いつものように運河でご飯をあげていたら、見かけない白とオレンジの猫がいました。なんかお腹が大きい気がする。どこから来たのか、それとも捨てられたのか?
数日様子を見ていましたが、やはり妊娠しているようです。そのママさんは私の足元に擦り寄って来て、“どうしよう…”と言っているようです。きっと人に飼われていた猫ちゃんなのでこれからこの厳しい環境下で出産も経験し、他の猫達と上手く暮らしていけるか不安です。
行くと必ず困ったようにその場所に座っています。そこでオアフ島の猫好きな人たちのサイトで質問したところ、モールに近いNPOの代表者がその母猫を人工中絶はしないといけないですが、そのあとはうちで将来の引き取り先を探猫カフェにて預かってくれるという事になりました。(この猫カフェには毎週土曜の朝8:30から約2時間程度、猫砂掃除やご飯を上げたりしてボランティやっているのでその恩恵に預かれたかもしれません)
猫カフェにおいてもらえる猫は、かなりラッキーです。ママさんがフレンドリーだった事も幸いしました。
人工的な中絶手術をする事には、かなり悩みます。人間が勝手そういう判断をしてしまってもいいのか。 その猫好きな人のサイトでも、子猫を殺さないで!というご批判もありました。
でも今オアフ島では、”Pregnant Spay”と言って、お腹が大きい母猫に避妊手術を行い、赤ちゃんが産まれないようにする事もよく聞きます。
私はこのママさん猫が、子供達を産んだ後で、なかなかご飯にありつけず、そして産まれて来た赤ちゃんもノミで目を無くしたり、マングースに引っ張られて亡くなったりを考えて人工的な中絶を判断しました。
手術も終えて、土曜日にキャットカフェの行ってそのママさんを探すと、少し大きくなった子猫達とケージに入っていました。隣のケージにいる母猫の子猫が少し大きくなり、その母猫の子供達の数匹をこのママさん面倒を見てもらう事にしたと説明がありました。
“このママは本当に子猫が大好きでよく世話をしてくれます!”と話がありました。
白とオレンジのママ猫の手術に関して手伝ってくれたCATFRIENDには$30ドルをお礼として寄付しました。