2023/03/22 18:48

こんにちは!インターンの野地です。

「空爆が続くミャンマーへ。教育支援で子どもたちに明るい未来を。」クラウドファンディングキャンペーンは、いよいよ残り9日となりました!

ご支援いただいた皆様、SNS等での広報活動にシェアという形でご協力いただいている皆様には、心より感謝いたします。


さて、昨日の活動報告でも取り上げましたように、昨夜、イベント第二弾を行いました。本日は、その模様をお届けいたします!

今回のイベントでは、前回同様、ミャンマーの現状、本キャンペーンの説明、ディスカッションを行いました。さらに今回は、元衆議院議員でインターバンド理事の阪口直人が登壇し、私たちのこれまでの活動と現在行っている活動についてお話ししました。


インターバンドは、学生インターンを含めたスタッフが現地に赴き、JICAと連携して除隊兵士の支援活動を行なったり、紛争が終結した国での選挙監視活動を行ってきました。さらに、阪口理事をはじめとして、政治との連携による民主化の支援を行い、実際に大統領になった方との交流もありました。さらに、阪口理事は、議員時代に、アウンサンスーチーさんとミャンマーの民主化のための意見交換を行ったこともありました。


2021年のクーデター以降は、本プロジェクトのように直接的にミャンマーに暮らす人々に支援をする活動に加えて、ミャンマーの民主化を目指して、政治と連携した活動も行なっています。これまでに、学生インターンが大使館や議員さんを訪問し、ミャンマーの民主化のため、ミャンマーに暮らす人々のため、それぞれができること、そして、私たちに必要なことなど、意見交換を行ったり、提言を行ったりしています。

これらの活動は、政治との関わりが強い阪口さんが理事を務めるインターバンドにしかできない活動であり、また、学生が政治との直接的な連携を図るといった意味で、インターバンドの特徴的な強みとも言えるでしょう。

さらに、イベントの中では、以下の議題について参加者の方々とディスカッションを行いました。

議題1. 日本で教育を受け、皆さんが学んだことは何ですか?
議題2. 紛争地で子どもたち(若者)はどんな課題に直面していると思いますか?
議題3. 紛争地の子どもたちに必要なことは何だと思いますか?私達には何ができますか?

議題1、2では、イベント第一弾と同じように、学校生活を通して、「人との関わり方や、協力して問題を解決することなどを経験しながら身につけてきた」と言った意見が聞かれ、紛争地の子どもたちが置かれている環境と心の状態が問題点として挙げられました。今回のディスカッションで興味深かかった点は、狭い生活範囲の中で子どもたちが子どもらしく自由に学ぶためには、音楽や催し物、スポーツと言ったエンターテイメントの重要性です。では、子どもたちの生活環境の中で心を休める時間を作るためには、私たちに何ができるのかと言ったことを考えました。

さらに、ミャンマーの子どもたちは、軍の情報規制によって外との交流を断たれているため、オンラインで交流会を開いて、長期的に人対人の関わりを持つことで、「忘れていない」という声を届けることができるのではないかと言った意見もありました。

参加者の皆様とのディスカッションを通して、昨年冬のサッカーワールドカップ、本日決勝戦が行われたWBCなどのスポーツやエンターテイメントの力で、紛争地の子どもたちを支援することができるのではないかという新しい支援のカタチ、私たちも非常に興味深い学びがありました。


キャンペーン期間最終日の3月31日にも最終イベントを予定しています!詳細が決まり次第告知させていただきますので、続報をお待ちください。


明日は、応援メッセージ③をご紹介いたします!お楽しみに!!