「あなたのやりたいことは何ですか?」
僕はこの言葉が嫌いだった。
“やりたいことがある”ことが前提な質問だし、
圧を感じる。
この言葉から逃げるために、
いわゆる” やりたいこと探し”をやった。
ブログから始めて、実写YouTubeやって、映像編集やって…。
絵を始めるのに、1年半かかった。
(自分に絵は向いているかな…)
そんな曖昧な思いから、
2021年2月より、本格的に僕は絵を描き始めた。
ちょうど、就活の時期だった。
でも、
何かを始めたての頃って、必ず何か言われる。
「悪いけど、あのラクガキみたいな絵で?」
「へぇ、好きなことやってるって素敵ですね。」
「で、就活は?」
心配は時として、夢を破壊する。
「あんたってほんと可愛くないね。」
親からそう言われちゃった時は、
さすがにきつかった。
(ウチは、大学→留学→大手みたいに、ガッチガチにレール敷いてくれる家系だったからね、笑)
レールから外れると、
先は真っ暗で、相談相手はいない。
全部が自分1人。
絵描いて、食べて、寝ての繰り返し。
僅かな成長を頼りに、一歩ずつ進む。
勿論、
結果が出ていない、何者でもない自分を、
誰かが相手してくれるわけでもない。
だから、描くしかない。
僕は、とにかく絵を描いていた…
※当時のスケジュール 21:00-8:30の夜勤バイト週4をしながら絵を描いていた。
作業時間は平均7-8時間
絵だけに集中する時は10-13時間
「バッシャーンッ!!」
公共の場で、頭からぶっ倒れた。
幸い、倒れた先が水風呂でよかった。
身も心も限界を迎えていたらしい。
メンタルも不安定で、
当時の日記は相当荒れていた……
そんな絶望の渦中に、
手を差し伸べてくれた歌詞がある。
アニメ「チェンソーマン」のエンディングを担当しているアーティスト、
“syudou”の楽曲に出てくる歌詞だ。(Adoちゃんと楽曲”うっせぇわ”を作った方でもある。)
僕は、数ヶ月に1回、
YouTubeにアップロードされるMVをみて、
何百回もリピートしては、絵を描いていた。
辛い時はいつだってsyudouが僕の隣にいる。
彼の楽曲に何度救われたことか。
そして、
いつしか僕にもこんな感情が芽生え始める。
“僕も、自分の作品で誰かを救いたい。”
ただのエゴかもしれない。
他のアーティストも同じことをやってる。
でも、ぼくはやってみたい。
僕にしかできないアートで人を救いたい。
“そして、いつかsyudouとLiveがしたい。”
(個展作品 : 今を破壊しろ)
この個展は、ぼくがアーティストとして活動する1歩目”狼煙”として開催します。
いま、なにかに挑戦している人、壁にぶち当たっている人に何か伝わったら嬉しいです。
一緒に頑張ろう。
プロフィール
名前 : はるらん
2020年にオーストラリアに留学をした際に、VOCALOIDのMVに衝撃を受け、
自分が感動した作品やアーティストのように、表現をしたいと思うようになり、留学後から絵を描き始めました。
そこから2年。
これから本格的にアーティストとして活動する”狼煙”として、個展を開催します。
まだまだ序章。
絵だけに収まらず、活動していきます。
スケジュール
日時 : 5/14(日)12:00-17:00
場所 : Cafe Nest
住所 : 2 Chome-13-1 Kichijoji Honcho, Musashino, Tokyo 180-0004
1F : hot sandwich & coffee 販売
2F : 展示
支援金の使い道
・展示会場費
・作品制作費(アクリル、ポスター)
・リターン製作費
・展示費
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。また、本プロジェクトは募集状況にかかわらず開催されます。
最新の活動報告
もっと見る個展当日
