリカバリーカレッジふくおかは、2021年度秋学期に続き、2022度は夏学期、冬学期を開講することができました。そして、私たちは新たな取り組みとして、ふくおかで全国リカバリーカレッジ文化祭を開催します。リカバリーカレッジ文化祭が成功するよう、今回は、共に行う全国のリカバリーカレッジの仲間とともに、クラウドファンディングに挑戦いたします。よろしくお願いします。
ホームページ https://www.lilyfukuoka.com/
これまでの活動
1.研修会
IMR(Illness Management and Recovery 疾患管理とリカバリー)研修会
2022.5の実施 2023.2も実施予定
精神疾患をもつ人が症状を自己管理し自分自身のリカバリーを実現するために、役立つ情報や方法を獲得することを目的とした心理社会的介入プログラムです。
URL https://imr-by-lily.peatix.com
リカバリーカレッジラボ
2020.3~現在
全国の仲間とリカバリーカレッジに関する勉強会を開催しています。リカバリーカレッジの経験があってもなくても、リカバリーカレッジをよく知らない方もリカバリーカレッジに関心を持っている方がだれでも参加することができ、その時々の思いを語り合いながら、学んでいます。全国の方とお話ができて楽しい会でもあります。
リカバリーカレッジふくおか運営
2021開講 現在継続中
リカバリーカレッジはふくおかは、ご自身のリカバリーに役立つことを学ぶ場で、学びたいと思う方は誰でも利用できます。この2年間で72名の方が参加されました。
受講後のアンケートでは、自分のリカバリーに役立ったと答えた方は93.4%、講師や受講生の話が参考になったと答えた方は96.3%と満足度の高いものになっています。
ホームページ :https://www.rcfukuoka.com/
最新の活動報告
もっと見るリカバリーカレッジ文化祭のご報告
2023/04/12 16:39皆様にご支援いただきました、リカバリーカレッジ文化祭のご報告です。 3月25、26日のリカバリーカレッジ文化祭を皆さまのご支援、ご声援のおかげで、無事開催できました。 25日は全国のカレッジから集まったスタッフに向けての、公益社団法人キリン福祉財団 参与事業部長の太田 健様に「助成金申請の虎の巻教えます!」の公演をいただきました。私たちリカバリーカレッジはなんの後だてもななくほぼ、ボランテイアベースで運営しているので、私たちが一番興味のある、助成金やそのほかお金に関する事細かな説明で、とても身のある公演をいただきました。 その後リカバリーカレッジのフェディリティに関する研修(リカバリーカレッジを運営していく基準)を行い、各カレッジ、地域に分かれ自分のカレッジの運営がしっかりなされているのか?、各グループで見つめ直す時間をとり、特にリカバリーカレッジではコ・プロダクション、いわゆる当事者と専門職が共同で運営、講座づくりなどするのですが、ここに参加者の意見や要望などを積極的に取り込んで本当に必要とされてることを学び、その過程での交流やコミュニケーション自体も学びの一環であるので、フェディティに沿ってしっかり運営がなされているのか?振り返る機会が全国のカレッジで行えるのは非常に重要な研修となりました。 そして、26日リカバリーカレッジ文化祭、当日、会場参加者、50名、オンライン参加者39名スタッフが、会場オンライン合わせて30名ほどおりましたので全体で約120名での開催となりました。当日は晴天に恵まれ会場内は盛り上がりを見せていました。多少のトラブルはありましたが、無事、9講座その他アクティビテーも行うことができました。これ以上文書では伝えることができませんので、当日の様子を動画にまめていますのでこちらをご覧ください。 改めまして皆さまのご支援を頂かないとこのリカバリーカレッジ文化祭は成り立ちませんでした、そして、全国のリカバリーカレッジが年に一度集まり、各スタッフのモチベーションの向上とリカバリーカレッジの啓発の機会になっております。リカバリーカレッジ文化祭にご支援いただきありがとうございました、皆様には感謝の言葉しかございません。ありがとうございました。リカバリーカレッジ文化祭運営スタッフ一同リカバリーカレッジふくおかスタッフ一同一般社団法人 Lily of the valley もっと見る
皆さまのご支援、ありがとうございました。
2023/02/05 11:59第2回リカバリーカレッジ文化祭にご支援いただいた皆さま、誠にありがとうございました。今回クラウドファンディングは未達に終わりましたが、78名の支援者さまからのご支援頂きました。皆様からのご支援をもとに、3月26日のリカバリーカレッジ文化祭を盛り上げていきたいと思います。文化祭のプログラムもほぼ決まり、今から参加者への広報活動に移っていきます。当日プログラムの講座は、久留米会場での対面、Zoom、ハイブリットで行います、全国のリカバリーカレッジからの選りすぐりの講座になってます。なにより、リカバリーカレッジのよさを1人でも多くの方に伝わるような、すばらい文化祭にいたします。引き続き、活動内容をこちらでお伝えいたします、今後も引き続き応援の程よしくお願いします。 第2回リカバリーカレッジ文化祭運営 馬渡春彦 もっと見る
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