昨年六月に18歳の二代目愛犬を虹の橋に見送りました。共に過ごした喪失感は計り知れない毎日でしたが愛しいたくさんの想い出が今の私の宝物です。最近ようやく…懐かしいお散歩道を通ると、はしゃぐ愛犬の姿が目に浮かび笑みがこぼれています。現在は16歳の猫さんが家族になりました。寂しかった景色にまた優しい色が戻りました。愛犬の四十九日が過ぎた頃に、仕事上でご縁話がありまして、高齢の子を家族にすると言うことを家族と相談し里親になりました。ただ迎えるのは容易なことですが、終生飼育まで見据えて、幸せに暮らしてもらう道のりを大切に考えてあげることが出来なければ飼うことは無理なのです。老犬老猫になればさらにお手間がかかりますがそれもなお愛しいもの。弱き子を手放す方も居る現状に、悲憤もしますがコロナ禍で経済的負担も人々の悲痛な叫びとなりました。一方でペット飼育数が増えた傍で保護犬猫もなお増えてしまいました。そんな状況下で保健所犬猫応援団の犬猫共生施設は助け船です。私は名古屋市でペットシッターをさせていただいています。名古屋市では私たち業者を通して人とペットのよりよい共生の架け橋を構築するプロジェクトも進んでいます。一代目の愛犬を見送りネットサーフィンをしていた時に保健所の現状を痛感しました。微力でも何か出来ないかと模索していた時に保健所犬猫応援団とのご縁をいただきました。私の願いは世界中の動物たちの幸せ、殺処分という文字が無くなる世の中です。そのためにはひとりひとりの小さな行動を繋ぎ導く場所が必要です。クラウドファンディングの目標達成を願っています。施設を開設し精力的に取り組んで下さっている君島健さんに敬意を表し、今後とも保健所犬猫応援団を心より応援させていただきます。
保健所犬猫応援団愛知応援リーダー 尾崎 優子 さん より