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長野県須坂市 「米子大瀑布」山小屋再生プロジェクト

台風被害で立入禁止となっていた米子大瀑布が4年ぶりに開放。ところがこの地に唯一存在する山小屋は廃墟化。私たちの手で可能な限り再生して来ましたが、運営再開にはまだまだ十分ではありません。まずは誰もが利用できるカフェとして運営できる状態を目指し、米子大瀑布の魅力を実感していただける憩いの場を作ります。

現在の支援総額

5,107,000

145%

目標金額は3,500,000円

支援者数

316

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/05/10に募集を開始し、 316人の支援により 5,107,000円の資金を集め、 2023/06/30に募集を終了しました

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長野県須坂市 「米子大瀑布」山小屋再生プロジェクト

現在の支援総額

5,107,000

145%達成

終了

目標金額3,500,000

支援者数316

このプロジェクトは、2023/05/10に募集を開始し、 316人の支援により 5,107,000円の資金を集め、 2023/06/30に募集を終了しました

台風被害で立入禁止となっていた米子大瀑布が4年ぶりに開放。ところがこの地に唯一存在する山小屋は廃墟化。私たちの手で可能な限り再生して来ましたが、運営再開にはまだまだ十分ではありません。まずは誰もが利用できるカフェとして運営できる状態を目指し、米子大瀑布の魅力を実感していただける憩いの場を作ります。

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■御礼&NEXTゴールについて

この度は、長野県須坂市「米子大瀑布」山小屋再生プロジェクトに対するご支援をいただき、誠にありがとうございます。皆様の温かいご協力のおかげで、私たちはこのプロジェクトの目標額を達成することができました。

今回、復活を計画している「根子岳山荘」は、山小屋という拠点を復活させるだけでなく貴重な文化・自然遺産を保存し、未来の世代に引き継いでいくための取り組みです。山小屋という拠点は人と自然環境との調和の重要な要素であり、私たちはそれを守るために奮闘してきました。クラウドファンディングを始める前は私たちの行為に意味があるのか不安もありました。しかしながら、多くのご支援をいただきこのプロジェクトには大きな意味があると確信を持つことができました。

今回の山小屋再生プロジェクトの達成は、地域の活性化や観光振興にも大きく寄与するものと信じています。私たちは引き続き、地域の文化と自然環境を大切にしながら、より良い未来への貢献を目指すためにネクストゴールに挑戦する決意をいたしました。

次なる目標は「根子岳山荘」を宿泊のできる施設に改装するための準備です。「根子岳山荘」のある国立公園内で宿泊営業を再開することは非常にハードルの高い事業です。建物の改装をより進め、古い発電機をなるべく環境負荷の少ないシステムに換装し、トイレも土壌の汚染を防ぐものにしなくてはなりません。このネクストゴールの達成には、引き続き皆様のご支援とご協力が不可欠です。私たちの活動に共感いただける方々と力を合わせ、より大きな成果を実現することを目指しています。

改めて、これまでのご支援に心から感謝申し上げます。

私たちは皆様と共に、「米子大瀑布」山小屋再生プロジェクトの目標金額達成を節目とし、新たな挑戦に向かってまいります。皆様の温かいご支援を引き続きお願い申し上げます。皆様の力で「米子大瀑布」という素晴らしい自然・文化遺産を未来に残し、喜びを分かち合いましょう。ありがとうございます!

■NEXTゴールに目標設定にあたり下記のリターンを追加しました。

・1年間根子岳山荘のコーヒー飲み放題権付のスペシャルタンブラー(3万円コース)

・根子岳山荘の宿泊営業に向けての『根子岳山荘特別顧問就任権』(100万円!)

・根子岳山荘スポンサー企業権(100万円!)をご用意いたしました!

私達といっしょに根子岳山荘を盛り上げてください!




