いそがばまわれ 私と夜主まゆみさんはどうもマイペースらしくて、まわりの方々から見るとどうも危なっかしいらしい。 でも二人の間では変な焦りはなくて(まゆみさんはどうも焦っていたらしいけれど)動きだしたらきっと止まらくなるわたしたちの性分からすると今のペースがきっとちょうどいい。 今、BoutonボタンのBarの時間ではフードが少ない。 でもこれはBoutonボタンが動き出す前からずっと私たちが話していたことで、初めのうちは来て下さる方との会話の時間を大切にしたい という思いからでした。 先日、久しぶりに料理の腕をふるってくれたまゆみさんのご飯は本当においしい。 少しずつフードも増えていくのだろうけど、私が一番楽しみにしているかもしれない。 今あるメニュー↑↑↑ 〆のカレーならぬ 「とどめのカレー」 早くメニュー化してほしい 夜主の手づくりウインナー
師匠と自称愛弟子な私 直方にはひしや染物店という染物屋がある。昔ながらの天井の低い敷居の奥から頭を避けながら出で来るのが私が勝手に師匠と呼んでいる店主である。 師匠の創る洒落っ気のこもった手ぬぐいを見て素敵だ!!!と感じて、勝手に師匠と愛弟子と呼ぶようになった。(師匠は私のことを自称愛弟子と呼ぶ) 師匠の手仕事はそれはもう気が遠くなるような仕事で、底冷えする土間での作業を真冬でもやっているのかと思うと失礼な暴言などはけるはずがない。 何度か手ぬぐいを自作させていただいたりして、師匠の仕事の大変さは十分理解しているつもりなので、今回のこのクラウドファンディングのリターンのためのBoutonボタンオリジナル手ぬぐいを短期間で仕上げてもらうことに躊躇して、師匠オリジナル のおがたみやげ の手ぬぐいをリターンでお願いしていたのだけれど。。。 オープンの日 ほれ。おめでとう! とこのオリジナル手ぬぐいをポンと出してくれた。 なんと!!!!! 師匠の優しさに感動。ありがとうございます。 (みなさまへの手ぬぐいのリターンはこのBoutonボタンオリジナル手ぬぐいになります)
大切にしていきたいもの Boutonボタンの中にはたくさんの大切なものが詰め込まれている。それは、時間も同じである。 このBoutonボタンの装飾はほぼこの場所が 高須糸店 だった時のものをそのまま残している。 そして大家さんが大切にしていた時間をそのまま共有できるよう想いを込めて。
外から見えたもの… オープン2日目。静かに雨が降っていた土曜日。 ふらりと立ち寄られたスーツ姿の男性。 「どちらからお越しになったんですか?」 夜主永久が話しかける。 「実は高速バスで仕事してたら乗り越しちゃって。直方駅で降りて、次のバスまで商店街を歩いてたんですけど。ふと見たら コンセントが見えたんで、入ってきちゃいました」 Boutonボタンのカウンターは6席。カウンター席にはコンセントを設置しております。 FreeWi-Fiも完備しております。 自宅で仕事するのはちょっとなぁって時や、お酒を飲みながらカチカチしたい時などに足を運んでいただけたら嬉しいです。
まちを開く門 まちを守る門 Boutonボタンにはグレーの扉と時々開放する門があります。 グレーの扉はいつも人が出入りする扉です。 道路側に面していてかわいい擦りガラスからは光がぼんやりと射し込んできます。 そして商店街側に面しているこの門は、いつも人や車の流れを中から静かに眺めることができるのです。 門の正面から中を見るとまっすぐに続く石畳の小さなまちがあり、やどに続いていく。 そんな流れがこのBoutonボタンにはあります。 私たちがつくりたいやどはこの奥に続きます。 Boutonボタンは 17:00~23:00(水曜日は定休日)に静かに開きます。