青空を見る機会が少なくなった今日この頃。
どうも、視覚ラボ店主の松原です。
3月からクラファンリターン品での悩み相談がはじまっています。
相談内容は、、、
・眼精疲労
・ドライアイ
・頭痛
・子供の視力低下
・めまい
etc…
今日は、近年問題視されている
『子供の視力低下』
これについての回答を皆様にシェアさせていただきます。
実際にお店でも子供の視力低下について
多くの相談を受けています。
・就学前検診でC判定…
・メガネを作るたびに子供の視力が進んでいる…
・子供の視力が急激に低下した…
・片目だけ視力が落ちてきた…
などなど。
お母様から、
『これ以上、子供の視力が低下することがとても心配になってます。』
と、よく相談を受けます。
しかし、子供の視力低下についてはそこまで悲観的にならなくても大丈夫です。
むしろ、
『よかったね!』
『すごいね!』
って子どもを褒めてあげて下さい。
この人は何を言っているんだ!って思うかもしれませんが…
子供のうちは安心して下さい!
視力低下になる子供は
ちゃんと環境に適応しているので大丈夫です。
視力低下(近視)は『防衛本能』であって
あなたの子供の体を守ってくれているのです。
近視を悪物扱いするのはやめて
人間には、生き残るための環境適応力が備わっています。
北極海に浮かぶ氷原に生息するホッキョクグマは
雪氷の中でアザラシに近づくため(生き残るため)に白(保護色)を選択したように…
子供の近視(視力低下)も
身体にかかるストレスを分散する(生き残る)ための環境適応力です。
近年、スマホやパソコンの普及によって
子供達のコミュニケーションツールの場が遠くから近くへと移行してきています。
僕の子供時代は、休みの日には
青空の下で友達とかけっこしたり…
ボール遊びをしたり…
とコミュニケーションの場は外にありました。
最近の子供達はどうでしょうか…?
・陽の当たらない部屋で友達とゲームやスマホ…
・食事中でもゲームやスマホ…
また、車内やお風呂で動画を見ている子供もいるみたいですね。
このように青空の下で遊ぶ子供達を見かける機会が
最近は減ってきているような気がします。
つまり子供の視力低下は
コミュニケーションツールの変化が関係していると思っています。
ゲームやスマホといった近くを長く見続ける環境が…
子供の視力低下を引き起こし
自分の身を守るために環境に適応しようと
”遠くの視力を犠牲にして近視なることを選択したのです。”
視力低下は、子供でも誰のせいでもなく
環境に適応したあらわれで、進化の過程と言ってもいいでしょう。
なので近視(視力低下)を悪物扱いするのではなく
自身の体を守ってくれている防衛機能と思えば
そこまで悲観的にならずにすむのではないでしょうか。
近視(視力低下)は進化であって
本当は人間にとって、己の身を守ってくれている尊い存在なのかもしれません。
ただ、気をつけたいことは…
『近視は近くを見る専用の眼』
だということです。
”進化に逆らうことでどんな落とし穴が待っているのか…”
次回はこのことについてお話しさせて頂きます!
ありがとうございました。
視覚ラボ 松原竹彦