■はじめに・ご挨拶

このプロジェクトを運営している株式会社マウンテンワークスの三笘 育と申します。



普段はMOUNTAINWORKSという会社で、山岳ガイドや山岳遭難捜索に携わる仕事をしています。初めてのクラウドファンディングに挑戦します!どうぞよろしくお願いいたします。

私は登山家として、世界を歩き、サハラ砂漠から北極圏までいろいろな場所に行きました。

その経験の中でも長野県須坂市に位置する米子大瀑布(よなこだいばくふ)の溢れる生命力と神秘に圧倒され、この場所に惚れ込んでしまいました。

「日本の山にしかない生命力と神々しさ溢れている…」そんな米子大瀑布の魅力を知ってからは仕事も手につかず、とにかくこの地をもっと知りたいと思うようになりました。


■米子大瀑布(よなこだいばくふ)とは?

まず「瀑布」という聞きなれなれないワードが登場しますが、「瀑布」とは高いところから水が落下する「滝」を意味します。米子大瀑布には、写真の通り2条の滝(不動滝・権現滝)が存在するので、「瀑布」よりもさらに大きな「大瀑布」と呼ばれています。

新緑の米子大瀑布

不動滝・権現滝は、四阿山のカルデラが構成する断崖絶壁を轟音とともに流れ落ち、壮大かつ荘厳な景色をつくりあげています。人間の叡智を超えた"自然が生み出したこの絶景”に人々は心を動かされ、畏敬の念を持ち、古くから不動信仰、山岳信仰の聖地として知られてきました。

現在は国立公園特別地域、日本の滝百選であり、2016年に周辺の滝を合わせた「米子瀑布群」は国指定名勝に選ばれています。

息をのむ紅葉の美しさ

米子大瀑布MOVIE


■不動滝、権現滝のスケール感

日本三名瀑"那智の滝"と"華厳の滝"との落差比較。これだけの落差を誇る2条の滝が同時に楽しめるのは米子大瀑布の魅力です。


■米子大瀑布の周辺環境

米子大瀑布は車&徒歩でのアクセスが可能です。須坂市内から40分で最寄りの駐車場に到着します。駐車場から2023年春に再開される登山道を30分程度歩くと不動滝に到着します。米子鉱山跡地を巡る周遊コースもあり約2時間程度で踏破することができます。ロングトレイルも可能で根子岳まで続くトレイルも整備しています。



■廃墟化した山小屋(旧滝山館)

米子大瀑布には山小屋があります。1919年ころ、山岳修験がさかんだった頃に茶屋として建てられ、その後は「滝山館」という名前で山奥の一軒宿として親しまれていました。

初期の「茶屋」

ところが、20年ほど前にオーナーが亡くなってからは小屋の管理がされることもなく老朽化し完全に自然に還っていました。


山小屋再生のはじまりと台風19号

2018年、幸運にも米子大瀑布の山小屋を管理させていただくことになりました。

まずは自分の力で山小屋を直してみようと考えましたが、前途多難…
建物は傾き、空き缶を地面に置くとコロコロ転がり、発電機は壊れ電気はつかず…

水は回りに豊富なものの、鉱水のため飲用には適さず、車がはいれないためプロパンガスの搬入もできませんでした。
追い打ちをかけて…崖崩れでトイレも崩壊!

それでもサバイバル技術に長けた山の仲間たちと共に自分たちだけの力で直してみようと考え、屋根があるだけ幸せと思いながら作業に取り掛かり始めた矢先…

日本各地に被害をもたらした2019年・19号台風により米子大瀑布も甚大な被害を受けました。
土石流で木々はなぎ倒され、アクセス道路は完全に寸断され、登山道には水が流れ、橋は基礎から破壊され、傾いてしまいました。

私のように山に慣れた者は入山することはできましたが、大変な危険を伴なう状況になってしまい、その後は入山禁止となってしまいました。

登山道も深刻な被害を受けた


■米子大瀑布と向き合い、一歩一歩前進

一般客の入山が禁止された米子大瀑布に、とても静かな時間が流れ始めました。

春には花が咲き乱れ、夏には滝のしぶきが美しく、秋には色とりどりの紅葉、冬には神々しい大氷瀑がかかりました。なかなか顔を見せない様々な動物にも会いました。

静寂の山の中、私は仲間とともに、できることから始めました。
登山道を少しづつ直し、小屋までの道を歩けるようにしていきました。 山小屋も少しづつ直し、生活ができるようにまでなりました。 

