プロジェクトを応援して頂きありがとうございます。
今回は靴づくりで最も重要な芯の部分のお話です。
実際に靴を作るのは決して自分ではなく工場の方々です。
工場の方々とどれだけコミュニケーションが取れているかは製品にも雲泥の差が生まれると思います。
手を抜くとかそういう事ではなく、「魂」が入っていません。
どうしてもブランド側の人間が工場に行くと、作業場の方は緊張したり、恥ずかしがったりしてしまうのでいつもの作業と比べ、固くなってしまいます。
世間話でも良いので少しお話しをすると、また来た時にはすでにコミュニケーションのレールが敷かれている状態なので固くならず「良いものづくり」をしていただけるのです。
お声がけ程度のちょっとした事ですが、作業場の方が「あの人の為に頑張ろう!!」と思ってくれることがスニーカーに反映されて良い物が生み出されます。
こうしてお話することはリアルの醍醐味でもあります。
目に見えない何かを語るのは難しいですがそういった事がお客様にも伝わると誰も損はしないし作り甲斐があります。