コメータ伊勢志摩で夕食や朝食を提供するにあたって、飲食業営業許可をとる必要があり、そのためにはお客様が使うキッチンとは完全に別に、従業員が専用で使用する厨房を用意する必要があると保健所から指導を受けたので、中古保冷コンテナを厨房として改造して設置することになりました。
写真が三重物流がはまゆう便で使用していた保冷コンテナ。アルミ合板で断熱材をサンドウィッチしている構造のため、抜群の断熱性能があり、かつ内装もすべてアルミで水洗いできる床と壁が加工なしでokという代物です。アルミなので海のすぐそばのコメータ伊勢志摩においても、錆の心配をしなくて良いのも素敵ですよね。
元々保冷コンテナ用のエアコンがついていた部分に窓がはめられています。この部分にトイレを設置してもらう予定です。敷地内にはすでに下水、上水、井戸水、電気の配管が通してあるので、厨房用コンテナまでの延長は簡単にできます。
建築確認申請の方がなかなか進んでおらず、本体の工事のストップは2カ月を超えそうな勢いです。当初10月オープンを想定していましたが、下手をすると年明けにオープンがずれ込むことが想定される事態になってきました。ご支援をいただいている皆様にはお待たせすることになってしまい、大変申し訳ありませんが、絶対に絶対に良い施設を創って、皆様をお待ちしていますので。もう少しだけ待っていてくださいませ。
工事が進まなくって、わたし自身の予定が空いたので、湯快リゾートでアルバイトを始めました。賢島の近くにあります。最大400人くらい泊まれるホテルです。
朝は6時に出勤して、調理場で野菜や肉をカットしています。夜の部では揚場で天ぷらをあげたり、鮨のネタを乗せたりしてます。なれない作業で天手古舞していて、回りに怒られまくっていますが、ホテルの厨房で働くという貴重な機会を与えていただいた湯快リゾートさんには感謝感謝です。早速前述の従業員専用厨房の設計とか、機材調達で役にたっています。これから湯快リゾートの良い点を学び、悪いところは反省して、改善点をコメータ伊勢志摩に反映していきたいと思っています。
そういえば以前に発注していた信楽焼のバスタブが焼きあがって、完成写真が送られてきました。
中央には追い炊き用の金具を取り付ける穴をあけてもらいました。ここにマイクロナノバブル発生機能付きの追い炊き湯沸かし器が接続します。またお客様がバスタブに入りやすいように、入り口部分もちょっと低く加工していただきました。このバスタブ1個で100万円以上しました。本体の工事がストップしているので、このバスタブがコメータ伊勢志摩に届くのはまだまだ先になるのが悲しいですけど、待てば海路の日和あり ですよね。