こんにちは!
大学生によるフィッシュ&チップス屋”芋とさかな”です!
私たちは、”フィッシュ&チップス”のおいしさを伝えるため、”ルッキズム”で簡単に捨てられているじゃがいもを救うため、プラスチック多用による環境問題を少しでも食い止めるために開店を決意しました。
「イギリス料理でしょ?おいしくないイメージがあるな」
「フィッシュ&チップスはおいしくない!」
”フィッシュ&チップス”と聞いた時、みなさんはこのように思ったのではないでしょうか?
かくいう私たちも、わずか半年前まではこのように思っていましたが、留学先のカナダで食べた本場のフィッシュ&チップスは、それまでの「フィッシュ&チップスはおいしくない!」という固定概念を一瞬でぶちこわすどころか、おいしすぎて感動してしまうほどでした。
しかし、日本ではフィッシュ&チップスの食べることのできる機会が少ないせいか、私たちがフィッシュ&チップス屋を開くことを知ると、「美味しくないでしょ?唐揚げの方が売れるよ、知らないの?」とプロジェクト自体を否定してくる方もいました。
そのような負のイメージを持っている方にもフィッシュ&チップスのおいしさを知り、感動してほしいと思い、私たちは開店を決意しました。
では、少し長くなりますが、”芋とさかな”を創業した私たちの想いとこだわりの商品について、お読みいただけると幸いです。
【目次】
1. フィッシュ&チップスってなに?
2. じゃがいものルッキズムって?
3. なるべくプラスチックは使いません!
4. 開店のきっかけの地 カナダ・ビクトリアにて
5. 資金の使い道について
6. 予定スケジュール
7. リターンについて
8. 私たちがやる意味
前述した様に、日本でフィッシュ&チップスを食べられる場所はほんとうに限られているので、「おいしくない」というイメージが固定化されてしまうのは仕方ないのかもしれません。
「日本ではまだまだ広まっていないフィッシュ&チップスを日本でも広めたい!」
私たちのプロジェクトはこの思いから始まりました。
そこで、私たちのプロジェクトに関心を持っていただき、快くご支援いただくためにも、まずはフィッシュ&チップスについてご説明します!
私たちがフィッシュ&チップスと出会ったのは、留学で行ったカナダでしたが、もともとはイギリス料理にあたります。
イギリスの文化が流入している多くの国では、広く食べられているため、フィッシュ&チップスは世界の様々なところで食べられている、いわば「地球を代表する料理」になります。
材料はその名の通り、フィッシュとチップス。
つまり、魚と芋を使います。
使用される魚はタラなどの白身魚や鮭など幅広く、芋も切り方が異なり、添えられているソースも国・地域・お店によって様々です。
その、フィッシュ&チップスに私たちはカナダで出会いました。
カナダで食べた本場のフィッシュ&チップスは私たちの想像をはるかに超えたおいしさで、そこでの大きな感動は今でもプロジェクトを進める原動力となっています。
おいしさを言葉で表すことは、私の文章力では不可能です。
私たちが作る、本場のフィッシュ&チップスをたくさんの方々に味わっていただくためにも、ぜひご支援をよろしくお願いいたします。
”ルッキズム”
みなさんはこの言葉をご存じでしょうか?
ルッキズムとは、一般的に「外見至上主義、外見で人を判断・差別する思想」を意味します。
これは通常、人に対して使われる表現ですが、その被害をフィッシュ&チップスをつくるうえで欠かすことのできない食材である「じゃがいも」が大きく受けています。
じゃがいもがルッキズムの被害を受けているということはつまり、「味は普通のものと変わりなくても、見た目が少し変わっているものは捨てられてしまう」ということです。
たとえ味がおいしくても、少しだけ小さかったり形がいびつだったりするだけで、そのじゃがいもは食べ物から捨てるものとなってしまいます。
じゃがいもに関わらず、ルッキズムの被害を受けた、すなわち「規格外」とされた農作物は日本国内で収穫される農作物全体の約20%にあたり、そのすべてが廃棄されてしまっています。
この「規格外」の現状は、現在世界で最も解決するべき課題の一つであるフードロス問題の広がりに拍車をかけています。
フィッシュ&チップス屋の開店を決意し、どのように材料を調達するかリサーチを進めていた時、私たちにとって欠かすことのできないじゃがいもが、「見た目が悪い」という理由だけで捨てられていることを知り、フィッシュ&チップスを一人でも多くの日本の方々に届けることだけでなく、フードロス問題の解決にも取り組むことを決めました。
幸い、私たちの意思に賛同していただき規格外のじゃがいもを提供いただける方を見つけ、その方からいただいた「見た目」を理由に普通なら捨てられてしまうじゃがいもをつかったチップスとポタージュを私たちは提供します。
大きさは大小さまざまであるため仕込みに時間がかかり、提供するサイズにも多少のばらつきが発生するかもしれません。
しかし、先ほどから何度も明記しているように味は普通のじゃがいもです。
私たちの商品を食べることによって、食べ物を見た目で判断し、「規格外」として廃棄することが、どれほど大きな問題なのかを知っていただければと思います。
2月18・19日に実施したプレオープンでは、約8kgの廃棄予定だったじゃがいもを使用し、お客様に提供させていただく事ができました!
