皆さんお久しぶりです。
展示会が終わった後、海外に発つために家の片付け、役所手続きが続きバタバタしており、なかなか皆さんに挨拶ができず申し訳なく思っています。
やっと挨拶できる時間ができたので、この時間を借りて、改めて皆さんにお礼をしたいと思います。
本当に、今まで桂華を応援してくれてありがとうございました。
以下、かなり長くなってしまうので時間があるときによかったら読んでください。
これはみんなには言うかどうか悩みましたが…
まぁもう立場とか関係ないし、正直に言います。
最後の桂華の活動は本当に大変でした。
この桂華展を作り上げるための企画と実施までに心身かなりの負担がありました。
今回の企画に対して、支援者の皆さんが汗水働いて頑張って私に支援してくれました。
その集めたお金で、どうしても協力を仰ぐために、いろんな対価を払わなければなりませんでした。
企画書だって頑張って作った。
この企画を受け取った一部の方も、忙しいというのし、字も読めないし理解ができないとか言うものだから、その相手にわかりやすくボイスチャットで説明したりした。
でも、その人のツイッターを見たら
「温泉行く人募集してます」とか
「暇な人のみに行こう」とか、
忙しいを言い訳にしてばかりで、私が協力を仰いでも結局そういうことで忙しいみたいで何もしてくれなかった。
口ではできる限りのことはするって言って結局何もしないで意見ばかり言うだけだった。
挙句、企画書や打ち合わせのときに説明してお互い同意したにも関わらず、企画が始まって
「そんなの聞いてない」
とか言うものから本当に精神的にキツかったです。
とくにその時、私は海外で慣れない英語の中パワハラ受けたり、家がなかったり、アイルランドで犯罪に巻き込まれたり、様々なことがあったからより負荷がかかって本当に大変でした。
結局その人は終の終まで、自分の要求ばかりしか言わなくて、私を少しでも労う言葉はなかったです。
挙句私の動向を第三者に嗅ぎ回っていたようです。
私に協力する時間はなくて嗅ぎ回る時間はあったようです。
今思い返すと本当に悲しかったし腸が煮えくり返るくらい憤りを感じます。
私は支援してくれたみんなが、どんな思いでこの企画にお金を払っていたか知っていました。
だからこそ、そんな人にこんな扱いをされてすごく悲しかったしたくさん泣きました。
そんな時、助けてくれたのは一部展示者、そして何より支援者の方達でした。
この時、彼らに言われたのは
「自分たちは桂華ちゃんにそんな思いをして欲しくてお金を払ったわけじゃない。
桂華ちゃんが笑顔で門出を迎えるためにお金を払った。
だからどんな選択肢でも桂華ちゃんの決断を支持するよ」
っていってくれました。
これが何故、私が桂華展を諦めずに続けたかの理由です。
それから私は
「支援したみんなが期待してるからなんとかしなきゃ」
ではなく
「自分のためだけにやろう」と思ったのでした。
それからは、自分のわがままを通しました。
この事情を知って協力してくれた皆さんにはかなり私のわがままを聞いてくれました。
逆にすごく大変な思いをさせたと思っています。
でも、せっかく最後の活動なのに、
ずっと他人の目ばかり気にして行動して、苦しんで、泣いて、結局泣き寝入りする自分とお別れしたかったんです。
他人が私のこと嫌いだったらそれでもいい。
私は私の中で、私のことが嫌いになっても私はその人たちに「今までありがとう」と思えば、それでいいと。
私の元に残ってくれた人が、人生で大切にするべき人だと分かれば、それでいいと。
桂華展では、私の最後の門出という意味でもあり、そういう人生の取捨選択もした大きな機会でもありました。
来てくれた来場者の中には、桂華をずっと応援してくれた方。
クラウドファンディング通して応援することを決断してくれた方。
海外で写真活動をしているアーティスト。
1回だけ撮ったけど応援の言葉を言いに来てくださった方。