■登山道整備

重機の使えない登山道整備ではネパールのシェルパ族の力を借りて石畳や階段を直しました。

そして2022年、地道な登山道整備が実を結び、地域の方々と、開山前のモニターツアーを開催するまで回復することができました。

■山小屋工事の様子

 現在の山荘は、自分たちが行える可能な範囲の工事を施し、雑然とした空間ではありますが、人が過ごせるまでの空間には回復しています。 

傾いた部分を切除し建物を再構築

外壁塗装も実施

内装もほぼスケルトンな状態


■山小屋再生プロジェクトで実現したいこと

米子大瀑布を訪れる皆さんが寛げるカフェ施設の整備

これまで4年間、私たちができることは可能な限り取り組んでまいりました。しかしながら、山小屋の本格的な営業再開には、まだまだ不十分な状態です。引き続き建物の修繕を行う必要がありますし、取り揃えなければならない備品も数多くあります。

今回、クラウドファンディングに挑戦させていただくにあたり、
私たちは、この地を訪れる全てのハイカーや観光客の皆さまと交流できるカフェ施設を整備したいと考えています。

山荘の1階部分を誰もが気軽に立ち寄れるオープンなカフェスペースに改修し、休憩はもちろん、米子大瀑布だからこそ楽しんでいただけるドリンクや食事を提供したいと考えています。

また、食事の提供と同時に、し尿が与える環境負荷にも配慮し、トイレの改修も行いたいと考えています。
改装後のイメージ

カフェの内装は木の温もりを感じながらも、モダンな空間を目指します。外と地続きで、靴のまま踏み込めてハイキングで疲れた脚を癒していただけます。
一階平面図

■ウッドデッキ

カフェスペースから沢に通じるウッドデッキの整備も実施します。テーブル席やハンモックなどの設置を検討しており、夏の涼、秋の紅葉を風を感じながら楽しんでいただける空間を目指します。

現在のウッドデッキ

ウッドデッキのイメージ

■カフェメニュー

カフェではシングルオリジンのスペシャリティコーヒーを提供予定。米子大瀑布の大自然の中で味わうことを想定し、
ブレンドとは異なる、豆の個性を感じる味わいで、コーヒーがまるで果実の様にジューシーに楽しめるよう心がけます。

アルコール類は、ヨーロッパの山小屋のようなハイカーが気楽によれるマウンテンバーをイメージし、地元のクラフトビールやワインなどを提供します 。

スイーツはフルーツ王国と呼ばれる須坂の季節の果実を使用したスペシャルメニューを提供予定です。


■備品の調達

皆様からご支援いただいた資金を使用させていただき、カフェ運営に必要な備品を調達します。
目標金額を超えた場合は、各備品のスペックに惜しみなく反映していきたいと考えています。

・冷蔵庫 ・冷凍庫 
・オーブン(トースター) 
・レンジ 
・コーヒーミル(コマンダンテか1ZPresso) 
・ドリップポット(温度設定機能付き) 
・コンロ 


※現地まで車の侵入が不可能なため、最寄りの駐車場より人力で運搬いたしますが、十分注意して搬入いたします。

■資金の使い道

・根子岳山荘1Fのカフェスペースの改築工事
・ウッドデッキの修復工事
・カフェ営業に必要な備品の調達
・トイレ施設の修復
・リターン品の運営費・材料費・制作費・送料 
・運転資金
・CAMPFIRE手数料

■実施スケジュール

・2023年6月末   クラウドファンディング終了
・2023年7月頃~  報告やお礼のご連絡スタート 
・2023年6月-8月  根子岳山荘 1Fスペース改築工事
・2023年9月         改築工事完了 カフェスペースオープン
・2023年8月頃〜  リターンのお品発送開始

■再出発する山小屋

山小屋は「根子岳山荘」の名称で再オープンいたします




「根子岳山荘(ネコダケサンソウ)の名前の由来

米子大瀑布は古来より信仰の対象となっている四阿山とその外輪山である根子岳(ネコダケ)の麓に位置しています。根子岳とは根っこ、生命の根源に由来とすると言われていますが、現代風に見ると面白いことに山容は猫にそっくりでもあります。さらに不思議なことに不動滝に祀られている倶利伽羅剣(不動明王が右手に持つ剣)の鍔もまた猫にそっくりであり、先人たちのユーモアを感じさます。これにあやかり私達の山小屋を「根子岳山荘」と名付けたいと思います。


