たくさんのご支援、ありがとうございます
クラウドファンディング開始から1日足らずで目標額を達成することができ、とても驚くとともに、ご支援くださった皆様には心から感謝を申し上げます。
たくさんの方からいただいた声援を力に変え、いっそう気を引き締めて、クルーとともにRAAM本戦に挑みますので引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
さて、今回多くのご支援をいただいたことを受けて、大きな決断をしましたので皆様にお伝えしたいと思います。
その決断とは、クラウドファンディングは目標金額に達しましたが、募集終了まで引き続き継続していくということです。
目標金額に達した時点で、募集を打ち切ることも考えました。ただ、今回の挑戦に至るまでの活動を通じて私が感じた、「このレースは、ひとりでは走れない」という思いがずっと頭にありました。
2021年日本縦断ギネス記録チャレンジでは、メカニック担当が最高の走りをいつでもサポートしてくれた
サポートクルーはこれまで、それぞれの好意によるボランティアで私の挑戦を支えてくれました。2020年のRAA(青森一周)、21年の日本縦断ギネス、昨年のRAW(RAAMの前哨戦)を一緒に戦うことで強い信頼関係も生まれ、最強のチームでRAAMに臨むことができます。こうした挑戦はクルーなしでは考えられません。
真夜中で寒さが厳しいなか、仲間の声に元気をもらったことも
一方で、ボランティアに頼るには、今回のRAAM出場はとても負担が多く、アメリカまでの渡航費はクルー個人の支出が前提となります。現地に帯同してくれるスタッフの他にも、国内でレース中の映像配信やレース本部からの情報分析などの後方支援を引き受けてくれるクルーにも、やはり大きな負担がかかります。
自分ひとりでは成し遂げられないとあらためて感じた
そこで、クラウドファンディングを募集期間いっぱいまで続けて得られる資金につきまして、以下のように新たな方針を加えていきたいと考えました。
●方針1 RAAMで結果を出すことを第一義とし、クルースタッフの待遇改善を行うこととし、クルー負担となっている「スタッフ拠出」部分への補填とする。
●方針2 発生した余剰金に関しましては、これまでの方針通り、防災・減災の啓発を目的とし「自然災害伝承碑」の訪問・調査・情報発信を行う活動の運用に利用してまいりたいと思います。防災や災害復興に多少なりとも貢献して、私たちが楽しく走れる道や環境作りに貢献していきます。
※過去の活動実績はこちらです。
https://randonneur-plus.com/densyo-ride/
※アップデートした全体予算に関しましては、クラウドファンディング終了後に皆様にお送りします。
多くのご支援を賜りました事で、上記のように利用目的を一部追加させていただく事になりました。これによりキャンセル・返金を希望される場合、CAMPFIREのメッセージ機能をご利用いただきお知らせいただければと思います。
私は優勝を目指して走ります、スタッフも本気でサポートをしてくれます。皆様から受け取ったご支援は、私たちにとっての大きな力となります。だからこそ、私にできることはすべてやり、最高の結果をアメリカから持ち帰りたいと思います!
