ふと見た、学校の掲示板。私の夢への挑戦の始まりは、そこからだった…
高校1年秋に、自らデンマーク留学を決意し、Rotary Youth Exchage Programの一員として、先月8月から、憧れのデンマークでの生活をスタート。
あっという間に半年が過ぎ、残り少ないデンマーク、ヨーロッパでの生活の中でもっとチャレンジして、後悔のない1年にしたい!そんな思いから、
Rotary Youth Exchange Program主催のヨーロッパ7か国(ドイツ、オーストリア、オランダ、フランス、イタリア、ベルギー)18日間のバスツアーに参加します。様々な国出身の留学生と共に、ヨーロッパの文化を体験します。
皆さんと、私がこれから体験するヨーロッパの人々、文化の様子を共有したい!それぞれの国で高校生の視点でエッセイを書き、リアルな様子をお伝えしたいと思います。
私のChallengeへのサポートよろしくお願いいたします。
▼はじめまして:-)
私のChallengeをご覧くださり、ありがとうございます。山本りのと申します。
現在、17歳でデンマークに約1年、Rotary Youth Exchange Programを通して留学しております。
(Rotary Youth Exchange Program とは、何だ?と思った方、私もRotaryで留学してた!という方、そしてRotaryのメンバーの方々、それぞれいらっしゃると思いますが、RotaryYouthExchangeProgramを使った私の留学生活の様子については、エッセイを通してご紹介いたします)
「デンマーク?」それってどこ?
私がデンマークに決めた理由は結構安直で、実際行くと決まるまで、どこにあるのか、自分でも分かってないくらいでした。
デンマークは、北欧雑貨が可愛いというイメージや、おとぎ話の国というイメージしかありませんでした。
デンマーク語なんて聞いたこともなかったし、ましてや周りにデンマーク留学をした人なんて一人もいませんでした。デンマークに到着前は、不安と期待でいっぱいでした。
実際デンマークで暮らしてみると、自分の知らなかったことだらけで毎日が冒険みたいで、ワクワクドキドキでいっぱいです。不安な時もないわけではありませんが、毎日楽しくて幸せです。
デンマークの人はみんな英語が喋れるので心配だったデンマーク語も自分のペースで勉強できています。あっという間に半年がすぎ、デンマーク語での会話もできるようになってきました。もちろんまだまだ分からないことはたくさんありますが:-((
様々な国の留学生と知り合う機会もあり、色々な文化の違いに戸惑うこともありますが、基本的に楽しく明るく、自由に過ごしています。
高校生のうちにこんな経験ができていることに、親や親戚、友達、Rotaryの皆さんに感謝してもしきれません。
そんな充実したデンマーク生活を送っている私が、どうしてヨーロッパ7か国をめぐるバスツアーに参加するのか、どのような形で皆さんと共有したいのか、についてこれから紹介させていただきます!!
▼私は交換留学生!!
私が留学を決めたのは、高校1年で参加した、Molecular Frontiers Symposium2017という著名な科学者達によるシンポジウムに参加したことがきっかけです。そこでの講演会は、全て英語で、予習して、一生懸命質問を考えた私でしたが、全く訳が分からなかったのを覚えています。そんな私でしたが、周りの高校生を見ると、積極的に英語で質問、そして自分の夢を語っていました。負けん気の強い私は、家で考えてきた質問をカタコトの英語で質問してみました。すると、その質問が、優秀と評価され、パネルディスカッションのメンバーに選ばれてしまったのです。運が悪いのか、良いのか、大体の人は運が良いと考えるでしょう。しかし、私にとっては最悪で、何をディスカッションしてるのか、周りの高校生が何を話しているのかついていくのが必死で、あまり喋れなくて悔しい思いでいっぱいでした。
私と同い年で、こんなに自分の夢や目標に向かってガムシャラに頑張ってる人達がいるんだ…
その時の私は衝撃を受け、何が何でも自分の夢を叶えてやろうという情熱で満ち溢れていました。
その1か月後、クラスの掲示板にRotary Youth Exchange Programでの1年留学についての紹介がありました。1年留学なんて、私の家庭では無理、と考えていたのですが、この機関を通しての留学は、ほとんど奨学金で賄われるとの紹介があり、絶対やろうとこの時胸に誓いました。どこの国とかはまだ何も考えていませんでしたが、シンポジウムで出会った高校生に負けたくないという情熱で、親を説得しました。
もちろん両親、祖父母には反対されましたが、もう決まったことだからと言ってしぶしぶ承諾してもらいました。
そこからは、あっという間で、、、
3ヶ月後にはデンマーク行きが決定し、8ヶ月後にはもう日本を飛び出していました。
「有名なコペンハーゲンのNYHAVNでの一枚」
「私が、住んでいる町Ringsted の景色」
ちなみに、Rotary の留学は、語学留学ではなく、文化交換目的で留学をしています。ですので実際は「留学」ではなく、「派遣」であり、地域文化を紹介する義務があります。
私の地元、スポンサーRotary の地域は、桜エビが有名なのでこれまでに何度か桜エビの料理を振舞ったりしています。
ロータリー青少年交換の概要はこちらから↓
https://www.rotary.org/ja/our-programs/youth-exchanges
▼Europe bus tour
私が、皆さんと協力して、成功させたいとおもっている、このヨーロッパ7か国をめぐる旅は、Rotary Youth Exchange Programの主催で、様々な国からの留学生とともに、バスツアーをします。
Rotary を使って、留学経験のある方はご存知かもしれませんが、これは1年留学の中に含まれているプログラムです。
私がこのプログラムに参加しようと思ったのは、一生に一度しかない高校生でのデンマーク生活をもっとかけがえのない経験にしたい、このチャンスを生かしきれるまで生かしたいという強い気持ちがあったからです。そして、この経験を独り占めするのではなく、より、多くの人と共有したいと思い、クラウドファンディングを利用いたしました。
また、これまでのデンマーク生活で、奨学金があったからといっても、親や親戚の迷惑をたくさんかけてきたので、少しでも負担を減らせる方法はないのか模索した結果、クラウドファンディングの利用にたどり着きました。
また、既に、バスツアーの振り込みが終わっておりますので、All in方式で実施いたします。ご理解のほど、よろしくお願いします。
17歳というかけがえのない1年を、夢を叶える為の一歩にしたい!!
