Check our Terms and Privacy Policy.

ミニコミ・自主出版物書店「模索舎」の50年の歴史を振り返る書籍を制作したい

1970年に創業した「模索舎」は、ミニコミや、一般の流通に乗らない出版物を扱う非常に珍しい書店として東京・新宿で半世紀以上営業してきました。多くのOBや関係者へのインタビューや、1万ページを越える発行物など資料類を発掘・収録して、日本の出版史上にもユニークな書店の歴史を解き明かしたい。

現在の支援総額

2,137,000

164%

目標金額は1,300,000円

支援者数

201

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/06/21に募集を開始し、 201人の支援により 2,137,000円の資金を集め、 2023/08/15に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

ミニコミ・自主出版物書店「模索舎」の50年の歴史を振り返る書籍を制作したい

現在の支援総額

2,137,000

164%達成

終了

目標金額1,300,000

支援者数201

このプロジェクトは、2023/06/21に募集を開始し、 201人の支援により 2,137,000円の資金を集め、 2023/08/15に募集を終了しました

1970年に創業した「模索舎」は、ミニコミや、一般の流通に乗らない出版物を扱う非常に珍しい書店として東京・新宿で半世紀以上営業してきました。多くのOBや関係者へのインタビューや、1万ページを越える発行物など資料類を発掘・収録して、日本の出版史上にもユニークな書店の歴史を解き明かしたい。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

thumbnail


「よってたかって」の伝統芸は健在か?

「ここだ」。五味が指さした。なんと鉄筋の新築だ。その頃僕らが居た水道橋のライン出版も高田馬場のベ反学連も、建物がギシギシ鳴く木造2階建て。でも「ここ」は夏なのにヒンヤリと広い11坪。「大家のNさんはこの辺の防犯協会の会長だから、ヤクザも官憲も大丈夫」と五味がニヤリ。
その日から金と工事の段取りに奔走。50人ほどの学生がとにかく小金をかき集め、有限会社ゴミニケート社を立ち上げた。電気や水回り、大きな造作以外の内装備品は、美大の諸君の指導でよってたかって自力更生。人数の多さだけが頼りだった。
1970年10月28日、「情報センターへのシコシコ・模索舎」営業開始。前夜まで格闘していた塗料の霧が頭の中を漂っていて、向いの羅府会館屋上の円盤形展望台の灯りがきれいに見えた。
半世紀前、新宿の元青線地帯「緑苑街」の一角に「模索舎」が現れた時の昔話だ。

岩永正敏
元模索舎舎員

シェアしてプロジェクトをもっと応援!