こんにちは。クラファン終了後も改装を進め、2階の作業が一通り完了しました!今は展示を行なっておりませんが、展示会期中はいつでも見学いただけるようにしております。前回同様、壁の黒はホルベイン画材さんの「スーパーオペークブラック」を採用。反射率の低いマットな黒が、スポットライトの光を優しく吸収し、作品との反射の差で作品が際立って演出されます。床と柱は1階と同色に統一し再塗装。グッと空間全体が暗くなりました。前回の中崎店の時は、基本的に土壁に対して展示壁をはめ込んだ状態でしたが、今回は上2.3mほど上から足元までが黒く、展示壁の面積が広い分空間演出がより魅力的になると思っています。天井が1階よりも(屋根が斜めに伸びている分)高いことに加えて、全館で見ても柱などに邪魔されない最もフラットな壁を有しているのも2階壁だったりします(2.8mほどあります!)。1階よりもこじんまりした空間ではありますが、しっかり鑑賞できる空間だと思います。【展示会のご案内】2階が黒壁であることを前提としたきのね初の展示企画として『月会 ReBLACK』を5/13より開催いたします。“ReBLACK”は造語ですが、「再び黒を持つ」という主題を抱え、この黒壁が再び多ジャンルの作品に対し、よい演出をしてくれることを期待します。■展示詳細会期:5/13 — 21時間:13:00 — 20:00最終日のみ — 17:00出展作家井口舞子 指宿 宇宙飛行士の日常 岡本健作小嶌 こにしななめ さば電子 人工猫ウ南村杞憂 まばら みなもすち 桃生ぴこヤマシタミユカ 吉田琉平 martha zuma以上16名。どうぞ、よろしくお願いします。生まれ変わった2階をぜひご覧ください!!
こんにちは。きのねです。現在、2階の壁、床の改装に着手しております。最初は写真のように壁は白。木の柱も1本1本少しづつ異なる色味の様子でしたが、今は1階と同じ仕様にしてダークブラウンに統一しております。壁は中崎町店の時と同じく、ホルベインさんのアクリルガッシュ「スーパーオペークブラック」で塗装していきます。低反射率、定着力の高さから愛用しており、移転の話になった際、作家さんたちから「もう黒壁はやらないのか?」と言われておりました。作品だけを浮き上がらせてくれるような「黒すぎる黒」は作家からの支持も厚く、この壁で展示がしたいと言っていただけるほど人気のある壁でした。きのねとしても有意義に扱ってきたこだわりある壁だったので、ここ中津の拠点でも黒を復活させたいと改装に着手しています。壁は新たに設けた石膏壁と、元々の漆喰壁の2種類。漆喰壁はただ塗るだけでは、表面の凹凸を塗り切ることができず。奥に凹んだ部分が塗り残りとして目立ってしまいます。この日は、常連作家さんにお手伝いいただき、塗り残しを一箇所ずつ潰していただきました。空間全体とまではいきませんが、展示に使用する範囲の黒塗装がほぼ完了しそうです。あとは、床の残り一部を塗装し、壁も最終調整して、材料の残りなどの整理を終えれば間も無くみなさんにお披露目できることと思います。引き続き見守っていただけますと幸いです。次回は、お披露目できる状態になりましたら、発信していこうと思います。