フードロスと同じくらい近年注目されている社会問題として、プラスチック多用による環境破壊があります。
プラスチックが引き起こす環境問題は、
・燃やすときに発生する温室効果ガスによる地球温暖化の助長
・原料である石油資源の大量消費に伴う資源の枯渇
・海へ廃棄されたプラスチックが流出することによる海洋汚染
など多岐にわたります。
私たちが留学先として訪れ、「芋とさかな」開店のきっかけの地でもある、カナダのビクトリアではプラスチックはほとんど使用されていませんでした。
また、日本も参加国である有害廃棄物の輸送に関する規定を明記するバーゼル条約では、汚れたプラスチックが新たに規制対象に追加され、世界でもプラスチックの使用を抑える動きが進んでいます。
日本でも少しずつプラスチック使用抑制の流れはできていますがその進みはまだまだ遅いです。
私たちは、この環境問題の解決のためにも一役買うべく、使用する皿やコップのほぼすべてを紙・木でつくられたものにします!
この決断は資金的に私たちをさらに苦しめることになりましたが、小さな一歩から変えていかないと本当の課題解決はなされないため、可能な限り地球にやさしい容器で提供させていただきます。
留学先のビクトリアでは、多くの人に出会いました。
60歳の留学生マイク(写真:右後ろ)や朝までラウンジで語り合った韓国人の留学生、ともに学んだ日本人留学生。
出身や年齢、大学など全く違うバックグラウンドを持っていても仲良くなり、今では大切な友達となりました。
そして、私たちが多くの人にそのおいしさを知ってもらいたいと本気で思っているフィッシュアンドチップスともビクトリアで出会いました。
私たちは正直、フィッシュアンドチップスに美味しいイメージを抱いていなかったのですが、カナダの名物を食べたいと思い、お店に向かいました。
1時間ほど並びようやくゲットしたフィッシュ&チップスは私たちの常識を覆すほど美味しかったんです。大袈裟だと思われるかもしれませんが、感動するほど美味しかったです。
日本でもフィッシュ&チップスを食べることができる店はあるものの、その多くが”日本風”にアレンジしたものです。
私たちは、カナダで食べて感動した”本場の味”を限界まで再現したフィッシュ&チップスを提供します!
資金に関しては、基本的には私たちメンバー個人から出資する形で進めており、支出計画を鑑みても今のままでもプロジェクトを実行することは可能な状況です。
しかし、私たちは大学生であるため資金的な余裕があるわけではありません。
また、現時点でもプロジェクトの実行は可能なものの、本当に目的を達成するためには極小規模での出店や2~3回の出店では不十分です。
したがって、皆さまからいただいたご支援は、一部を手数料としてCAMPFIRE様にお支払いした後、フィッシュ&チップスのおいしさを広めるため、廃棄されてしまうじゃがいもを一つでも救うため、環境に配慮した紙などの素材で包装してご提供するために使用させていただきます。
※資金の使い道の概算
試作費:2万円
包装費:5000円
出店当日の材料費+出店費:3万円2500円
人件費:2万3000円
雑費:2500円
手数料:1万7000円
計:10万円
3月15日~ 本オープン
→本オープンは3月15日以降を予定しています。正式な日程は決定し次第、こちらの活動報告、及び芋とさかなのインスタグラム(@imotosakana)にて発表させていただくのでそちらをご確認ください。
具体的な出店場所としては、2月18日・19日にプレオープンを行い、多くのお客様にご来店いただいた「キッツェミサ」さんをはじめ、その他新潟市内の施設での出店も考えており、現在調整中です。
リターンの目玉は、出店した際に提供させていただくフィッシュ&チップスです!
「1000円」ご支援いただけた方には、もれなくご来店時に『芋とさかな~フィッシュ&チップス~ タラ1pc』を無料でご購入いただける「無料券」をメールにて送らせていただきます!
