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皆様、いつも応援を有難うございます。
今日は、今昔館のバックヤードで。
①「鶉図」「鶺鴒図」を修復のため、光影堂さんへお引き渡し。
鶉図、画の中の緑の部分がにじんでるところが直るのか?難しいところみたいです。
鶺鴒図、改めてみると、ボロボロです(>o<)
掛け軸の修復は来年の7月完了予定です。
大菅社長曰く「修復が終わっても、1年ぐらい寝かすのがいい。」
なるほど~、
お軸って巻物だから、巻いてる状態が普通なんだ。
御軸にとっては、掛けて広げるのは、たまに!って感じかな~
祖母も、よく掛け軸を掛け替えて、
一つの掛け軸が掛けっぱなしにならにようにして
楽しんでいたそうです。
絶対に掛けちゃダメ!ってことではないそうなので
お披露目会はしたいと思っています。
あ!ご報告してなかったかもしれませんが、、、
全部、修復したくなったので、予算オーバーですが
・「鶉図」「鶺鴒図」
・「文殊菩薩」「普賢菩薩」
の2セットも修復することにしました。
応援していただけるならリターンがございます。
現在、HPを改訂中で、リターンのページを作成中です。
HPがキレイに整いましたら、改めてお知らせさせて頂きます。
②阿弥陀如来像の台座の修復
台座の後ろの2ミリぐらいの薄い板と台座の間に隙間が出来てて、
その隙間に膠を入れて接着させる作業を見学させていただきました。
仏像は平安末期の物らしいですが、
台座は江戸時代に廣岡家が作製したものらしく、
これだけでも展示に値する物だそうです。
台座も光背も前傾姿勢になるようなつくりで、そこが江戸時代の特徴だそうです。
平安時代は前傾姿勢ではなく、まっすぐに立ってたとのこと。
修復師さん曰く
「展示するなら、仏像、台座、光背と、3つ並べて~」
私は面白いな~、と思いましたが。。。
製作当初は全体が足跡の所の黄金色だったようです。
今日は9代目久右衛門・正秋の月命日です。
修復に向けて、また一歩前進!
できて、良かったです。
今日もご先祖様のお力添えを頂戴できますようにお願いします。
大阪の豪商・加島屋 第10代 廣岡久右衛門正直の孫
神戸中医学院(芦屋薬膳)代表 西野久子(旧姓:廣岡)