こんにちは、広報梅田です。
今日は、今回出演が決定しており、過去作品にも出演経験がある二人に話を聞いてみました。
今回の公演で作品づくり、そして公演づくりに自ら関わっていく二人は、他での公演とは違う積極性を感じます。果たして木根雄大の作品、またキノパカ企画には一体どのような魅力があるのでしょうか?
石川絵理
立教大学現代心理学部映像身体学科所属。小学生の頃から地元の劇団に所属しミュージカルを学ぶ。大学から演劇を始め、演劇研究会で役者を務めつつ、現在は俳優事務所の養成所に通いながらラジオやドラマCDに出演している。
Twitter→@eri_star0927
Instagram→@eri_star0927
「木根さんの演出する作品に出演するのは今回で五回目になります。
私は違う世界に生きられること、自分以外の何かになれることが楽しくて演劇を続けていましたが、何度も舞台に立つうちに、人は結局「自分が自分であること」から逃れられないのではないか、と思うようになりました。
そのことで色々思い悩んだこともありましたが、木根さんの舞台に立つときはあまりそういうことを考えずに済むということに気が付きました。何故かと理由を考えてみたときに、あくまで推測ですが(本人に自覚があるか分からないので)、木根さんの作品は「嘘が嘘であることを否定しない」、「作りものであることを自覚した上での上演」だからなのではないかと思いました。そのため、その役として生きよう、自我を無くそう、自分でない存在にならなければ、とわざわざ切り替える必要は無く、与えられた役を理解し、分析し、想像することで十分役者としての役目を果たすことが出来るのです。
つまり、その役について誰よりも知っていて誰よりも想像をめぐらせた「石川絵理」として舞台に立つことが許されているように思えるのです。だからこそ、変なプレッシャーを感じることなく純粋に演劇というものを楽しめるのかもしれません。…」
→石川絵理のコメント、つづきはこちら
横山媛香
大学入学後、演劇サークルに入り演劇を始める。1年次から3年間で計7回公演に出演。サークルの同期とともに立ち上げた団体で、外部で公演をおこなったこともある。
「演技をする人はよく抱く感覚かもしれませんが、役を演じることで自分以外になれる感覚が、私は好きです。自分が経験した事のない人生や、自分の中からはなかなか生まれてこない感情を、役を通して体験できるのが魅力的だと思います。
木根さんの作品に出演させてもらうのは、今回で2回目ですが、また木根さんの作品に出たいなと思ったのは、木根さんの描く登場人物が魅力的だということが一つ大きな理由としてあります。温かみがあって、愛おしいやり取りを繰り広げる登場人物たちに憧れがあるのだと思います。そんな自分にはないものをたくさん持っている、憧れの人物を演じることで、自分自身も影響を受けると同時に、お客さんにも何か感じてもらえるのではと思えたことがよかったと思っています。」
話を聞いてみると、二人が感じる、キノパカ企画に対する魅力は大きく異なっていました。「自分でいてもいいこと」「自分ではなくなりたいと思えること」その二つのことが共存し、全て叶えられた上で作品が出来上がってい久野がキノパカ企画のようです。
だからこそ、キノパカ企画の作品は、きっとあなたのことも包み込んでくれます。
よければこちらから、リターンや予約の検討をよろしくおねがいします。