「S.F.P.G」監督の奈須野と申します。この度は当ページをご覧いただきありがとうございます。
ここでは、このプロジェクトへの想いお話させていただきます。
私は、18歳からサッカーの指導者を目指して、様々なチームに携わらせていただきました。その中でも25歳までは高校の部活動の外部コーチとして、全国大会の出場を目標にチームに携わっていました。この頃は勝利至上主義と言いますか、いかにして強くなるか・勝利するかということだけを追い求めて指導していました。ある程度の年数高校生と携わっていると、高校を卒業していった教え子が増えてきます。その教え子たちとは卒業後も連絡をとりあって近況報告などをしていました。そこでは、高校サッカーを引退すると一種の燃え尽き症候群のような形で「もうサッカーはしていない」という少し悲しい話も多く聞きました。
自分もいくつか転職をしたのち現在のシュウコウフットサルパークにたどり着きました。そこで頭に浮かんだのが、この卒業していった選手たちのことでした。高校を卒業した後も、どうにかサッカーという競技の面白さを思い出して体を動かす環境を作ってあげたいと。そこで立ち上げたのが大学生向けの個人参加企画「ガクサル」でした。企画始動当初は、あまり人数が集まらなかったものの次第に学生同士の口コミで多くの参加者が集まってくれるようになりました。そのうちに、以前に自分が指導していた選手たちやそのライバル達、またサッカーを経験したことのない学生さんや女性の方まで多くの方が参加してくれる企画になっていきました。参加者の方とコミュニケーションをとっていると、次第に「もっと真剣にサッカーに打ち込んでみたい」、「あの頃の熱を取り戻したい」と学生達がサッカーへの情熱を取り戻していきました。
そういった学生達を集めて結成したのが「S.F.P.G」です。サッカーチームを結成するとなるとグラウンドの確保や人数の確保等の難しさがありますが、幸いなことにシュウコウフットサルパークは「ソサイチ」のグラウンド規格を満たしていることがわかり、人数も少なく、グラウンドの確保も容易なソサイチ競技に取り組むこととなりました。これ以降、情熱を取り戻した選手達と週に1度練習を行い、ソサイチのワンデイ大会にも出場してきました。この活動の成果が身を結び今回の全国大会出場へと繋がりました。
まずは全国大会出場にあたって、大半を学生が占める当チームの活動資金のサポートをお願いしたいのと、チーム活動を進めてきた中で、ソサイチという競技が四国で普及していないために、大会参加チームが集まらなかったり、練習試合をする相手すら見当たらなかったりという問題も発生しました。
そこで本プロジェクトでは、全国大会への四国初出場チームとして、大会後にソサイチの普及活動を行なっていきたと考えているのと、初めに話したように何かに情熱を持って取り組みたいと思っている人たちへそのきっかけを提供していきたいと考えています。
また、このプロジェクトを進めていくことで、自チームのような小さなコミュニティが増えていくことで、徳島・四国スポーツ事業の活性化にも期待できると考えています。
長くなりましたが、当プロジェクトへのご理解・ご協力お願いいたします。