クラウドファンディングも残りあと7日となりました!エファの高橋です。ラオスのこと、エファのこと、そして支援者の皆さんにいつも以上に向き合う時間となっている気がします。終了まで一日一日を大切にしていきたいです。本日は、2月の小学校視察時に行った先生へのインタビューをご紹介します。■Sampou先生(Ang Yai小学校)Q. あなたの人生を変えた本は何ですか?A. 学生の頃読む本は非常に限られていましたが、教師になる勉強を終える頃「夢の先生の人生」という名前の本を見つけました。それは私の人生と一致しました。教師の人生の非常に良いところを説明しており、教師という仕事を誇りに思いました。Q. 小学校の先生になった理由を教えてくださいA. 父に先生になってほしいといわれたことが、最初のきっかけです。先生になってみると、自分は子どもが本当に大好きだなと思います。小学校の児童はまだ無邪気で、よい大人になるために私たちの言うことに一生懸命に耳を傾けています。この年齢だからこそ、彼らは良い教育を受ける必要があります。Q. 小学校の先生になってよかったと思うのはどのようなときですかA. 子どもたちが勉強し、学ぶことができているのを見たときです。村の一部の家族は非常に貧しく、子どもを学校に通わせていません。あるご家庭で私がお話をしたところ、子どもを学校に通わせることにしてくれました。Q. ラオスで、小学校の先生が抱えている問題や困っていることはありますか。また、日本の先生たちと話してみたいことはありますか。A,日本の先生から新しい教え方を学びたいですし、経験豊富な先生から効果的な教え方を学びたいです。子どもたちと一緒にどのような活動ができるのかも話してみたいです。■Vannaly Souvanthong先生(Phaxay小学校)Q. あなたの人生を変えた本は何ですか?A. 先生の生き方について書かれた本です。Q. 小学校の先生になった理由を教えてくださいA. 子どもが好きで、またラオス語が好きだったからです。Q. 小学校の先生になってよかったと思うときはどのようなときですかA. 私が教えることで、子どもたちが目標に向けて何らかの改善をしているのを見るときです。また、子どもたちの笑顔を見たときも、先生になってよかったと思います。Q. 小学校の先生が抱えている問題や困っていること、日本の先生たちと話してみたいことはありますか。A. 読み書きの方法を知らない新入生がいるときや、全くコミュニケーションが取れない自閉症児がいるときに困ってしまうことがあります。日本の先生たちとお話してみたいです。
先生のインタビュー の付いた活動報告
クラウドファンディングにご支援いただきありがとうございます。おかげさまで30%目前までやってきました。いただいたご支援がラオスでどのように役立つのか。よりイメージしていただくために、本日は、今回のプロジェクトで支援予定のパサイ小学校でのインタビューをご紹介します。パサイ小学校 Sfong Bouachantha 先生のインタビューQ. 小学校の先生になった理由を教えてくださいA. 最初は医者になりたかったのですが、父は私が教師になることを望んでいました。学んでいくにつれて、勉強することが好きだと思うようになり、教師であることも人々を助けることができることを理解しました。Q. 小学校の先生になってよかったと思うときはどのようなときですかA. 子どもたちの助けになれたときです。愛情と知識を与え、彼らが成長し、成功するのを見られるのがうれしいです。Q. 障害児の学校での様子を教えてください。特に彼らに支援が必要だと感じるのはどのようなときですかA. 私たちの学校には、聴覚障害、視覚障害、脳の問題(自閉症)、身体障害など、さまざまな種類の障害がある子どもたちがいます。健常者の子どもの親の中には、子どもをこの学校に入れると、障害児のように行動したり、自閉症になったりするという人がときどきいます。理解されないのは非常に悲しいことです。また、一部の教師は障害児教育についてまったくトレーニングを受けていないので、より多くのトレーニングを行いたいと考えています。Q. 特に、障がい者向けの本が足りていないということが世界的にも問題になっているといいます。こうした問題を学校生活で感じたことはありますか。A. 障害児向けの特別な資料や本は、本当に必要です。独自に制作したものもありますが、非常に限られています。また、学校には非常に古い本しかなく、子どもたちはすべて読んでしまっています。そのため、図書館に新しい本が入ることや、移動図書館を楽しみにしていますし、保護者も喜んでいます。Q. エファは本が障害児やその家族の人生に良い影響を与えると考えています。この点について、実際の子どもたちの様子をみていて感じたことはありますか。A. 移動図書館が学校に来ると、子どもたちはとても興奮します。そして図書館がきてからは、子どもたちの考え方や勉強の仕方が改善され、記憶力が向上したり、夢を持てるようになったりしました。本に興味がある障害者は、本を読んで絵を見て理解したいと思っているようです。Q. 日本の支援者へメッセージをお願いします。A. ご支援いただきありがとうございます。移動図書館は私たちの学校の児童にとって、とても良いものです。もし今後可能であれば、子どもたちが本の展示会のようなものに参加したり、絵を描いたりする機会があればと思っています。
クラウドファンディングにご協力いただきありがとうございます。本日は、今回のプロジェクトによる支援先であるパサイ小学校で、現地パートナーが聞いた先生のお話をご報告します。1年生を教えているVannaly Souvanthong先生のインタビューです。ラオスの小学校の先生の生の声を、ぜひ知ってください。Q. 児童の障害について、学校の先生はどのような点で困難を感じていますか?A. 日々新しい問題が起こるので学校生活でも苦労しています。特に自閉症の子どもとのコミュニケーションについて、新しいトレーニングが必要なのではと考えています。教師が自閉症の子を教えるためのガイドラインを作成したいと思っています。教師を助けてくれる本が必要です。Q. 障害児教育の課題を解決するために、ボトルネックとなっていることは何ですか?A. 自閉症児の育て方について親と協力することが、子供と教師にとって大いに役立ちます。 多くの場合、彼らは理解や受け入れることができていないのです。Q. エファは「本」が障害児とその家族の生活をより良くすると考えていますが、いかがでしょうか?はい、本は自閉症の子供たちとその親たちの生活を向上させると思います。本は子どもたちに自信と勇気を与えるのに役立ちます。自閉症の子どもは本を読むと気分が良くなりますし、本は子どもたちのスキルを開発することもできます。本があれば、自閉症の子どもたちとその親たちの生活が向上すると思います。障害のある子も読みやすい、文字/単語の少ない新しい本が必要です。特に、子どもたちは、絵や色の多い本が好きなようです。今回のプロジェクトで、私たちの小学校に本を提供してくれることへ感謝します。