どうか私の夢へのChallenge、ご協力おねがいいたします。
▼私の旅行計画
1日目-ドイツ
デンマークを出発し、ベルリンに行きます。その日は他の留学生とともに世界史の重要な場面を劇を作ることを通して学びます。
2日目-ドイツ
ベルリンで一日過ごします。ツェツィーリエンホーフ宮殿、ブランデンブルク門、クアフュルステンダム(ベルリンの歴史博物館)ウンターデリンネン(ベルリンの有名な通り)カイザーヴィルヘルム記念教会、ベルリンの壁をまわります。
3日目―チェコ
朝食後ドイツからチェコのプラハに向かいます。途中で、テレージエンシュタット収容所でナチスによる残虐の歴史を見ます。
4日目―チェコ
モルダウ川の上、七つの丘がそびえたつ黄金都市プラハで、古城、プラハ城、 ヴィート大聖堂、旧市街をまわります。
5日目―オーストリア
朝食後、ウィーンに向かいます。国境の美しい景色をバスの中から見て、素敵な文化を吸収します。
6日目―オーストリア
ウィーンのシェーンブルン宮殿に行きます。その後ウィーンの街で素敵な音楽や街並みを楽しみます。
7日目―イタリア
オーストリアの田舎の景色を楽しみます。その後、バスでイタリアのリオデジェソロという町に行きます。
8日目―イタリア
リオデジェソロのビーチで一日楽しみます。その後ヴェニスに向かいます。
9日目―イタリア
ヴェニスで、サンマルコ広場、ドゥカーレ宮殿、ゴンドラ遊覧を体験します。その後、リオデジェソロにもどり、次の日の準備をします。
10日目―イタリア
ベローナに向かいます。アリーナとジュリエットのバルコニーに行きます。その後モンドビ地区に向かいます。
11日目―フランス
ニーチェに向かいます。アルプスの景色を楽しみます。その後、アビニョンという都市に向かいます。
12日目―フランス
フランスの南の景色を楽しみ、2000年前にたてられたポンデュガールという水道橋を訪れます。
13日目―フランス
パリに行き、ディズニーランドに行きます。
14-15日目―フランス
パリで、ルーブル美術館、凱旋門、エッフェル塔、ノートルダム大聖堂、コンコルド広場、ポンピドゥーセンター、サクレクール寺院、カルチェラタンに行きます。
16日目―ベルギー
ブルッセルに行きます。プルッセル城とベルギーの街並みを観光した後、オランダのアムステルダムに向かいます。
17日目―オランダ
アムステルダムでクルーズしながら街並みを観光します。最後の夜をドアワースで過ごします。
18日目―デンマーク
ドアワースからデンマークへ帰国します。
▼資金の使い道
バスツアー代 30万円
リターン(お土産代)10万円
リターン(エッセイ資料代)10万円
▼リターンについて
それぞれの国で私が感じたことについて、エッセイを英語と日本語で書かせていただきます。エッセイを日本語と英語で書かせていただくのは、より多くの人と私の経験を共有したいという思いからです。
また、お土産も皆さんにお渡ししたいと思います。
(デンマーク生活が知りたい方にもエッセイを用意しております。)
▼夢は「世界を幸せに!?」
私の夢は、UN Women で働き、世界の第一線で「経済格差」という問題解決することです。
デンマークに留学を決めた理由に、福祉大国で、平等、世界一幸せな国であるということがあります。
デンマークで過ごすなか、日本で年々増加している「貧困層」の人々がやけに少ないということに気づきました。消費税25%という高い税率である反面、誰もが幸せに、誰もが夢を見れる社会が実現しています。
日本では、貧しい家庭の子供達は大学に行くのが難しく、その後の就職もなかなか安定した職を見つけられなく、貧しいなかから抜け出せない人が多勢います。
そんな状況を変えたい!!所得格差のない平等な社会を目指したい‼︎
それが私の夢です。
ヨーロッパ7か国旅行では、ヨーロッパそれぞれの国の社会体制、人々の様子まで掘り下げたいと思います。そして、私の興味分野、私なりの視点でエッセイを書かせていただきます。
私の家は裕福でもなく、ひどく貧しいわけでもありません。しかし、留学したり、旅行したりするのは金銭的に苦しく、家族にはたくさん迷惑をかけてきました。
それでも私の夢への気持ちは、曲げられません!!
どうかこの情熱へのご協力よろしくお願いします。そして、皆さんも一緒にヨーロッパに行って見ませんか?
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