今回は本プロジェクトのメインである「いくのパークビール」の仕込みをレポートしていきたいと思います!前回の活動報告の最後でちらっと書かせていただきましたが、いくのパークビールはチリIPAという唐辛子を使用したスパイスビールを仕込むこととなりました。MARCAではこれまでチリビールの醸造はしたことがなく初挑戦となりますが、その模様をご紹介していきます!まずは仕込み釜にお湯を張っていきます、釜が大きいのでこの時点で迫力がありますね。釜に注いだお湯に粉砕した麦芽を投入していき、ここからビールのベースとなる麦汁を作る作業である「マッシング」を行います!「マッシング」とは麦芽に含まれるデンプンを酵母が発酵に利用しやすい糖に分解していく工程になります。糖ができてくると工場中に麦の甘い香りが充満します。攪拌をしつつ、デンプンの糖化を確認しながら作業を進めていきます。そしてできた最初の麦汁が「一番麦汁」です。さらに、残った麦芽にお湯をかけ残った糖を絞り切る「スパージング」という作業を経て麦汁づくりを行っていきます。少し余談ですが、この麦汁を絞り切った麦芽カスは農家さんなどの元へ配達しさらに資源として利用していただいています。さて、できた麦汁は別の釜へと移送し、殺菌と余計なたんぱく質などを取り除くために煮沸を行っていきます。そしてこの煮沸のタイミングでホップを投入します。ホップはビールの香りや苦味、泡のもちなどに影響するビールにとってとても重要な原料のひとつです。そして普段のビール造りとは異なり、今回はこのタイミングで唐辛子を入れていきます!どういう味に仕上がっていくのか楽しみですね!ここまで来れば仕込みも大詰め、タンクへと冷却をしつつ移送していきます。ここまでが今回のいくのパークビールの仕込みレポートになります!いくのパークビールはタンクの中で発酵・熟成をしつつ私たち、そしていくのパークの皆様、ご支援・ご協力いただいている全ての方に納得のいくビールになるよう醸造を進めていきます。これからもビールの経過報告、グッズの進捗など本プロジェクトの活動報告を投稿していきますのでシェア・拡散等ご協力いただけると大変助かります!よろしくお願い致します。



