こんばんは。気付けば、5月も半ば。
皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか。
練習用のハンドベルですが、完成報告をしてからだいぶ時間が経過しておりますが、量産体制に入るところで、またもやアクシデントに見舞われてしまい、生産が遅れています。
リターン品をお待ちの皆さまには、大変ご迷惑をおかけいたしますが、一日も早く納品できるように頑張っておりますので、もうしばらくお時間をいただけたらと思います。
製作段階としては、最後に金属からプラスチックに変更した3パーツのなのですが、量産のために発注していた金型が1つ100万円かかるという見積りが来てしまい、当初の予定金額の倍近く高い値段であること。
金型を作った場合1つのパーツは100円程度でつくれるという話だったので、量産体制を作るには仕方ない投資と思っていましたが、金型から作成したパーツ1つ1つも高額で、これでは練習用として安価に提供するコンセプトから逸脱してしまうこと。
これでは従来品と金額差のない高価なものが完成してしまうことになり、開発の意味がなくなってしまいます。
今まで試作でお世話になってきた企業様には大変感謝しておりますが、やはりコストダウンは必須課題であるので、今からにはなりますが、プロジェクトのコンセプトに沿った形で、プラスチックパーツ部分をできるだけコストダウンした形で製作してくださる企業様をゼロから探すことになりました。
現在2社ほど、お話を聞きたいとご連絡をいただいており、私自身キャンセルできる全ての予定をキャンセルして、全国どこへでもご説明に上がるつもりで準備しております。
明日から早速、手を挙げてくださった企業様と面談する予定です。製作会社が決まるまでに、時間がかかります。そのうえでの金型製作、そしてパーツ製作。ハンドベル完成品の納品は数か月先になると思われます。
ただ作ればよいわけではなく、リターン品納品の後に控える市販化の価格を左右する大切な段階です。作っても高くては意味がないのです。
お待ちいただいている皆さまには、大変ご迷惑をおかけいたしますが、このプロジェクトの趣旨に賛同いただきご支援いただいた皆さまですので、きっとご理解いただけると信じております。全力で頑張っております。もう少しだけご猶予をください。よろしくお願いいたします。
藤田美千子