今回の活動報告では、このクラウドファンディングのリターン限定品であるXros.codeを搭載した10の作品群「ワールドコーデック」の番外作品「零式戦闘コードゼロ」の世界観と搭載された独自のルールについて解説いたします。
・世界観
コードゼロの舞台は、「2000年の東京」。
新たな世紀の始まりの年にして、コンピューター2000年問題など様々な不安から始まりどこか落ち着きのない年。政府は、90年代の初頭から急増する絶滅した古生物を模した能力を持つ者たち「ゼロシキ」で構成される特殊機関「零式特務専従班」を正式に稼働させる...。
ゼロシキたちは、その力をいたずらに振りかざす悪のゼロシキやゼロシキ能力でしか倒すことの出来ない敵性存在「ケツバン」との戦いに身を投じる。
・ゼロシキとは
人々が認識し、生活している空間に隣接している地球の記憶領域「深層零次元」にアクセスし人知を超えた力を引き出せる人々の総称。
ゼロシキたちは大戦以前から世界中で発見されていたが、90年代初頭から日本では突如急増した。未だに覚醒のメカニズムは不明だが、総じて近代兵器を凌駕する戦闘力と能力を有するためゼロシキの価値は計り知れない。
・零式特務専従班-零専-とは
大戦中に当時の軍が指揮した、ゼロシキを用いた特殊部隊と研究機関を前身にもつ化学企業「八神」と政府が90年代初頭のゼロシキ急増に対応し組織した特務専従班。構成員のほとんどが能力に目覚めたばかりのゼロシキで構成されている。
活動は主にゼロシキにしか認識できず、その能力でしかダメージを与えられない「ケツバン」の撃破や確認されたゼロシキのスカウト/保護。
・ケツバンとは
ゼロシキ同様に「深層零次元」にルーツを持つ謎の存在、姿は全てノイズが古生物のシルエットを作り出したようなもの。ゼロシキ急増と同時に日本中で出現し様々な怪事件を引き起こしている。ゼロシキの力以外では消滅させられないため、このケツバンに対応するため政府は零専を組織することになった。
ケツバンは出現する際、特殊な電磁波を周囲に放つため出現を予測し戦闘することは可能(ちなみにゼロシキが能力を使用した際も同様の電磁波が放たれる)
・追加ルール「ゼロトリガー」&「ゼロチャージ」
このコードゼロに搭載された追加ルールは、達成値が0のときに発動する必殺能力「ゼロトリガー」と自身の算出する達成値を任意点数減算する「ゼロチャージ」です。
ゼロトリガーには「必中」や「ダメージ増幅」「防御無視」など様々な効果があり、ゼロチャージを使い意図して発動させることによって戦闘を有利に進めることができます。
戦闘は、大きな達成値を出したものが判定に勝つ上方判定でありながら如何にして「0を作るか」が重要になる特異な物となっています。
今後もルールの詳細を報告させていただきます。