2023/06/01 23:31


梅雨の6月になりましたね。アーティスト Priscilla Lei (プリちゃん)です。



私たちのアートブック第二弾の出版に向けて、自分の過去や作品を遡りながら内省する日々。



実は5月いっぱいをかけて、”掲載する全作品”を一番納得いく形で確定することができた。


今作は、”全88作品”。



あらかじめ掲載予告していた、日本一周の旅路を通して産まれた「Soul Journeyシリーズ」


そして。。



作品をリストアップして、内省の日々。



***



「プリちゃんは、まだまだこんなもんじゃないよ」


再び脳裏に浮かんだ、懐かしさを感じる、あの優しい声。



将来に対して明るい希望・展望が見出せずに、失意の底にいた10年前の私。

描いてみても、気づけばまた闇に呑まれてしまう。お先真っ暗のように思えて、前に進むことが怖くて怖くて仕方がなかった。刻々と過ぎ去る時間が、どうしてもストップして欲しかった。






そんなときに、励ましの言の葉を贈ってくださった人がいて。



当時は半信半疑で受け取っていたけれど、、、

自分を信じるために何度も言い聞かせるほど、私にとって大切なワンフレーズになっていた。



あなたがいたから、2023年6月の私がいます。

心から、ありがとう。



***



悩むこと・苦しむこと・涙することは昔と変わらずある。。ほんと、色んな姿・形を変えて突然やってくるから、やめてていただきたいくらい。


2023年6月の今も抱えているものがあるし、日本一周をしていた2022年もあったし、その大きな変化を望むに至った2021年もあった。






生きている限り、なくなりはしない感情たち。

でも、向き合い方は10年前の私と比較して成長できたと思う。

アートを創作・発表するという、”活かし方”にも気づけたことも大きい。


それに、笑顔でいれる日もあるし、”明日を生きることが楽しみだなぁ”と心底感じれる私もいることが本当に嬉しい。



もし、10年前の私に会って伝えることができるのだとしたら、、、こう伝えたい。


「あなたは大丈夫。そこから10年の月日が流れたとしても、夢のカタチは変化しながら充実した毎日を生きてるよ。お先真っ暗なんかじゃないよ。今は信じられないと思うけどね。」って。






***



「本当に、このままでいいのかな?」

「本当は、もっとこうしたいんじゃないかな?」



新しい変化を求めているのに、なかなか変わることができなくて焦る私。

自分で自分に許可を出してあげること、一歩踏み出すことに何度も迷ってしまう私。

本音は昔から知っているのに、先延ばしにするクセがあることに気づく私。

どこかで”自分はここまでなんだ。。”と線引き・限界を決めようとする私もいる。。



そんなことを悶々と思い悩んでいた2021年。

一つの夢が叶っては笑い、一つの夢が破れて涙した大きな年。


でも、この春夏秋冬がPrologue(=序章)だったんだ。






なにもかも、うまくいくことなんかない。

それでも創作は辞めたくなくて、そのときの私で創って発表し続けた。


アートブック第一弾に掲載していない、日本一周を決意する前に産声をあげた作品たち。



それが、“Prologueシリーズ”





どんな作品であるかは、完成をお楽しみにされてくださいね。


Priscilla Lei

プリちゃん

@priscilla_lei_