演題「ヘアロス」を知っていますか?
~子どもの現状と学校でのサポートを知ろう・考えよう~
7月13日にコンパルホール(大分市)にて、学校保健関係者を対象としたヘアロス(毛髪疾患)についての講演会を行いました。
子ども達に接する機会が多い学校保健関係者の方々と一緒に、周囲の大人たちでどのように支援していくことができるのかを考えます。
髪を失う原因は様々ありますが、先生方が「ヘアロス」についての知識を深めることで、子どもたちへの支援の幅を広げることができます。
講演では、先生方が当事者や保護者の悩みに直面した時、どのようなサポートが必要なのかをご提案、ご紹介いたします。
毛髪疾患について、ウィッグの情報や、ウィッグでの過ごし方、ワークショップを通して、理解を深める時間も用意しております。
また、当日会場にて、ヘアロスに関する知識と対処法をわかりやすくまとめた、「毛髪疾患サポートハンドブック」を共有しました。
子どもたちへ、ヘアロスを伝えるために是非ご利用いただきたいです。
当事者によっては、一度髪が生えそろっても脱毛を繰り返すなどの精神的なダメージがあり、
先生方の長期的なサポートが必要です。
当事者である子どもたちの意思を尊重し、まわりの大人は、本人がどのような選択をしてもサポートする!という意思表示をして、ヘアロスの子どもたちが学校でも心地よく、安心してすごせるようにしたい。
大分市の講演をきっかけに、全国にヘアロスへの興味関心・認知と理解の和が広がってゆくと嬉しいです。
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000083154.html