そして、桂華の活動をするずっと前から撮影してくれた方、様々な方がいらっしゃいました。
最近の写真展はカメラマンとモデルの交流の場になりがちなところがあると思います。
それは悪いことではないと思っていて、新しい出会いの場というのは素敵なことだと思います。
でも私のこの写真展で、ゆっくり私の写真を向き合って欲しいと思ったのです。
途中ちょっと混み始めて、一人一人になかなか挨拶できなかったのが心残りですが、、
皆さんがそれぞれいろんな解釈で楽しんでくれたら、それが嬉しいです。
あの展示会場で笑顔でいてくれた、みんなの顔、思い出すとすごく胸が熱くなる思いです。
終わってバタバタしたけど、みんなと笑顔で過ごせたこと誇りに思います。
そして私にわがままに付き合ってくれて感謝以外の気持ちはありません。
本当にありがとう。
私があの桂華展で伝えたかったこと。
服を着ていない素の私から、アイルランドの景色、そこで着物を着て歩いている私、そして最後に海外の大地で生きていくことを決意して、次の将来へと旅立つ、そんな気持ちを込めてあの展示会をしました。
私のこの気持ちを綺麗に展示会場内でレイアウトして皆さんに魅せてくれた佐伯さんには頭が上がりません。
本当にありがとうございます。
桂華展にきてくれたみんなは楽しんでいただけましたか?
あの場でたくさんの素敵な経験をさせてこれほど幸せなことはないけど、一言でも何か感想とかくれたら死んでしまうのではと思うくらい嬉しいです。笑
私が、この桂華展を最後までやり切って、そして世界中を旅していろんな景色、出会いを感じて思うことがあります。
それは、自分の夢ややりたいこと、最後まで諦めず頑張って欲しいということです。
そこに年齢とか数字は関係ない。自分の気持ち次第です。
私はあなたたちのおかげで、いろんな素敵な景色を見ることができました。
そしてみんなが言ってくれたその言葉で一番印象に残るのは
「僕たちは桂華ちゃんに感謝をしている。
だからあなたの夢が叶うことを願っているし応援している。
君が夢を手に入れたら、今度はその夢に立ちはかだって困ってる人にあなたが助けてあげて。
俺たちへの恩返しはそれでいい。」
という言葉です。
不思議なことに、大体の支援者にそんなことを言われた気がします。
だから私は世界中にいって、世界中の人と話して、夢ややりたいことがあるけど、なかなかそれが実現できなくて助けを求めている人を今度は助けていこうと思います。
私はたくさんの人を巻き込んで夢を叶えたんだもん。
そんな自分だけいい思いしてバイバイなんてしないよ。
巻き込んだって聞くと聞こえは悪いけど、逆に他人に迷惑をかけない、巻き込まないでどうやって人生を生きていくの?
自分のわがままを言って、理解してくれて、一緒にいてくれる人がいたらそれでいいと思う。
だから周りのこと気にせず、考えすぎないで、もっと自分本位に幸せになってね。
だからもし、あなたが困ったら、いつでも私に声かけてください。
私は自分ができる限り、あなたの夢ややりたいことを助けるような人になると約束します。
幼い頃から辛い経験して過ごしたから、そのせいで承認欲求から始めたこの活動だったけど。
こんな経験と新しい自分の人生を気づかせて歩ませてくれた皆さんに感謝します。
本当に、最後の最後までありがとうございました。
私はこれから日本の景色、歴史、文化を教える新しい夢を追いに行きます。
そしてそれをしながら困っている人がいたら助けるような人になります。
どうか体に気をつけて、自分のことだけ考えて幸せに生きてください。
今までお世話になりました。
本当にありがとうございました。
追記
写真集が若干数余っているため、通販の用意をしている最中です。
用意ができたら告知しますので今しばらくお待ちください :)
2023,9,6 8:37am at the Bahrain airport
桂華(東 麻衣子)