■はじめまして、米粉食堂の薩摩毅です。
この度は私の挑戦に興味を持っていただきありがとうございます。
薩摩毅(サツマ ツヨシ)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
この挑戦は「日本の米」と「私たちの健康」に関する数々の課題を解決していかなければならないという思いが原動力になっています。日本の米のこと、健康のこと、そして私のこれまでの活動を知っていただき、皆さんの協力を得て次の一歩を進み出したいと思い、クラウドファンディングに挑戦することにいたしました。最後までご一読いただき、どうかご支援いただけますと幸いです。
私が国産「米粉餃子」を商品化したいと考えている背景と、そこに懸ける思いを共感いただけたらとても嬉しいです。
■日本の米が危機的状態です!
美味しくて、栄養があり、健康に良い日本の米が危機的状態にあることは皆さんご存じでしょうか。日本には美味しい米を作ることができる現状があるのに、実際は生産調整や減反が行われて日本産の米は余り、その一方で外国の米が輸入され、はたまた外国産小麦の輸入量は莫大です。
数字で見てみましょう。
➀日本の食用米消費量は約560万t(備蓄米約100万tは除く)
②海外からの輸入小麦粉は約500万t
③日本の米粉消費量は約4万t
もしも輸入小麦粉を国産米粉に置き換えることができたら、国産国消が進み、国内食料自給率アップにもつながるでしょう。
そこで、扱いが難しいと言われている「米粉」について学び、米粉の消費拡大を軸に日本の米を、水田を、守りたいと強く思っています。
■健康と米。私のこれまでのお話
国産米・米粉の消費拡大に着目したきっかけは、私自身が体調を崩し「グルテンフリーによる体質改善」を行ったことが大きな理由の1つです。国産米・米粉の消費拡大は、水田維持、地域の自然環境の維持、農家さん支援につながりますが、さらに、体質改善にもつながることをお伝えしたいと思います。
私は1979年生まれで今年45歳になります。2022年に米粉事業をスタートする前はサラリーマンでした。仕事自体はとても楽しかったのですが、当時の社会的な風潮もあり、今思えば働きすぎてしまっていたのか、体調を壊してしまいました。
パソコンを使うと頭痛が止まらない状態が5年も続いたのです。長時間労働ができず、原因不明の症状が続き、うつ病と診断されました。職を変えてみてもその症状は治まらないため、一度働くことをストップして自分の身体と向き合ってみることにしたのです。
40歳で秋田に戻り、とにかく体調を整えたかった私は、当時流行り始めていた「グルテンフリー」を実践してみることにしました。グルテンフリーとは、小麦などの穀物に含まれるグルテンを摂取しない食事療法です。
米を中心とした食事を意識することで、自分でもびっくりするほどみるみる体調が良くなり、大きな効果を感じることができました。米への可能性を実感した出来事でした。体からグルテンを抜くことを意識したら、こんなにも健康的な生活が送れると幸せを感じ、同じような現状で悩んでいる方々にもお伝えしたいと思いました。
■2022年4月からキッチンカー「米粉食堂」を始動。1年で米粉を約500kg使用!
米中心の食事で体調が良くなったと実感できた私は、米粉を使った商品を製造、販売し多くの方に広めたいと、2022年1月11日「米粉食堂」を創業。同年4月からキッチンカーにて米粉のクレープ・米粉の玄米焼きそば等の販売を開始しました。
米粉を取り扱う責任者として、まずは米粉商品を販売し、消費者の声を直接聞きたいと思ったからです。米粉の消費量も意識して行ったところ、1年で米粉を約500kg使用しました。一人の力では小さな消費量かもしれませんが、肌で感じた消費者の反応はとても可能性を感じました。
移動販売のため販売場所や出店イベントが定まらない形態ですが、本当に多くの方にご利用いただき「米粉の美味しさに驚いた!」という嬉しい声も直接いただきました。
玄米焼きそばは秋田県大館市産のあきたこまちの麺を使用。太麺でモチモチしており食べ応えがあると好評。味は小麦以上と自負しています。調味料もなるべく小麦を使わない自然素材にこだわることで「米粉食堂」のブランディング、差別化を図っています。
米粉クレープは季節のフルーツをたっぷり使用したデザート系と、お米、燻りガッコタルタルソース・野菜が入った「ツツミメシ」(おかず系)をご用意しています。
キッチンカー「米粉食堂」の出店情報はSNSで発信しておりますので、こちらをご覧いただけたらと思います(@komeko.shokudo)米粉食堂をご愛顧いただきました皆様にはこの場を借りて感謝申し上げます。いつもイベント等で声をかけてくれてありがとうございます!