それらに加えて、手紙・メールでのメッセージ、お店でご利用いただける割引券、私たちのインスタグラムにたびたび登場する芋とさかなのキャラクター「フィッチーくん」の待ち受け画像をご用意しています。
手紙でのメッセージについては住所を、無料券やメールでのメッセージ、割引券、待ち受け画像についてはメールアドレスを教えていただく形でのリターン提供となります。
なお、いただいた個人情報につきましてはリターン提供のためにのみ使用させていただきます。
私たちがやる意味って何だろう
冒頭でもお伝えしましたが、私たちは大学生です。
学生の本分はやはり学業。勉強することが仕事です。
また、大きなインパクトを与えることのできるプロジェクトを行えるような資金力や経験、人脈、ノウハウもありません。
では、私がフィッシュ&チップスのお店を開く意味は何なのでしょうか。
それは、私たちが「気づいた」からです。
私たちは、カナダでの留学で、プロジェクトを進める中で、開店の準備をする中で多くのことに「気づき」ました。
フィッシュ&チップスは感動するほどおいしいということ、味は問題ないのに見た目を理由に大量のじゃがいもが廃棄されていること、プラスチックの流出により海が汚染されていることに「気づき」ました。
「気づいた」人には、「気づいた」者の責任を果たす義務があります。
そして、誰かが「気づいた」ことを発信してきたことで今の世の中があると思います。
例えば、書いたものを消せたら便利と「気づいた」人の努力のおかげで消しゴムが生まれたのではないでしょうか。
私たちだけが「気づいた」わけではありませんが、それを発信し一人でも多くの人に知ってもらうことに大きな意味があると思います。
それでも、私たちの資金力や経験などの不足がなくなったわけではありません。
しかし、忙しい合間を縫って週に2回、時には日付が超えた後も、一人でも多くの方々に私たちの思いを届けることのできるお店にするための会議を重ねてきました。
私たちのこの思い、本気度、姿勢を応援していただけると幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
みなさまからのあたたかいご支援、心よりお待ちしております。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る「救われた芋たちのポタージュ」について
2023/03/12 21:32私たちは、作られすぎて余ってしまい通常なら廃棄されてしまっているじゃがいもたちを救うスープを提供しています!!!!「救われた芋たちのポタージュ」は、冬にぴったりなあったかいスープで、レモンピールが効いてさっぱりお召し上がりいただけます。クラウドファンディングで1300円ご支援いただくとフィッシュ&チップスとポタージュのセットの提供券をリターンとして送付させていただきます。今日は「救われた」とはいったいどういうことなのかご紹介します。じゃがいもの世界には「ルッキズム」が存在します。穴があいていたり大きな芽がはえていたりなど、見た目が少し変わっているじゃがいもは、たとえ味に問題がなくても廃棄の対象となってしまうという問題があります。芋に限らず、このような問題は「規格外」と呼ばれており、国内全体で収穫される農作物の約20%が廃棄処分になっています。そんな芋たちを救うために、新潟県では、JAなどの団体が規格外の農作物をB品として販売しており、多くのじゃがいもたちが救われています。しかし、じゃがいもが抱える問題がもう一つ、、、、兼業農家(専業ではなく、本業と平行して農業をしている方)などによって、作りすぎた芋が廃棄されているという現状です。そんな状況に置かれているじゃがいもを私たちは「救い」ます!おいしいスープを飲んで、フードロス問題解決の後押ししませんか??みなさまのご来店お待ちしております!! もっと見る
出店場所が決定いたしました!!!
2023/03/05 22:57芋とさかなの出店場所が決定いたしました!!添付画像の通り、★キラキラマーケット(map: https://goo.gl/maps/6JRJrMFdda8qY2sp6)営業時間:12:00~16:0011日(土) 21日(火)★マキエキマエ(map: https://goo.gl/maps/E92qJQJrDx4HVq64A)営業時間:12:00~17:006日(月) 10日(金) 17日(金)となりました!!!各出店場所ごとに提供するメニューが多少異なりますので、詳しくは当店のインスタグラムアカウント(https://www.instagram.com/imotosakana/) をご覧ください!また、3月25日(土)26日(日)につきましても、現在出店場所を調整中です。こちらも決定し次第報告させていただきます!なお、4月の出店についてはスケジュールなどの理由で見送らせていただくこととなりました。リターンの引換券などは3月中の出店でご使用いただくよう、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。 もっと見る
コメント
もっと見る