エルチェで過ごした2週間はどうだったか、皆さんにお伝え出来ればいいなと思い文章にしてみます。
お世話になったC.B.ILICITANOは、スペイン・バレンシア州にある約30万人の小さな田舎町にあるチームです!
バルセロナとは違って、英語とスペイン語の両方を喋れる人が一気に減りました。
練習中のコーチの指示は、全てスペイン語。本当にわからない。聞こえるのは友人に教えてもらった"UNPOKO"(ウンポコ:少し)ってワードだけ。少し動け!とか少しだけ場所が違う!とか言ってる(マーカーで描かれてる線的に)はず。
そんな中始まった練習で、スリー4本連続。
完全にチームの皆んなが、やるやん。って空気感に変わった。
ですが、今回はその上のフェーズに行きたかった。
"ボール保持をして、周りを動かす"(PGの一つの役割:スラムダンクでいう宮城リョータ)ことを2週間のテーマとして取り組みました。
その中で、何をやるべきか。
まずは、コールプレーを完璧に覚えること。そして、自分のチームの強み(有利な場所)をすぐに判断し、そこを活かせるコールを伝える。
2週目からはボールを自ら運びor要求して、コールをすることも出来てきました。しかし、そこで当たった壁としては言ってるコールが伝わらないということ。
スペイン人独特の巻き舌が難しく、上手く伝わらないこともありました。
そんなこともありながら過ごしたあっという間の2週間でした!
そして次は、僕の中の気づきを話していきたいなと思います!
"何のためにバスケをしているのか"
目の前の選手契約だけを追い求めた自分に気づいた2週間でもありました。
それはどういうことか。
"契約をしていない自分は価値がない。"だから、どうにかして自分の価値を見つけなきゃ、見つけなきゃと。自分の価値の無さを感じて、起こした今回の行動でした。
でも、それ自体が違うのかもしれない。。と。
バスケは人生の一部であって、1人の人間として尊敬される人間であるかどうか。目の前の人を大切に出来ているか。
スペインで出会った人達にそんなことを教えてもらった気がします。
そこに契約があるかないかは関係ない。
(スポーツの世界、結果がすべて。ということを大前提において、あえて関係ないと言いました。)
スペインという異国、"自分の当たり前が当たり前じゃない世界"に、バスケのためだけに来たからこそ感じることが出来た大きな収穫だと僕は思います。
そんな経験、気づきを貰えたのも皆さんのご支援と応援のおかげです。本当にありがとうございます。
僕の拙い文章ではありますが、UNPOKOだけでも僕の心情が伝われば嬉しいです!
常に自分にベクトルを向けて頑張りますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします!