こんにちは!遠藤です。
15日から17日までの3日間、アリゾナ州に滞在していました。
サンディエゴやロサンゼルスとは全く違う街並みで、年中晴れのアリゾナらしい、リゾート地のような雰囲気がありました。今のところ、アリゾナが一番好きです!
アリゾナに来た理由は、絶景巡りのほかに、初めてできたアメリカ人の友達Derekに会いたかったからです。
もう、このDerekくん、すごく優しくて。アリゾナを楽しんでほしいから、とプランを立ててくれたり、ツアーの予約までしてくれていました。全てにおいて、私たちの希望を受け入れてくれました。毎日必ず、10優しいエピソードは更新してくれていたと思います。
3日間の運転時間はとても長く、1日平均8時間弱の運転をなんの文句も言わず、こなしてくれるような人を少しでも疑っていた自分が馬鹿らしく思えました。
車内では、お互いの好きな曲を流したり、鼻歌を歌ったり。お互いに歌詞の説明をし合う時間がすごく楽しかったです。
私が、「EdSheeranのSupermarketFlowerが好きだ」と言ったらすぐに曲を流してくれて「いいね」と言ってくれる。
「これはお母さんが亡くなったときに歌った曲?」と聞けば「そうだよ。ここでのハレルヤの意味は、お母さんの姿は消えてしまったけど、完全に天国に行ってしまったわけじゃない。お母さんの魂はあなたの家にずっと一緒にいるよっていう意味だね」と答えてくれる。
それだけでも十分なのに、Derekが好きなアカペラグループPentatonixの「ハレルヤ」を流してくれる。これがアカペラ!?って思ってしまうくらいの重厚な声と、説明してもらったハレルヤの意味、そして車窓から見える壮大な景色が重なって1人泣いてしまいました。ちなみに、今この日記を書きながらも号泣しています。サンフランシスコ空港なうです。(ぜひ聴いてみて下さい!)
人によって、幸せと感じる価値観は違います。美味しいものを食べるのが幸せだったり、思う存分身体を動かすのが幸せだと感じたり。
私は、人の手で作りだせないモノに出会ったとき、幸せと感じます。それは何かに対する感情や、物事に対する新しい観点を見つけたときなど、バラバラです。
ただ、言えるのは、初めから答えが想像できるような事にはドキドキしません。つまらない会話というのは、これを言ったらこう返ってくるだろうと想定できるものです。どうせなら、自分の範疇を大きくぶっ飛んだ人たちと多くを話したい。
高校時代、現代文の授業で、「みなさんはどんな日常を過ごしたいですか?」と質問されました。わたしは「刺激的な毎日を過ごしたいです。」と答えました。するとみんなに笑われました。これは私に大きな違和感を感じさせました。
私の勝手な考えですが、自分を成長させてくれるのは、何に関しても他方からの刺激だと思っています。私は1回きりの人生、ドキドキしながら生きていきたいです。
私がこの3日間で、グランドキャニオン、アンテロープキャニオン、セドナ、ホーシューベンドを回ることが出来たのは、まぎれもなくDerekのおかげです。旅行会社のツアーや、レンタカーを借りて回れていたとしても、今のこの感情は生まれていなかったと思います。
これらの景色は素晴らしく、壮大で、私の記憶に残り続けるものになるでしょう。しかし、最初に思い出すのは道中でのDerek達とのコミュニケーションです。
旅行前日、私は両親から、ネットで知り合った人とは何があっても会うな。と言われていたので、私は約束を破ってしまいました。帰国後に予定していたお疲れさま焼肉会が無くなってしまうかもしれません。
しかし、今回は破るべき約束だったと思います。彼は私に数えきれないほど多くのことを教えてくれました。
私はこれから、目に見えるモノから、目に見えないモノ(人との関係など)を大切にしていきたいと思っています。
来年の5月、Derekが日本に来ます。私たちはレンタカーを借りて北海道を散策する予定です。今度は私がお返しする番だ!と1年以上先のことなのに、何をしようかわくわくしています。
こんな生活が好きです。
それでは!