■登山者と自然環境を守る拠点として

今回のクラウドファンディングの資金の使い道はカフェ施設に集中していますが、山小屋は登山者の安全を担保する役割を担う場所でもあります。 下記の通り、登山者の不測の事態に対応する山小屋でありたいと考えています。

・悪天候や自然災害などに見舞われた登山者が避難できる場所
・ケガや体調不良の登山者を救助し、応急処置を行い、必要に応じて救助要請を行う場所
・行方不明となった登山者をいち早く捜索・救助する前線基地として機能する

また、米子大瀑布の環境を保全する基地としての機能も果たしていきます。
・駐車場から米子大瀑布周遊コースのトレイル整備
・ロングハイク向け、根子岳にアプローチするトレイルの整備


■返礼品について

米子大瀑布の絵葉書、手ぬぐいを用意しています。根子岳山荘をモチーフにしたオリジナル図案のTシャツを作成いたします。米子大瀑布にお越しの際はぜひ、オリジナルグッズを身に着けてにお越しください!

また、カフェスペースでご利用していただける「根子岳山荘 食事券」を用意しています。季節に合わせた料理やドリンクをお楽しみください。


■ディープな米子大瀑布をあなたに 

米子大瀑布を遊び尽くすアウトドアアクティビティ

私たちマウンテンワークスは山岳ガイドのプロであり、アウトドアアクティビティのプロフェッショナル集団です。
そんな私たちが強く惹かれ、愛してやまない米子大瀑布の魅力を、私たちにしか実現できないツアーという形で、皆さんに体験してもらいたいと考えました。"世界では見ることのできない、日本の山にしかない生命力と神々しさ"が米子大瀑布には溢れています。日常生活では味わうことのできない特別な自然体験を皆様に提供します。

紅葉の米子大瀑布 ガイド クーポン券 開催予定日:2023年10月上旬~10月下旬


米子大瀑布の紅葉は息をのむ美しさです。紅葉シーズンの米子大瀑布はマイカー規制となりシャトルバスのみでの入山となりますが、このガイドでは集合場所から専用バスをご利用になり入山できます。 登山ガイドによる史跡のご紹介を行いますので充実の一日になることは間違いありません。

米子大瀑布 不動滝・滝行体験 クーポン券  開催予定日:2023年8月上旬~9月上旬

不動滝は四阿山登拝の禊の滝として、身体を清める場所であります。落差80mを越える滝での滝行は全国的に見ても非常に貴重なものです。今回は米子不動寺ご指導のもと、作法をわきまえ、テントサウナで身体を暖めてから、万全の体制で滝行に挑戦していただけます。 


幻の米子大瀑布古道沢登 ガイド クーポン券  開催予定日:2023年8月上旬~9月上旬

米子大瀑布に続く失われた古道を沢登りの技術を駆使して歩きます 。 古道の遺構を探しながら美しいゴルジュと赤いナメ滝を歩きます。 沢登り初めての方でもご参加にな れ、 アクティビティとしても古道探訪としても充実の一日となります。 道具は全てレンタル可能です。 


米子大瀑布氷瀑 ガイド クーポン券  開催予定日:2024年1月上旬~1月下旬

冬の米子大瀑布は幾条もの滝が凍り付き、不動滝・権現滝は100mを越える大氷瀑となります。白銀の鉱山台地から眺めるその姿は荘厳です。雪上車でアプローチし、ガイド付きスノーシューイングで一日を過ごしていただけます。雪山初めての方でもご参加いただけるように防寒ブーツ・スノーシューはレンタル可能です。 



秋の根子岳山荘VIPガイドクーポン券  開催予定日:2023年10月中旬

錦秋の米子大瀑布を専属ガイドでご案内し、秋のスペシャルメニュー味わいつくす特別な体験をご提供いたします。地元産の松茸・シャインマスカットなどを利用した特別なお食事をご提供予定です。1日2組様限定メニューとなります。 


