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持続可能な教育のための福岡マーチ

 「教師の働き方を良くしたい」という思いを持つ教員や大学生が、博多から天神まで元気に歩きます。見ている人も元気になれるような、楽しい行進を目指します。

現在の支援総額

27,500

55%

目標金額は50,000円

支援者数

10

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/03/11に募集を開始し、 10人の支援により 27,500円の資金を集め、 2023/04/10に募集を終了しました

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持続可能な教育のための福岡マーチ

現在の支援総額

27,500

55%達成

終了

目標金額50,000

支援者数10

このプロジェクトは、2023/03/11に募集を開始し、 10人の支援により 27,500円の資金を集め、 2023/04/10に募集を終了しました

 「教師の働き方を良くしたい」という思いを持つ教員や大学生が、博多から天神まで元気に歩きます。見ている人も元気になれるような、楽しい行進を目指します。

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はじめに

 私たちはFMSEプロジェクト(The FMSE Project with PEACH and students, FMSE: The Fukuoka March for Sustainable Education)です。今回のイベントを成功させるために結成された現職教員と大学生の集まりです。

 PEACH(全国部活動問題エンパワメント)は、教員多忙化の大きな要因である部活動問題の解決を目指して活動している団体です。PEACHからの呼びかけに、教員を目指す福岡や山口の大学生が呼応し、教員の働き方を良くしたいと考える全ての人のためのイベントを企画しました。(部活動問題には限定していません。)

 「働き方改革」が学校現場にもすっかり浸透しましたが、小手先の改善策ばかりでは焼け石に水で、教員の長時間労働はほとんど変わっていません。今から2年ほど前に文部科学省が始めた「#教師のバトン」プロジェクトも、狙いに反して学校のブラックな実態を明らかにする場となってしまい、教員不足に拍車をかける皮肉な結果となってしまいました。

 なぜ教員の働き方は一向に変わらないのでしょうか。その一つの原因は、上からの改革にばかり期待している教員が多いからだと私たちは考えます。ツイッターでの匿名の意見表明では、世の中を動かすことはできません。実際に街に出て、街の人に教員の存在を知ってもらうことが、教員の働き方を現実に変えていくための第一歩になると思います。

 博多駅から天神までの2キロほどのコースを、30分から1時間かけて行進します。当日は、中部地方や関東地方など、遠方からも参加者が訪れます。見ている人を元気にすることを目指していますので、主義主張を叫ぶのではなく、教員という仕事や教育への希望が持てるようなメッセージを一人ひとり自分のことばで語るような行進にしていきたいと思います。


教育に空いた穴 それでも行政は動かない

 教員不足が深刻化していることは今さら説明するまでもありません。年度当初から担任が配置されない状態で学校が始まり、年度途中にはさらに人が抜けて、校長先生や教頭先生もサポートに入らないと回っていかない、そんな学校は今や珍しくなくなっています。

 それに対して行政が打ち出す施策は的外れなものばかりです。教員免許がなくても教壇に立てるようにする(東京都)、大学4年生の春に採用を内定する(横浜市)、初任者研修で阿波踊りを練習することを紹介して魅力をアピールする(徳島県)など、いかに人を囲い込むか(阿波踊りは逆効果のような気もしますが…)に重点が置かれた採用強化策ばかりが打ち出されます。

 今から2年前、文部科学省が始めた「#教師のバトン」はその先駆けと言えるでしょう。教職の魅力を発信することで教職を目指す人を増やそうというねらいで始められましたが、文科省の意図とは裏腹に、教員の悲惨な労働環境が次々と投稿され、教職がブラックであることが明るみになりました。


教員が働き続けられる職場に

 教員不足を解消するには、持続可能な教育(Sustainable Education)を実現するしかないと私たちは考えています。教員が自分や家族を犠牲にしながら仕事に打ち込むことを美徳とするのではなく、ワークライフ・バランスを意識した働き方が当たり前の職場に学校を変えていかなければなりません。

 行政に対しては、今いる人を大切にする施策の実現を訴えたいと思います。劣悪な労働環境を放置しておいて、ただ入りやすくすることで人を呼び込もうとするのは、ブラック企業の典型的な手口です。人を食いつぶすようなやり方に私たちは強く異議を唱えます。

 文科省に対しては、#教師のバトンの再開を求めたいと思います。ハッシュタグを使った教員の投稿は今でも続いていますが、文科省からの発信はもう長らく途絶えたままです。教員からの訴えに、文科省として少しでも反応を返し、問題と向き合う姿勢を示していただきたいと思います。

 教育委員会や文科省に直接要請行動を行うことは現時点では考えていませんが、私たちの行動が報道やSNS等で伝えられることで、間接的に思いが伝えられるのではないかと考えています。


資金の使い道

会場費:3,500円(行進出発前に集合する会議室)
拡声器レンタル料:6,000円
横断幕作成料:4,000円
プラカード用紙代:500円
遠方からの参加者への交通費:31,050円(山口の大学生の高速バス代・中部地方や関東地方からの参加者の飛行機代)
手数料:4,950円(9%+税)

実施スケジュール

3月4日(土)  20:00 プレ企画(オンライン・マーチ)をzoomにて実施
3月26日(日) 13:15〜14:45 「持続可能な教員の働き方を始めよう」をテーマにした話し合い
        15:00〜16:00 博多駅から天神まで行進

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


リターン

当日の様子はツイッター・note等でも発信しますが、ご支援してくださった方には、より詳細なレポートを配信します。

最後に

 私たちは、ただ「教育を持続可能なものにしたい!」という思いだけで集まった教員と学生です。世の中を変えてやろうとか、そこまで大それたことをいきなり考えているわけではありません。でも、何かせずにはいられない、そんな気持ちは共通しています。
 同じ思いを持っている人はきっとたくさんいると思いますが、自分から行動するだけの勇気はない。そんな人にこそ、私たちのプロジェクトを応援していただきたいです。そしてできれば、一緒に福岡の街を歩いていただきたいです。
 なお、当イベントは、「持続可能な教育」を平和的な方法で訴えるものであり、公務員の政治的行為の制限等について定めた人事院規則14−7には抵触しません。


About us

FMSEプロジェクトの事務局機能をPEACHが担っています。PEACHの活動については下記をご参照ください。
>>ツイッター @CH_empowerment
>>note
>>ウェブサイト 

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      支援者:10人

      お届け予定:2023年04月