応援してくれる仲間がいると、楽しさは何倍にもなる
僕たちの挑戦にこれからもご注目ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
2023年5月1日 落合佑介
「 こ の レ ー ス は 、ひとりで は 走 れ な い 」
|目標は表彰台の高み
みなさまはじめまして、落合佑介です。1,000kmを超えるような超長距離を走るアマチュアサイクリストです。私は今年 6月、世界で最も過酷といわれるアメリカ横断自転車レース、「Race Across America(RAAM)」に挑戦します。およそ5,000kmにおよぶ道の先に私が目指すのは、日本人男性がいまだ成し遂げていない表彰台の高みです。
|挑戦の足跡
これまでにも数々のチャレンジを行なってきました。数百キロの距離を走るライドイベント「ブルベ」では、4年に1度フランスで開催される1,200kmを走る「パリ〜ブレスト〜パリ(通称PBP)」に過去3回出場し、55時間32分→50時間32分→48時間28分と走るたびに記録を伸ばしてきました。このほか、国内で多数開催されるブルベにも積極的に参加し、2016年には国内1,200kmの最速記録(48時間32分)を打ち立てることができました。
ただ、2019年に走ったPBPでゴールした時、ある思いを感じました。それは、
「これ以上タイムは伸びない。次の自分の目標はどうしたらいいのだろう……」
毎日通勤先までの往復50kmを自転車で走り、日々、自分の走りと向き合ってきたからこそ見えた自分の限界でした。でも、これまでの道のりは、1人で走る、ソロライドで辿ったものでした。
|新たに見えた自分の道
そんなとき、自転車仲間であり現在の私の挑戦を支えてくれている森脇裕さんが、「RAAMに出たらどう?」と声をかけてくれたのです。RAAMとは、世界一過酷とも言われるアメリカを横断する自転車耐久レースの1つです。距離にして5,000km、登りの獲得標高は50,000mを超えるルートをサポートクルーの助けを借りながら走ります。私がこれまで経験したことのない、一人ではなく、チームでの戦いです。
このとき私の新しい挑戦の道が開きました。
当初、2021年の出場を目指していましたが、コロナ禍により計画は延期となり、ついに今年の出場が決まりました。ただ、コロナ禍にも「できることをやろう!」と、私の挑戦に賛同してくれた仲間たちとともに計画をひとつずつ前へ進めました。
2021年10月には「日本列島縦断ギネス記録」に挑戦し、136時間 30分のタイムで走破し、新たにギネス記録を樹立できました。
2022年 6月には、RAAMの前哨戦でもある1,500kmを走る「Race Across the West( RAW)」へ出場し、男子ソロカテゴリーU-50部門で優勝、総合 2位の成績で新人賞を獲得しました。
|挑戦にかける思い
コロナ禍でのチャレンジは、いろいろなものを得ることができました。日本縦断ギネス記録では、SNSなどで私のギネス挑戦を知った方々が、全国各地の沿道で待ち受けてくださり、熱いエールを送ってくれました。打ちつける雨にも、強烈な向かい風にも負けず、ペダルを踏んで前へ進めたのは、たくさんの人たちからもらった応援の力と、サポートクルーの存在です。
応援の輪も少しずつ広がりました。今回、RAAMへ挑戦するためのサポートクルーも、日本だけでなくアメリカからも集まってくれました。
その一方で、2022年に出場した1,500kmのRAWと違い、アメリカを横断するRAAMはさまざまな面で規模が大きくなります。渡米日程、クルーメンバー、レースの過酷さ、期待と重圧、応援してくれる方々、そして楽しさも。
※この動画は、2022年に出場した1,500kmレース「RAW」で撮影したものです。
私が目指すのは、日本人男性がこれまでなし得なかった表彰台の高みです。それと同時に、これまで私を支え応援してくれたたくさんの方へ、私の挑戦で少しでも元気や挑戦する力をお返ししたいと思っています。
ただ、フルタイムで働く私にとって、世界最高峰のレースに参戦することそのものが大いなる挑戦であることも事実です。この挑戦にご賛同いただける方々からのご支援に頼らざるを得ません。
「このレースは、ひとりでは走れない」
これは、昨年のRAWを完走後に痛感した私の素直な思いです。ご支援いただく方々の応援を力に変えて、〝みなさんと一緒に〟このレースを走りたいと思っています。
多くのご支援、どうぞよろしくお願いいたします。
落合 佑介
プロフィール
1984年 滋賀県生まれ。現在、奈良県在住
2009年 超長距離サイクリング ブルべを始める
2011年 第17回Paris-Brest-Parisに初出場。日本人2位の55時間 32分にてゴール