冬の根子岳山荘 VIP ガイド クーポン券  開催予定日:2024年1月中旬

厳冬の米子大瀑布に特別な雪上車でアプローチし専属ガイドが様々な冬のアクティビティをご案内いたします。冬ならではの体が芯まであたたまるランチをご用意いたします。1日2組様限定メニューとなります。 


最後に

初めてこの場所に来た時、私は美しいというだけでない何かを感じました。それは尊敬とも畏怖ともわからない不思議な感覚でした。私がこの地に通い始めたのはそれが何であるかを知りたくなったからかもしれません。

何度もこの場所を訪れたことにより、肌で米子大瀑布のことを感じ、関わりのある人と知り合い、先人たちの歴史を知ることができました。ある晩、不思議な体験をしました。仲間たちが整備をした参道を見に行ったときのことです。

きれいに整備された参道沿いの石碑が真っ暗な夜の帳の中で輝いて見えるのです。時空と自然の力に埋もれていた石碑たちが私たちの手によって復活したことを喜んでいるようでした。聖地とは今を生きる人間との関わりがあってこそ、その力を感じられる場所なのかもしれません。

初めてこの場所に来た時の感覚は今でもあり、それが何であるのかは未だにわかりません。

多くの方にこの場所に来ていただき、皆さんにもこの場所でその「何か」を感じていただけたら、と思います。



応援メッセージ

弁護士 元 参議院議員  丸山和也氏

今回、米子大瀑布の復活プロジェクトをすすめている三笘君は昔、全国に講演行脚をしているときに鞄持ちをしてくれていまし た。 私の全国への行脚はいきあたりばったり。 その場所に山があれば走って登る海や川があれば夏だろうが、冬だろうが泳ぐ そして滝があれば打たれるそんな過酷な全国行脚にも三笘君は楽しそうについてきてくれました。

一昨年三笘君に誘われ、私も米子大瀑布を訪れました。すごいところに連れていかれるなあと思っていましたが、着いてみると 自然の雄大さと、巨大な瀑布に息をのみました。あの素晴らしい場所の山小屋を復活させ、訪れた多くの人が自然への畏怖の 念、 尊敬の心を持つような機会ができればと思います。


長野県 須坂市長 三木正夫氏

米子大瀑布は国の指定名勝であり日本の滝百選にも選ばれている須坂市が世界に誇る観光名所です。

自然環境が素晴らしいだけなく、歴史的・文化的価値が非常に高く、何回訪れても新しい魅力に気付かされ、感動を与えてくれる場所です。

この度長く営業されていなかった 山小屋を三笘さんを始めとした関係者の皆様のお力で再生プロジェクトが始動するとお聞きし、市としても非常にありがたく、嬉しく思っています。

米子大瀑布の山小屋が再生することで来訪者の安心・安全、満足度の向上につながり、より魅力ある地域になっていくと確信しています。

須坂市としても米子大瀑布の魅力を多くの人に知って頂けるように、また、訪れた皆様に満足して頂けるよう取り組みます。一緒にがんばりましょう!

実業家 堀江貴文氏

僕は三笘さんとは普段からアドベンチャーレースや沢登りを一緒に楽しみ、世界に誇る日本の自然を満喫しています。
三笘さんからは長野の須坂に素晴らしい場所があると聞いていましたが、今回素晴らしい山小屋が復活するとのこと、ワクワクしますね!
今まで熱意と情熱にあふれた仲間たちの手で守られてきた、そんな場所が復活すると聞けば、本当に心が踊ります。
僕は、自然と共に過ごすことが好きですし、その中で育まれる仲間同士の絆や、自然から得られる感動に酔いしれることが大好きです。だからこそ、このような取り組みには心から賛同しています。
もし、僕が近くにいたら、ぜひ一緒に山小屋に行きたいくらいです。
頑張ってくださいね!


