2/19(日)20時~21時に、スペシャルゲストでキベラスラムのマゴソスクールを運営されている早川千晶さんにお越し頂き、オンラインイベントを開催しました。
早川さんは1987年からケニアに住まれ、キベラスラムの変遷を長年見てこられました。現在では100万人から200万人と言われるアフリカ最大のキベラスラムも、当時は20万人程度の規模だったそうです。そこからケニア全体の人口が増え、あてもなく困窮した人々がキベラスラムに移り住むようになってどんどん拡大したそうです。
印象に残ったのは、どの子どもたちもシンナーは吸いたくない、ギャングで犯罪も犯したくない、お腹が空いて仕方がないから、そうなってしまうんだと言うお話です。昨年10-12月に行ったキベラA-GOALリーグトライアルでも、何も食べずにプレーして倒れてしまう子どももいました。そんな子どもたちの為に、今年のサッカーリーグからはお昼ご飯を提供する予定にしています。
もう一つ、スポーツや音楽は心の拠り所になると言うお話がありました。いかに貧しくて希望が見えなくても、サッカーリーグが子どもたちの心に希望の光を灯してくれます。一緒に戦うことで絆が生まれ、一生の仲間ができ、成功と失敗の中で自信と責任感が芽生えます。
実際に柏レイソルで得点王になったオルンガ選手もキベラスラム出身です。例えプロサッカー選手になれなくても、このサッカーリーグを通じて子どもたちの健全な成長に寄与したいと考えています。
クラウドファンディングも残り7日になりました。お陰様でサッカーリーグ開催の費用は集まり、3月4日の開幕は決定しています。残りの期間で、子どもたちの空腹を満たすお昼ごはんの資金を集めたいと思います。私たちは最後まで走り切ります。
今週25日(土)は20時からスペシャルゲストをお招きし、スポーツの可能性を考えるクラファン期間最後のイベントを開催したいと思っています。
皆さま、次回も是非ご期待ください!