米から米粉に加工する際のコストの問題は、どうしても消費量に比例してしまい、それが価格に反映されます。米粉クレープも少し高く感じる方が多いと思いますが、2年間キッチンカーをやって、それでも「小麦より米粉」を意識して選ぶ方が多いのも分かりました。消費者一人一人は、自分の身体にとって何が良いのかを理解して選ぶ時代になったと感じています。
多くの飲食店などと協力し、米粉消費を意識したメニュー開発などができればコストの問題も解決できると思いますので、同じ思いの仲間とつながりたいというのも、クラウドファンディングに挑戦した理由の1つです。
■納得の逸品!米粉食堂の米粉餃子を!
キッチンカーを運営しながら、米粉餃子の商品開発を進めて2年。ようやく自分の思い描く餃子ができあがりました。米粉100%で餃子の皮を作る技術はとても難しいのですが、国内の米粉加工に特化している協力会社との契約が済み、安心安全な皮の仕入れ準備はできました。秋田市内にある自社の加工所で私が餃子の餡を作り、包み、冷凍し販売していきます。
餡の具は秋田県の「桃豚」を使用。米を食べて育った豚で、徹底した管理のもと飼育されています。
無菌状態で生まれ、鮮度が保たれているため、驚くほど油の臭みがありません。全国にファンが多い桃豚ですので味はお墨付きです。米粉のモチモチした皮と最高に合う餃子ができあがりました。
餡の中には秋田市産の長ネギもたっぷり使用しました。そもそも、この餃子を食べることでお米も一緒に食べていることになりますから、腹持ちもいいです。12個入りと30個入りを用意しました。
今はまだ完全なグルテンフリー餃子ではありませんので、重度のアレルギーの方には召し上がっていただけません(醤油に小麦が少し入っております)。
米粉餃子と一緒に作っているタレも絶品ですので、ぜひ一度味わってみて欲しいです。食べ方はは蒸すのがオススメ。簡単でヘルシーです。揚げ餃子も食べ応えありますが私は蒸すのが好きなので、「蒸し推し」です。また、米粉餃子は一般的に焼くのが難しく技術が必要ですので、米粉食堂では飲食店などに卸す際、焼き方も一緒に伝授して広めていこうと計画しています。
■私の経歴と経験による財産
地元の大学を卒業し、羽後日産の営業職として勤めました。何を極めるにも「営業のスキル」は必要だと思い、人付き合いなど多くのことを学びました。あれから何年も経っていますが、今回米粉食堂のキッチンカーを作るにあたって、この時にご縁があった方々に大変お世話になりました。
その後、20代後半に星野リゾートに転職。10年ほど旅館の再生やブランドの再構築、地方の魅力開発などに携わってきました。星野リゾートマネジメントでは、地域の特産品や、かつて特産品として流行った物をリニューアルすることが、歴史的背景からも強みになると身をもって学ぶことができました。
かつての魅力や地域が持っている魅力は何か?なぜ、今、廃れてしまったのか
全国視点で、この地域、この旅館だけの差別化できる魅力は何かを探し出すという方法論を星野リゾートで学ぶことができたのが大きな財産でした。赤字旅館の再建手法をリアルな現場で学ぶ中、地方の魅力、旅館の魅力が廃れてはいないことが分かりました。
例えば、石川県加賀市では【日本酒・加賀醤油・九谷焼・塩・刺身の食べ方・甘エビ・ガスエビ・梅貝・万寿貝・加賀の伝統野菜・活ガニの活用・北大路魯山人の縁の宿】などの魅力が溢れています。そのうえで、グループ総料理長の元、懐石料理の大掛かりな変更に着手することで、成果を得ることができました。
また、特に「加賀醤油」の魅力は派生し、地元イオンで販売量が増え、楽天市場でも1位を獲得するという影響がありました。地元の日本酒についても懐石料理とマリアージュするメニューを考案。夕食ドリンクの売上が月30万円〜40万円アップするという結果がありました。
小さな魅力をとことん紐解き、発信していくことで多くの方にその魅力が伝っていく経験こそが私の財産です。
■資金の使い道とリターン品
●餃子を包む機械の購入費 約175万円 ●食材の洗浄機械の購入費 約40万円 ●急速冷凍機の購入費 約200万円 ●ECサイト販売管理用のパソコンと関連機器の購入費 約20万円
●キャンプファイヤーへの手数料 ●リターン品資金 ●キャンプファイヤー関連作成料 ●活動資金 です。