映像作家 河邉則宏

昨秋、米子大瀑布のプロモーション映像の制作に携わり初めて訪れました。

私は、これまで数多くの自然番組の撮影で世界各国の絶景を撮影してきました。巨大な火山、プレートの衝突により出来上がった山脈であったり、アフリカの大地溝帯など様々な場所でカメラを向けてきました。そんな経験の中突然姿を現した2条の滝に興奮したのは言うまでもありません。国内にもまだまだ観たことのない風景がある事に改めて自分の見識の狭さを思い知らされました。米子大瀑布周辺の地形も34万年前に四阿山の大噴火によってできたカルデラ地形だと聞き周囲の地形を見るに納得できました。露出した岩壁に長い時間をかけて広葉樹が育ち、岩と緑のコントラストが美しい風景。 

滝の正面に位置する台地からは80mを超える2条の滝を望める絶好のビューポイント。 秋には見事な紅葉と、冬には厳かな氷瀑と対峙することができます。 この地に山小屋ができれば、黎明の朝焼けに染まる滝を、星空を背負った滝を見ることも容易くなることでしょう。風景は季節だけではなく、天候や時間によっても多くの表情を見せてくれます。その基点となる今回の山小屋プロジェクトを心より応援しています。

是非多くの人々にこの地を体感していただきたいと思います。


北アルプス 三俣山荘/水晶小屋オーナー 伊藤圭

私も現在北アルプス奥地に伊藤新道という父が残した古道を復活するプロジェクトを起こしていますが、三笘さんとはこのプロジェクトを通して知り合い、吊り橋を架ける職人さんをご紹介頂いたり、歩荷、難所の工事までお手伝い頂いています。

米子大瀑布の古道を取り巻くフィールドもそうですが、こうしたフィールドが復活し増えていくことは、人々にとってまた一つ日本の豊かな自然に肉薄できるチャンスが増えるということです。

また米子大瀑布を取り巻く文化歴史も重厚で、忘れ去られつつある山岳信仰、自然信仰が根強く刻まれており、日本人の本来の自然との関わり合い、敬意の在り方を知る場所としても貴重な財産です。

今回このような場所をデイハイクするだけでなく、宿泊してより深く堪能できる山小屋を整備するということで、またフィールドの価値が高まることを楽しみにしています。

私も同じく本物の自然体験を生み出すフィールドを整備するものとして、三笘さんを始めこのプロジェクトを応援します!

 

プロ国際山岳ガイド 江本悠滋

『米子大瀑布』初めて耳にしたのは日本でガイド業を始めた20年程前の事だった。その頃、日本の氷瀑の情報は少なく、この場所の写真を見た時、本場ヨーロッパアルプスに負けないスケールと美しさに圧巻した事を覚えている。

長野市側からは根子岳の背後に隠れ、見ようと思わないと見れない隠れ場みたいになっている。

だが根子岳自体は交通の便や程よいが標高とその緩やかな地形からハイキングや軽登山でも人気だし、雪が降ればスノーシューツアーにも、また冬山登山としても、またバックカントリースキーの初級者にもお勧めな場所なのだ。

そして当然根子岳の麓には菅平スキー場があり多くのスキー客で冬も賑わう。

こんな場所に実は世界に発信できる最高の自然の景色があることをどれだけの人が知っているのだろうか。

是非このプロジェクトを通して多くの人にこの場所が知られ、長く愛されることを期待したくこのプロジェクトに江本も協力させて頂きます!


登山家 花谷泰広 

古くから日本の山々には神仏が存在すると信じられていました。現代でも山の中でご来光を見たときに、思わず手を合わせたり、とてもありがたく感じる方がほとんどではないでしょうか。それは山々の神仏を敬った、先人たちの思いを我々も引き継いでいるからだと思います。

大きな滝もまた御神体として崇められてきましたが、米子大瀑布はまさにそんな場所でした。そんな神秘的な米子大瀑布に訪れる人々が滞在した山小屋を現代に復活させ、この地の魅力をより体感できるこのプロジェクトを応援したいと思います。

私も何度かこの地を訪れたことがありますが、日本にこんな場所があったのかと信じられない思いでした。しかしアクセスの悪さや滞在場所がなかったりと、万人を受け入れられるような環境ではなく、とてももったいないと感じていました。今回はアクセス道や遊歩道、さらには米子大瀑布周辺の環境を再整備して、より多くの方々がこの地の魅力を感じることができるようになります。