2015年 2回目出場の第18回Paris-Brest-Parisでは日本人2位の50時間32分にて完走
2016年 Bike Across Japan 2400( 鹿児島県佐田岬〜北海道宗谷岬間 2,400kmのブルべ)を118時間 54分にて完走。ギネス認定外ながら、日本縦断最速記録を樹立。BR715北海道1200を48時間32分にて完走。国内1,200キロの最速記録を樹立
2017年 Japanese Odyssey 2017( 3,854km/獲得標高 35,268m)に日本人として初出場。279時間20分にて全体トップで完走
2018年 Japanese Odyssey 2018( 2,800㎞/獲得標高 33,224m)を199時間45分にて全体トップタイムで完走
2019年 3回目出場の第19回Paris-Brest-Parisではアジア人トップ/全体 20位の48時間28分にて完走(ノンサポート記録)
2020年 RAAMの日本予選であるRAA(Ride Around Aomori 距離 650キロ)を24時間10分のトップで完走
2021年 日本縦断ギネス記録( 距離 2,587キロ)に挑戦し、136時間 30分のギネス世界記録を更新( 2022年 7月認定)
2022年 アメリカ西部の長距離レースRAW( Race Across the West 距離 930マイル)を63時間 34分でUnder50カテゴリ優勝・総合 2位の成績で完走
RAAM(Race Across Ameria)
レース・アクロス・アメリカ(Race Across AMerica、RAAM)は、世界で最も過酷な自転車耐久レースであり、5,000kmにおよぶ距離で争われる。グランツール(ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャ)とは異なり、シングル・ステージの世界最長のタイムトライアルレース。ドラフティングは禁止されており、一般公道を使用して行われる。サポートクルーの帯同が義務付けられており、最小 2台のサポートカーとそれぞれ2人の免許を所持するドライバーが最低でも必須となる。
※今回のプロジェクトにRace Across AMerica、RAW、パリ〜ブレスト〜パリ、Bike Across Japan、Japanese Odyssey、およびRide Around Aomoriのレースおよびイベント団体は関与しておりません。
落合 佑介 所属先 RANDONNEUR PLUS PROJECT(以下RPP) についてはこちら
https://randonneur-plus.com/
落合 佑介が登場したメディア情報はこちら
https://randonneur-plus.com/ochiai_media/
RAAM参戦費用のご説明とクラウドファンディングについて
RAAM参戦にあたっては多額の資金がかかります。本来であれば、私落合個人及びRPPで資金を賄うべきですが、レース参戦及び頂点をめざしていくためには、自助努力だけでは厳しい状況です。是非皆様に趣旨にご理解とご賛同をいただきたいと思います。
■クラウドファンディングについて
今回のクラウドファンディングの目標金額は210万円です。そのうちキャンプファイヤー手数料として34万円、返礼品原価として50万円を見込んでいます。
■目標金額を越えた場合の対応・収支報告について
クラウドファンディングにて目標金額を越えた場合、レース終了後に終始確定後の余剰金を、災害復旧を目的とした基金に寄付いたします。また、最終の収支は今回のクラウドファンディングにご協力いただいた皆様にご報告いたします。
■プロジェクト全体予算
●収入の部
〇スタッフ拠出
私落合個人、RPP、RPPスタッフにて360万円拠出致します。
〇スポンサー企業寄附
平素、レース用機材や用品の提供を頂いている企業様より120万円の寄附をお約束いただいております。
〇クラウドファンディング調達資金について
今回のクラウドファンディングで210万円の金額の調達を目標としております。何卒皆様の暖かいご支援くださいますようお願い申し上げます。
●支出の部
〇レース参戦費用
・渡航費
今回のレース参戦にあたって、ライダー含めてスタッフ総勢10名で挑みます。うち6名は日本からアメリカへの渡航費(25万円×6名=150万円)発生します。
・滞在費
10名を越えるスタッフにて10日間にわたって落合佑介のレースをサポートしていることから、現地での宿泊費を含む滞在費として250万円を予定しております。
・移動費
レースを行うにあたって、サポートカー3台(ガソリン代等交通費含む)を準備し、総額200万円を予定しております。
〇クラウドファンディング諸経費
・キャンプファイヤー手数料
皆様から頂くクラウドファンディング調達金の手数料として34万円(200万円×17%)発生致します。
