夏休み企画第二弾は 沖縄料理と沖縄民謡 でおもてなし!沖縄三線奏者の伊藤淳さんによるプロデュース。今回は初の平日開催&夕食提供だったので、子供たちが集まってくれるのか本当に心配でした。
区から子どもたちの居場所の確保の為に、できる限り夏休み期間中の平日開催を!と、ご要望いただいており、私たちも本業との折り合いをつけ日程を調整し開催しております。また、お食事プラスアルファの楽しみをご提供するために、各日様々なワークショップも併催しています。
今回は、「カンカラ三線作りワークショップ」
蛇柄の沖縄三線は見かけたことがあるかと思いますが、カンカラ三線は、空き缶などを材料にして作られています。
澤田響紀さんがカンカラ三線作りをサポートしました。糸のかけ方がまったく違うので、ご苦労されていました。
普段は津軽三味線を演奏されている子どもたちも頑張って作っていました。
伊藤淳さんから、カンカラ三線にまつわる歴史について説明をしていただきました。
沖縄本土は太平洋戦争での地上戦で、兵士や一般市民を問わずたいへん多くの命が犠牲になりました。その悲しみを音楽で癒すために、戦後に三線も焼けてしまってない中、米兵が残していった配給食糧の缶詰や簡易ベッドの脚、パラシュートの糸などを駆使して、三線を作ったと言います。悲しい歴史は二度と繰り返したくないですね。
今では、カンカラ三線キットが売られているので、子供たちも簡単に作ることができます。日本の歴史を学びながら楽器作りができるアクティビティだと思います。
ワークショップが終わると沖縄料理がずらっと並びます。
メニューは、ラフテー、ゴーヤチャンプルー、フーチャンプルー、にんじんしりしり、クファジューシー
ご寄付でいただいた食材で、肉じゃがも作りました。
ラフテーは、見た目から「要は豚の角煮ね!」と思われがちですが、“皮付きの三枚肉を使うのが本物のラフテー”というところにこだわり、沖縄料理店さんにも協力していただき、三枚肉を入手し作ってくださいました!
子どもたちにも大好評!本気でめちゃめちゃおいしかった・・・。
伊藤淳さんによる、沖縄民謡をききながらのひとときです。
今回は、子どもたちに絵を描いてもらい、食券で買い取る企画も実施してみました。
民謡こども食堂では、独自の取り組みとして食券を発行しています。食券1枚で大人の方1食召し上がることができます。寄付の箱に入れていただければ、母子生活支援施設ベタニヤホームさんを通して、様々な事情で生活に困窮されている方に食券をお届けすることが出来ます。
食を通して街の中での繋がりが実現できれば素晴らしいなと思います。
(食券のご購入は来場時のみとさせていただきます。)
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次回開催は、8月11日(金・祝)11:30からランチ提供
お料理提供は、一般社団法人ベジモア食育協会さんによるメニューです!
メニューは、大豆ミートの辛くない油淋鶏、行事食の白玉などをご用意してお待ちしています!中学生以下無料、大人その他300円(ビュッフェ形式)
墨田区向島界隈の方はぜひお立ち寄りください。遠方からも民謡こども食堂の応援に駆けつけて下さっていただき、感謝です。
民謡こども食堂は、民謡酒場の維持存続と活性化及び子供達への民謡文化伝承のために活動しています。世帯事情によらず、どなた様でもご参加いただけます。
※ご来場者様にはお写真掲載の確認及び了解を取って使用させていただいております。
※写真は、小野ともひでさんに撮影していただきました。ありがとうございました。
運営:民謡未来ネットワーク
沖縄三線奏者 伊藤淳さん
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