こんにちは。龍ノ口りんご園です。今日から最終日まで、毎日活動報告を投稿していきます。
今回は、昨夏の豪雨による浸水被害に遭ったりんご畑に、枝切りの手伝いに行った様子をお伝えします。
去年の8月、3日と9日の2回にわたって豪雨に見舞われました。8月の平年降水量のおよそ4倍の雨が降り、大河川である岩木川沿いの約640haのりんご畑が浸水、土砂流入などの被害が発生しました。
今回、岩木川沿いの藤崎町のりんご畑の枝切り(剪定作業)を手伝いに行ってきました。
遠くから見る限りだと復旧作業自体は進んでいるように見えました。しかし、作業を進めると水害の爪痕が所々に見て取れました。枝にはかなり高い位置まで、流されてきた枯れ草や流木が引っかかっていました。
また、枝切りを始めると、木に付着した泥が乾燥した、非常に細かい砂が園内に舞い始めました。枝切り作業は屋外での作業であるため、通常はマスクを外して行っていますが、防塵を目的としてマスクを着用した作業になりました。
そのほか、畑の中の小屋が流されてコンクリートの基礎部分からずれてしまっている、苗木が枯れてしまっている、などの被害が見受けられました。
一方でりんごの木自体は、一部の枝が折れるなどしていましたが、樹勢も良く元気に見えました。昨年に収穫出来なかった分、今年こそ良いりんごが収穫できることを祈っています。