クラウドファンディングにご支援いただきありがとうございます。おかげさまで30%目前までやってきました。
いただいたご支援がラオスでどのように役立つのか。よりイメージしていただくために、本日は、今回のプロジェクトで支援予定のパサイ小学校でのインタビューをご紹介します。
パサイ小学校 Sfong Bouachantha 先生のインタビュー
Q. 小学校の先生になった理由を教えてください
A. 最初は医者になりたかったのですが、父は私が教師になることを望んでいました。学んでいくにつれて、勉強することが好きだと思うようになり、教師であることも人々を助けることができることを理解しました。
Q. 小学校の先生になってよかったと思うときはどのようなときですか
A. 子どもたちの助けになれたときです。愛情と知識を与え、彼らが成長し、成功するのを見られるのがうれしいです。
Q. 障害児の学校での様子を教えてください。特に彼らに支援が必要だと感じるのはどのようなときですか
A. 私たちの学校には、聴覚障害、視覚障害、脳の問題(自閉症)、身体障害など、さまざまな種類の障害がある子どもたちがいます。健常者の子どもの親の中には、子どもをこの学校に入れると、障害児のように行動したり、自閉症になったりするという人がときどきいます。理解されないのは非常に悲しいことです。
また、一部の教師は障害児教育についてまったくトレーニングを受けていないので、より多くのトレーニングを行いたいと考えています。
Q. 特に、障がい者向けの本が足りていないということが世界的にも問題になっているといいます。こうした問題を学校生活で感じたことはありますか。
A. 障害児向けの特別な資料や本は、本当に必要です。独自に制作したものもありますが、非常に限られています。また、学校には非常に古い本しかなく、子どもたちはすべて読んでしまっています。そのため、図書館に新しい本が入ることや、移動図書館を楽しみにしていますし、保護者も喜んでいます。
Q. エファは本が障害児やその家族の人生に良い影響を与えると考えています。この点について、実際の子どもたちの様子をみていて感じたことはありますか。
A. 移動図書館が学校に来ると、子どもたちはとても興奮します。そして図書館がきてからは、子どもたちの考え方や勉強の仕方が改善され、記憶力が向上したり、夢を持てるようになったりしました。本に興味がある障害者は、本を読んで絵を見て理解したいと思っているようです。
Q. 日本の支援者へメッセージをお願いします。
A. ご支援いただきありがとうございます。移動図書館は私たちの学校の児童にとって、とても良いものです。もし今後可能であれば、子どもたちが本の展示会のようなものに参加したり、絵を描いたりする機会があればと思っています。