・返礼品原価
皆様から頂いたクラウドファンディングのリターンの予算として50万円を想定しています。ジャージ、Tシャツ、記念メダル、フォトブックなどの制作費用、報告会の会場費・当日運営費の原価のみとなります。
〇余剰金について
発生した余剰金に関しましては、防災・減災の啓発を目的とし「自然災害伝承碑」の訪問・調査・情報発信を行う活動の運用に利用いたします。私たちはいろんな道を走り、自然に触れ、そして地元の方々とのふれあいを楽しんでいます。しかしながら、地震や自然災害が起こる度にそれらがいとも簡単に崩壊していくところも何度も目の当たりにして参りました。その慣れ親しんだ環境の復興、防災意識の醸成の一助となるような行動も私にとって大きな責務と考えています。
過去の活動実績はこちら
https://randonneur-plus.com/densyo-ride/
最後に
落合佑介を表彰台の頂点へ押し上げるお力を、ぜひいただけますよう、よろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る|【クラウドファンディング継続について】
2023/05/01 22:45たくさんのご支援、ありがとうございます!!クラウドファンディング開始から1日足らずで目標額を達成することができ、とても驚くとともに、ご支援くださった皆様には心から感謝を申し上げます。たくさんの方からいただいた声援を力に変え、いっそう気を引き締めて、クルーとともにRAAM本戦に挑みますので引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。 さて、今回多くのご支援をいただいたことを受けて、大きな決断をしましたので皆様にお伝えしたいと思います。 その決断とは、クラウドファンディングは目標金額に達しましたが、募集終了まで引き続き継続していくということです。 目標金額に達した時点で、募集を打ち切ることも考えました。ただ、今回の挑戦に至るまでの活動を通じて私が感じた、「このレースは、ひとりでは走れない」という思いがずっと頭にありました。2021年日本縦断ギネス記録チャレンジでは、メカニック担当が最高の走りをいつでもサポートしてくれた サポートクルーはこれまで、それぞれの好意によるボランティアで私の挑戦を支えてくれました。2020年のRAA(青森一周)、21年の日本縦断ギネス、昨年のRAW(RAAMの前哨戦)を一緒に戦うことで強い信頼関係も生まれ、最強のチームでRAAMに臨むことができます。こうした挑戦はクルーなしでは考えられません。真夜中で寒さが厳しいなか、仲間の声に元気をもらったことも 一方で、ボランティアに頼るには、今回のRAAM出場はとても負担が多く、アメリカまでの渡航費はクルー個人の支出が前提となります。現地に帯同してくれるスタッフの他にも、国内でレース中の映像配信やレース本部からの情報分析などの後方支援を引き受けてくれるクルーにも、やはり大きな負担がかかります。自分ひとりでは成し遂げられないとあらためて感じた そこで、クラウドファンディングを募集期間いっぱいまで続けて得られる資金につきまして、以下のように新たな方針を加えていきたいと考えました。●方針1 RAAMで結果を出すことを第一義とし、クルースタッフの待遇改善を行うこととし、クルー負担となっている「スタッフ拠出」部分への補填させていただきます。●方針2 発生した余剰金に関しましては、これまでの方針通り、防災・減災の啓発を目的とし「自然災害伝承碑」の訪問・調査・情報発信を行う活動の運用に利用してまいりたいと思います。防災や災害復興に多少なりとも貢献して、私たちが楽しく走れる道や環境作りに貢献していきます。※過去の活動実績はこちらです。https://randonneur-plus.com/densyo-ride/アップデートした全体予算に関しましては、クラウドファンディング終了後に皆様にお送りします。 多くのご支援を賜りました事で、上記のように利用目的を一部追加させていただく事になりました。これによりキャンセル・返金を希望される場合、CAMPFIREのメッセージ機能をご利用いただきお知らせいただければと思います。私は優勝を目指して走ります、スタッフも本気でサポートをしてくれます。皆様から受け取ったご支援は、私たちにとっての大きな力となります。だからこそ、私にできることはすべてやり、最高の結果をアメリカから持ち帰りたいと思います!キャプション:応援してくれる仲間がいると、楽しさは何倍にもなる僕たちの挑戦にこれからもご注目ください。どうぞよろしくお願いいたします。2023年5月1日 落合佑介 もっと見る
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