今回も衣装・制作の73がお送りします。
今回の撮影でとても効果的に使われている布たち。
(筆者は「謎布」と呼んでました)
以前までの撮影レポートでも少し触れましたが、
こちらは多数の人の手で完成しております!
今回はそんな「画面の外」をお送りします。
「布をいい感じに使いたい」
例年使ってきた背景布を、今年は人物と合わせて効果的にしたいとスタッフ陣に提案したのが始まりでした。
この時は「いい感じに固定しよう。」
そう思ってました。
現場で調整しながら、完成予想と実際の画を擦り合わせ。
ドレープを作るのに四苦八苦しつつ、いい位置を見つけて気づきました。
「これは、人力が必要。」
奥行き感を出すために、高さも角度も被写体の位置に合わせて都度の調整をしています。
角度を変える度にドレープも調整。
初日はてんやわんやしながら、時にメンバー遠藤が面白い体勢になっていたりしています。
すっごい大変。でも画はすごくいい。
人員は限られているため、メンバーである遠藤と片桐が常に布ポジション。
そんな中、撮影を終えた出演者が手伝いに入ってくれる場面も。
とても助かりました。
演出助手・出演者の山田奈津美さんも二日間ほぼずっと手伝いに入っていただきました。
そして、時間が経つにつれ、遠藤・片桐の連携がスマートになっていきます。
最終的には、一瞬で理想のドレープを作り、位置取りも完璧になる二人。
(そして上手に固定の負担を減らしています)
みんなのちからで完成した写真は、どれも素敵な仕上がりになってます!