コロナ禍におけるオーケストラの苦難
YKOは年に1度のオケ主催公演である東京公演(ティアラこうとう共催)の他は、主に地方自治体の公共施設であるホール主催での公演や、宝くじの文化公演として各地で活動をしています。
しかし近年コロナ禍において、新型コロナウイルスの蔓延防止対策として全国のホールが『最大収容人数の50%以下(奏者人数含む)』での活動を強いられました。
その結果、大所帯のオーケストラを当オケ本拠地である関東から移動する交通費などチケット収入では賄うことが厳しくなり、地方自治団体主催の公演は必然的になくなりました。
また、宝くじ文化公演の集客ノルマがホール最大収容人数の80%であることから、50%しか入ることのできないコロナ禍では中止や延期になりました。
その結果、オーケストラの存続も大変厳しいものとなっております。
このプロジェクトの目的
このプロジェクトにおいて、返礼品として、公演で物品販売しているCD、そして2023年5月13日にティアラこうとう大ホールで行われる東京公演のDVD(公演後半年ほどお時間いただきます)をご用意させていただき、プラスアルファのご支援を賜りたく、本プロジェクトを始動させていただきます。
特にDVDは、広報や当オケ保管用に業者委託し生産するもので非売品であり、ここでしかお譲りできない大変貴重なものです。
吉田正記念オーケストラ(YKO)とは?
国民栄誉賞受賞作曲家、吉田正の楽曲を交響楽やタンゴに編曲したことで、クラシックでもなく歌謡曲でもない「第三の音楽」を演奏する吉田正記念オーケストラ(YKO)が2001年吉田喜代子夫人によって設立されました。
昭和30年前後の或る日、吉田正が「ニッカバー」、「トリスバー」などのカウンターで当時流行りの「ハイボール」のグラスを傾けていると心地の良いBGMが聞こえましたが、ふと気づくと海外の作品ばかりであった。日本人の作品でもBGMとして相応しい作品を生み出そうと一念発起したことが「都会調吉田メロディー」の誕生に繋がりました。
YKOのプログラム構成は映画音楽・ラテン・ジャズ・タンゴ・シャンソンなど幅広い世界のムード音楽に吉田メロディーの管弦楽演奏が列せられることで、去る日に吉田正が描いた夢を実現させています。
YKOの楽員は東京芸大・桐朋学園の出身者を中心に構成され、技量が優秀であるのみならず、オーケストラ公演に馴染みの薄い中高年層の聴衆に親しみやすく語りかけの出来るキャクターの団員が多いのが特徴である。クラシックも総体的に柔和な雰囲気のなかで演奏されるため啓蒙効果が高く、初心者がクラシック公演にリピートする効果も生んでいます。
クラシックを生業とする交響楽団が吉田メロディーを演奏することに価値があると評価していた吉田喜代子夫人にとって、YKOのクラシック演奏は極めて重要なファクターであります。
指揮者がトーク進行するコンサートの事例はあるが、YKOのケースでは指揮者の幅広い見識がユーモアたっぷりに語られ、時には歌唱も伴うことから中高年の熱烈な支持者(男性も多い)を獲得しているトーク&コンサートは他に例を見ません。
吉田メロディーの交響組曲編シリーズ「東京シンフォニー」は7枚のCDに収録され、またコンチネンタル・タンゴに編曲したシリーズも7枚、合計14枚のCDがビクターから発売され日本レコード大賞企画賞を受賞している。また「東京シンフォニー第七番」はNHKにてTV放映されました。
YKOはフランス・シンガポール・台湾などの海外公演も活発に行っているが、20有余年にわたり国内各地の公演でオーケストラの大衆化という命題の元、社会貢献を果たしています。
(当オケホームページ http://www.yoshidatadashi.com/ )
YKOのYoutubeチャンネルがあります!
https://www.youtube.com/@user-wz6dc7ve8q
です。是非ご覧いただき、チャンネル登録も宜しくお願いします!
下記はPVのQRコードです。ご活用ください。
最後に
当オーケストラが存続することで、特に中高年のお客様に好評の「元気が出る!オーケストラコンサート」を存続することができ、公演やCDによって若い世代へ吉田メロディを含むムード音楽というジャンル自体を継承していくという、オーケストラ設立以来の目的を果たすことに繋がります。
是非ご支援よろしくお願いします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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