2023/05/17 14:04個展当日結論、大成功でした。多くの方々に来ていただき、差し入れも花束も今までにもらったことがないくらい、いただいてしまいました。この文章の最後に、来場の皆さんと、僕ら開催者で作った共同作品の写真を載せますね。ここでは、この個展を開催して得た自分の気持ちを記します。3つあります。・心配の言葉をかけてくれた人が驚いていたこと・個展を開催してもすべては届かないということ・やっていることが誰かの助けになっていること実際に0から人を驚かせる、いわゆる”ひっくり返す”という一連の流れを体験できました。正直、2年間ダークな感情を持ち続けてきた自分にとって大きなものでした。刹那的だったけど、なんか嬉しかったです。もうひとつの感情は、もっとリアルな反応を見たかったというものです。僕が意図した反応や体験をしてもらうために、もっと個展の設計について考えるべきだなと気づかされました。3つめは自分がやっていることが誰かの助けになっているということ。これが1番の自信になっています。(面と向かって言われちゃったからね(笑))僕としては、”僕は僕でやっているから、いいなあと思ったとこだけ勝手にもっていって”というスタンスなんだけど、それでも、「はるらんがいなかったら、変われなかった」「はるとのおかげで、変われた」「相談させてよ」と、僕の行動が周りに好影響を与えられているのが感じ取れて、嬉しい限りです。もちろんこれからも自惚れず、勝手に僕は僕でやっていきます。最後に”結局は自分次第。やることやれ。”2年間ずっとそう思っていました。何物でもない自分を誰も相手にしてくれない。紹介文にも書いたように実際そうでした。個展が終わってからも、その思いに変わりはありません。”なんだ、応援してくれる人のが多かったじゃん”そう思った自分もいましたが、最初はだれも応援してくれないのは確かで、いまだってそうかもしれない。結局は自分次第でやることやるしかないじゃんかって。孤独じゃんかって。(でも、待てよ。やっぱり普通じゃないことが起きてるよな。。。)(わざわざ時間とお金と労力をかけてまで応援してくれている人が沢山いるわけだし、、、)個展を経て、抱いた感情がもう2つ。・応援してくれる人を大切にしよう・1人より、仲間と頑張るって最高に楽しい勿論、やるのは自分だし、孤独っちゃ孤独に変わりはないんだけれど、それでも自分には、応援してくれる人と、一緒に頑張っている人と、見守ってくれる人がいることに改めて気づかされました。個展前に2泊3日準備で泊まり込んだ家があるのですが、そこの仲間は最高でしたし、そこからつながる仲間もどこか似ていて、面白い人たちばかりでした。孤独に変わりはないのかもしれない。それでも僕には仲間がいる。もちろん、親友も。(頂上戦争後にすべてを失ったと感じているルフィに少し似ているのかもしれない。)この画像使って大丈夫かな、(笑)個展(写真)”個展いけなかったあ~”とお声をいただくことが多いので、個展の雰囲気を写真でお届けしますね。 ありがとうございました!!!共同制作品 もっと見る
個展前日
2023/05/13 21:35個展前日まずは支援者の皆様、メッセージをくれた方々、ありがとうございます。こんなにも応援されるとは思ってもいなかったので、感情が置き去りな状態にあります。さて。支援はしたけど、意外に活動報告って読まれなかったりするんですよね。ということで、読んでいる方だけに先にお伝えしちゃいます。明日に僕の個展があるわけですが…そこで、“みんなで1つの作品を完成させる”をやりたいと思います。具体的には、真っ白いキャンバスに好きな色を一つだけ、好きなように置いてもらいます。まだ作品のタイトルや流れは決めていませんが、なにか当日にしかできない作品ができたら面白いなぁと思って、今日、新宿の世界堂に立ち寄って、キャンバスを買ってきました笑まだ前日なのに、梱包や一部展示作品の印刷が終わっていませんが、寝不足が続いてしまったので、今日のところは眠りたいと思います。相方と「なんか緊張すんだよなぁ…」と話している状態です。笑明日は雨予報ですが、パワー系の曲でも聴いて元気にいきましょう!(syudouのギンギラギンをお勧めします笑)おやすみなさい もっと見る
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