G'day mate! 『金澤コーヒーフェスティバル』実行委員の綾村です。先日、パーパスモデルの発案者であり本の著者でもある吉備友理恵さんをお招きし、金澤コーヒーフェス(以下「KCF」)についてのディスカッションを実施しました!パーパスモデルとは?多様なステークホルダーが一緒に活動するために、より良い社会を実現するための行動原理である「パーパス」を中心とした共創プロジェクトの設計図です。パーパスモデルは、中心にパーパスである「共通目的」を置き、下段に主体的な共創パートナー、上段に共創に関与するステークホルダーを配置する構成となっており、プロジェクトに関わるパートナーの役割や目的を明らかにすることで、より良い価値の循環が機能することを目指すものです。今回、パーパスモデルを用いて、KCFを図解した理由は大きく2つです。①KCF2023に関わるステークホルダーを明確化し、改めて運営メンバーで目線を合わせること②KCFとして理想的な未来の姿を明らかにし、可視化すること多くの共創プロジェクトを研究してきた吉備さんからアドバイスや、他のプロジェクトの成功事例の共有をいただき、改めてKCFの目的に立ち返って運営メンバーでディスカッションを行ったことで、大切にすべきパートナーやこれから目指すべき方向性を再度確認することができました。▲KCF2023のパーパスモデル今回、出店いただく各店舗様や運営メンバー、ボランティアスタッフなど、それぞれ役割や目的は異なりますが「金沢を日本イチのコーヒーの街にしたい」という共通目的に賛同いただき、KCF成功に向かって日々アクションを起こしています。また、このクラウドファンディングを通してご支援いただいた皆様も「支援」という形で具体的にアクションを起こしていただいた「主体的な共創パートナー」であると、運営メンバー一同は思っております。クラウドファンディングは残り僅かですが、開催までの約2ヶ月間、開催と成功に向けてがんばってまいりますので、引き続きご支援・応援のほどよろしくお願いいたします!『金澤コーヒーフェスティバル』実行委員 綾村
番外編 の付いた活動報告
G’day mate!こんにちは、金澤コーヒーフェス実行委員長のFumiです!2月8日から1週間、コーヒーの聖地メルボルンに滞在しており、この記事は帰りの飛行機の中で書いてます。Covidによる渡航制限があったため、これがメルボルン修行から帰国して初の渡豪となりました。実に3年ぶりです。今回の活動報告では、私が金沢をコーヒーの街にしたいと思ったきっかけとなった、メルボルンやオーストラリアの今をレポートしたいと思います。私はこの3年間この国で何が起こっているのか、日本から常にチェックはしていましたが、世界一長いロックダウンの影響もあってか、想像以上に様々な変化が見られました。中でも悲しかったのはやはり多くのカフェが潰れていたこと。私が数年前に履歴書を配ったり、面接やトライアルをしたカフェなど、その多くが無くなり他のお店に変わっていたのです。また多くの飲食店のオーダーにQR決済システムが導入されていたこと。コロナ対策とは言え、バリスタとお客さんの会話が減ったり繋がりが薄れるのは寂しいし、はやく元通りになって欲しいと思いました。もちろん変わらないものも多くありました。まず、この街の人々はやはりコーヒーを愛しているということ。朝早くからコーヒースタンドには多くの人が群がり、サラリーマンの多くはコーヒーを片手に出勤していました。工事現場の作業員がコーヒー片手にサインポールを持っている姿を見て、こんなにコーヒーって生活に溶け込んでいたっけ?と、少し興奮しました。また友人の多くがまだバリスタとして働き活躍していたことも嬉しいニュースでした。コーヒーのクオリティーについては説明不要ですが、もちろん味や質についても昔と変わりません。滞在中、何十杯飲んだか覚えていませんが、どの店のどのドリンクも素晴らしいカップクオリティーでした。(ほんとに美味しかった…!)久しぶりにこの街を肌で感じて、思ったことはシンプルに”やっぱりこの街が好き”でした。コーヒー好きのみなさんも一度は訪れて欲しい街です。きっと虜になるはず。金澤コーヒーフェスティバル実行委員長 Fumi