その要となるのがこの山小屋です。山小屋は人と自然を結びつけ、人と人とを結びつける場所です。この山小屋が復活することで、米子大瀑布はかつての賑わいを取り戻し、同時に環境を保全していく拠点となります。より魅力的な場所として今後も発展していくには、この山小屋の存在は不可欠です。どうかこのプロジェクトへの応援をよろしくお願いします


モデル/ブランドディレクター  新田あい 

昨年の秋に米子大瀑布のプロモーション撮影のため初めて訪れました。

紅葉に染まった米子大瀑布はとても綺麗で静かな時間が流れていました。

撮影当日、寒波がきており凍える覚悟で挑みましたがついた先にはストーブの焚かれた暖かい山小屋が。ホッと安心したのを覚えています。まだまだ改装途中ではありましたがこの小屋が憩いの場になること違いないと思いました。

登山道は三笘さんや仲間の方々が整備してくれたおかげで無理なく歩くことができました。ぐるっと周回し鉱山台地でのんびりしたり、山小屋カフェで休憩するのもいいですね。

4年という静かな時を経て米子市大瀑布は今春開通します。それに続き山小屋カフェもオープンとなれば盛り上がる事間違いないですね。わたしも完成したら遊びに行こうと思います。


カラファテ 川上店 スタッフ 北平友哉

僕はカラファテ川上店という登山 の道具を販売しているお店で働いていますが、実は三笘さんも大学生時代、東京目白にあるカラファテ本店で働いていて僕の大先輩にあたります。
三笘さんは去年カラファテ川上店に来てくれてそこから一緒に登山 を楽しんだりしてます。今年の冬、三笘さんの案内で初めて米子大瀑布を訪れました。これまでに見たこともない壮大なスケールの蒼く凍った滝の数々は圧巻でした。その近くにある山小屋は米子大瀑布を訪れる方々の心の拠り所となると思いますので僕はこの山小屋再生プロジェクトを応援します。
再生された山小屋が多くの方々に愛され、大切にされる事を願っています。頑張って下さい。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • 根子岳山荘クラウドファンディング返礼品について

    2023/08/03 15:01

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 米子大瀑布の信仰の歴史は平安時代頃から始まったとされています。当初は白山信仰の一つの形として四阿山を信仰し登拝が行われており、その入り口として米子大瀑布は重要な役割を果たしていたと考えられています。不動滝に打たれ身を清めてから四阿山に登る、ということが行われていたのです。江戸時代になると、日本中で「講」と呼ばれる信仰団体が組織されました。有名なものでいうと伊勢講や富士講など山をご神体として崇め、信仰するものでした。宗教団体というと現代においては敬遠されがちですが、江戸時代は一般人が旅行にいくことは厳しく取り締まれおり、「講」に所属することにより遠くに行くことを許されたとも言われています。米子大瀑布もその対象となり、米子瀧山不動尊信仰が発展していきました。その信仰圏は広く、北は北海道南部から西日本までおよんだと言われいます。今でも、新潟や富山からお越しになっている講の方もいらっしゃいます。また、現代においてはお寺、神社と明確に分けられていますが、当初は時代によって信仰の形も柔軟に変遷していったと考えられています。今、私達が見ることができる米子不動尊奥之院の建物は1805年頃建てられたものとされています。世界ではフランス革命が起きロシアやイギリスが日本を訪問し、幕末の時代に向けて時代が動き始めた頃のことです。根子岳山荘の前身である「滝山館」は行者や登山客の休憩所として1919年(大正8年)に建てられたと言われています。これからは「信仰」という形だけではなく、「推し」や「ファン」という形でこの悠久の聖地の米子大瀑布が世界に発信できていけたら、と思っています。拠点となる根子岳山荘復活のためのクラウドファンディング、残り二日間ですが、ご支援・拡散、よろしくお願いいたします!https://camp-fire.jp/projects/view/666851 もっと見る

  • ご支援いただいた皆様へ

    2023/06/27 09:40

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

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