みなさん、こんにちは。
宗玄です。
『世界で暮らす人々に夢を尋ねた本『旅と夢』出版&写真展開催&学校へ寄贈プロジェクト』と題してクラウドファンディングを開始して1週間が経過しました。
おかげさまで、ここまでの段階で予想以上のペースでご支援を頂いていて、感謝しています。
SNSでシェアしてくださったり、直接ご連絡を頂いた方もいらっしゃって、そういったメッセージを目にする度に胸が熱くなっています。
時間や手間をかけながら、誰かの応援をするってすごいことです。自分自身が全力で取り組んでいるプロジェクトだからこそ、応援を受けていることに励まされ、勇気づけられています。
本当にありがとうございます!
引き続き、よろしくお願いします。
さて、ここで書籍の進捗状況をお伝えします。
添付のイラストをご覧ください。素敵じゃないですか?
本を書籍化することが決まって、真っ先に青木薫さんに連絡し、書籍に挿入するイラストを描いて頂くことをお願いしました。
青木薫さんは、僕が働き始めたときの年上同期で、美術教師として働いていた仲間です。
■青木薫のtwitter⇒https://twitter.com/iperuipe
美術学校で油絵を専攻していた彼は、いつもなにかにカリカリしていました。
正義感が強くて仕事ができることもあって、周囲がそのペースに追いつかず、青木さんが悪態をつく。イライラカリカリ…。
でも、僕にとってはよく喋る猫好きの気のいい同期で、僕の家に来たり、彼の家に行ったり、似顔絵をプレゼントしてもらったりなんかもした思い出があります。
出会ってから数年後、僕は世界を旅するため、彼は南の島に移住するために、二人はそれぞれ仕事を辞めました。
それからまた数年後、青木さんが住む島を訪ねた僕を、彼は穏やかな笑顔を浮かべて出迎えてくれました。
彼が移住した当初に住んでいた古い家は、過去数十年で最大級という大型台風の影響で屋根が吹っ飛ぶという事件があったり、ガスもシャワーもない生活を選んでいるので、いちいち薪で火を炊いて調理をしたりお湯をためたり…。
ガリガリの文化系の彼が、集落の伝統行事で毎年一度豊年を祝うために回しをつけて相撲をとったりしながら、青木さんは、なんだか周囲と溶け込みながら活き活きと暮らしていました。
なによりも、あんなにカリカリしていた青木さんが、とても穏やかな顔で過ごしていたんですよね。うん、最高。
そんな青木さんの画力を僕は120万%信用していて、以前に僕が中心となって企画した「タビノコトバ」という旅の文章の公募展でもイラストをお願いしたりしました。
今回のクラウドファンディングのリターンとして、青木薫さんのポスター印刷もありますよ!
銀座・京橋サムホール公募展2022入選、美術新人賞デビュー2022入選など数々の輝かしい賞を受賞してきた青木薫さんのイラストが、本書『旅と夢(仮題)』でも掲載されています。
書籍を手にとった時には、どこにこのイラストが描かれているのかを探してみてくださいね!
■青木薫
絵画:https://kaoruaoki.portfoliobox.net/works
イラスト:https://aokikaoru.portfoliobox.net/gallery