開始6日目。もうすぐ開始1週間。
改めて、いろんな気持ちを振り返りたいなと思い、
MIGUSHIがどうして「ウィッグを販売するクラファン」ではなく
「ウィッグモデルを募集するクラファン」を始めたのかをお話しできればと思います。
ウィッグを使ったことがないみなさん!
「ウィッグ」ってどんなイメージですか??
ちょっとざっくりしすぎてて答えづらいですかね。
では質問を変えましょう。
ウィッグについて良いイメージですか?嫌なイメージですか?
「友人や知り合いが使っていたとしてもなんとも思わないし、
最近おしゃれなものもあるので良いと思う」
というポジティブなご意見も、最近は増えてきているはず。
でも一方で、
「できれば自分が使いたくないなぁ」
って本音の部分も実は少しあったりして。。。
他の人がする分には良いけど、自分は使いたくないと思っちゃうのはどうしてでしょう。
深掘りのために、別の質問をしましょう。
「あの人ヅラじゃない?」と言ったことはありますか?
この「ヅラ」という言葉は、ほとんどがイジったり陰口を言う時に使われることが多いと思います。
整理すると、
「他人が使う分には全然構わないし最近はそういったものも個人の選択だし尊重するよ」という許容がある一方で
「自分には必要のないものだし、もし使った時にバレたり陰口を言われることが嫌だから、できれば使いたくないな」という拒否もある
不思議な矛盾が発生しているのが「ウィッグ」だと思っています。
この矛盾はどうやって解決できるのか?
それを紐解くヒントがあります。
それが「マッチングアプリ」です。
マッチングアプリって2018年の登場したての頃は、あまり良いイメージがなかったですよね。
当初は「出会い系」という言葉がまだ残っていたこともあったので、何か危険なことなのでは?やらしいことなのでは?といったイメージで語られることも多かったと思います。
でも今はどうでしょう?
結婚式の2人の馴れ初めで「マッチングアプリで出会いました」
って人、最近増えましたよね??
それを聞いて、「へーそうなんだ」って感じで、特になんとも思わない人も多いはず。
つまり、「マッチングアプリを使ってた」ってことをネガティブに捉える人ってだいぶ減ってきていると思うんです。
この変化はどうやって起こったのでしょう。
僕はここに、一つの仮説を立てました。
それは、「誰かに言いたくなるもの」になれるかどうかです。
本来誰にも言わないものだったものが、少しずつ誰かに言いたくなるものに変わっていくことで
「そうだったんだ!すごいね!」
「私も真似してみようかな」
といった共感が生まれ、褒められる瞬間に私たちは前向きな気持ちになれるもの。
マッチングアプリも、どの機能が良かったか、どのアプリがよかったか、
よりも真っ先に誰かに言いたいのは「恋人ができた」というエピソードですよね。
もちろんマッチングというネーミングが、出会った人の相性が良いことを引き立ててくれたり、それに裏付くAI機能の発展、コロナの追い風などもあったと思います。
でも、それを聞いた友人が、マッチングアプリの印象が変わっていったり、自分も試しにやってみようとする。
そういった、良い連鎖がつながっていったのだと思うのです。
だからこそ。MIGUSHIは挑戦したい。
「隠したい、バレたくない」という状態のままではなく、
この「誰かに言いたくなるもの」になりたい、
自分自身の魅力を引き出してくれる、そんな存在にMIGUSHIはなりたいのです。
「見えないもの」から「魅えるもの」へ。
みえることで良いねが増える、広がっていく。
「似合ってるね」「魅力的だね」「最近増えてきたよね」
という「いいね」が広がっていく時代を目指したいのです。
そして、このクラファンを始めるにあたってたどり着いた結論が、
「かくさないウィッグだからこそできる、ウィッグモデルとしてハロウィン時期の渋谷の看板広告に登場してみた」
というエピソードは、誰かに言いたくなるだろうなと言うことです。
『つけるパーマ』という商品を使って、普段とは違う自分を表現できさらにプロのカメラマンに宣材写真として撮影してもらい、それが広告として出演するという、という前代未聞の体験です。
これからもMIGUSHIはウィッグブランドとして、革新的な挑戦を続けていきます。
つくりたいのは時代です。
応援よろしくお願いします!