ラグーナ出版とみぃさの実の利用者さんが、ひとつひとつ丁寧に心を込めて製作しています。
ひとりでも多くの赤ちゃんに自分たちが作ったえほんを届けられることで、利用者さんにとってもやりがいに繋がる貴重なお仕事の確保になりそうです。自分たちの技術が社会の役に立てる感覚も大変自信になります。
私たち各法人の努力だけでは、多くの赤ちゃんにえほんを届け、利用者さんのやりがいに繋がる仕事を確保し続けることは大変困難だと判断し、皆さまにご支援のお願いをすることにしました。どうか、鹿児島で生まれる赤ちゃんとその家族、そして、えほんを制作している利用者さんの笑顔に繋がるプロジェクトへのご支援を心よりお願い申し上げます。
点字付きてのひらサイズえほんパクパクがどのように作られているのかご紹介します!
【工程1】ラグーナ出版でえほんデザインを印刷します。片面をPP加工し、生後半年までの赤ちゃんが舐めても引っ張っても簡単には破れないようにしています。
【工程2】みぃさの実で波型の刃型で1枚1枚切り離します。それぞれの端に波型を合わせてカットするのが案外難しく、慎重かつ大胆な利用者さんが、4~10枚合わせて、ずれないように四方に目を配りながら1枚1枚波型に切り離していきます。
刃型も、既成品がなく、刃型職人さんにお願いをして作ってもらいました。鉄をなみなみに曲げるのが大変だったそうです。職人さんの技術で、赤ちゃんのてのひらにおさまる波型のえほんが出来ました。
【工程3】ラグーナ出版で台紙をカットします。厚さも試作を重ねて今の厚さになりました。
【工程4】みぃさの実で、カットした台紙に布とゴムを貼り付けていきます。
【工程5】ラグーナ出版で布を貼った台紙に白い厚紙を一枚貼ります。こうすることで、そのままえほん部分を貼り付けるより強度が上がることが分かりました。
貼った後は、しっかり圧着します。
【工程6】えほん部分に点字を打ちます。
【工程7】えほん部分と台紙がずれないよう気をつけながら貼り合わせます。
完成!!