支援いただくコースは、2,000円〜30万円のコースを設定いたしました。
リターン品は、この度発売を目指している米粉餃子の他、「十和田湖高原ポーク SPF 桃豚」100%の桃豚ハム・ソーセージセット、米どころ秋田が育んだブランド牛「秋田牛」で作った秋田牛ローストビーフなどをご用意しました。
【2,000円コース】■心のこもったお礼メール
【3,000円コース】■心のこもったお礼メール ■冷凍米粉餃子(12個入)
【5,000円コース】■心のこもったお礼メール ■冷凍米粉餃子(30個入)
【10,000円コース➀】■心のこもったお礼メール ■冷凍米粉餃子(30個入) ■桃豚ハム・ソーセージセット(1セット)
【10,000円コース②】■心のこもったお礼メール ■冷凍米粉餃子(30個入) ■冷凍玄米麺・99麺(5食入)
【20,000円コース➀】■心のこもったお礼メール ■冷凍米粉餃子(50個入) ■桃豚ハム・ソーセージセット(1セット) ■冷凍玄米麺・99麺(5食入)
【20,000円コース②】■心のこもったお礼メール ■冷凍米粉餃子(50個入) ■桃豚ハム・ソーセージセット(1セット) ■秋田牛ローストビーフ(200g)×2
【30,000円コース】■心のこもったお礼メール ■冷凍米粉餃子(50個入) ■冷凍玄米麺・99麺(5食入)×2 ■秋田牛肩ローススライス(400g)
【50,000円コース】■心のこもったお礼メール ■冷凍米粉餃子(50個入) ■冷凍玄米麺・99麺(5食入)×3 ■秋田牛肩ローススライス(400g)×2 ■桃豚ハム・ソーセージセット(1セット)
【100,000円コース】■心のこもったお礼メール ■冷凍米粉餃子(50個入×2) ■冷凍玄米麺・99麺(5食入)×4 ■秋田牛サーロインステーキ(180g)×2 ■秋田牛ローストビーフ(200g)
【200,000円コース】■心のこもったお礼メール ■冷凍米粉餃子(50個入)×4 ■冷凍玄米麺・99麺(5食入)×5 ■桃豚ハム・ソーセージセット(3セット)■秋田牛ローストビーフ(200g)×2
【300,000円コース】■心のこもったお礼メール ■冷凍米粉餃子(50個入)×5 ■冷凍玄米麺・99麺(5食入)×5 ■桃豚ハム・ソーセージセット(3セット)■秋田牛肩ローススライス(400g)×2 ■秋田牛サーロインステーキ(180g)■秋田牛ローストビーフ(200g)×2
<募集方式について>本プロジェクトはAll-or-Nothing 方式で実施します。期間内に目標金額を達成した場合にのみ、リターン品をお送りいたします。
今後のスケジュールは、2024年7月下旬からクラウドファンディングをスタート。同年10月に各種機材発注予定。テスト製造、テスト販売などを経て、2025年4月一般発売予定です。
■最後まで読んでいただき誠にありがとうございます
このプロジェクトで実現したいことを改めて申し上げます。国産「米粉餃子」販売をスタートすることで、その先にある目的が叶うことが大義です。
●米・米粉の消費拡大(農家支援、水田維持、環境維持)多くの方と、つながり世界的人口増による、食料不足へも目を向けて対策していきたい。
●国産米粉による健康的な体質改善が見込まれる普及活動。自らの体験を通して「心身の健康」を大切に考えながら働ける場所を提供したい。特に秋田県は人口減のため、米・米粉の活用により働く場の提供に繋げていきたい。
この「国産米粉」を軸にしたプロジェクトは、地域経済へ貢献できると信じています。私の住む秋田県は他に類をみないほど美味しい米が育つ地理的条件、環境条件が揃っています。こうした秋田の特産品を国内外に供給することも視野に入れて、活動をしてまいります。机上の空論にならぬよう、これまでの経験を生かし、一つ一つ計画を立てて今回のチャレンジに挑んでおります。たくさんの方々のお知恵や人脈に助けられて、クラウドファンディングに挑戦できることに感謝してまい進いたします。どうかご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
米粉食堂 薩摩毅
リターン品餃子に関しては、醤油(一部に小麦粉使用しております。) 醤油⇒塩麴へ変更可能です。 ご希望の方は、一言メッセージお願いいたします。