mata-ne村、村長たんたんです。
8月1日よりクラウドファンディングがスタートし、あっという間に1ヶ月が経とうとしています。
これまでご支援頂いた皆さま 本当にありがとうございます!
mata-neスタッフは、子ども「ミニ夏合宿」・「2週間の夏合宿」・1週間の子ども預かり夏休み等、今年も熱い熱い夏を子ども達と過ごし、やっと通常業務に戻ったところです。
この夏、特に思い出に残った夏合宿の様子、この場をお借りしてご報告させて頂きますね。
今年の夏合宿、テーマは「水をたどる旅」
日常生活では水道をひねれば当たり前に流れ出る「水」
飲み水として、お風呂や洗濯トイレ、生活に欠かせない「水」
使いたい時に使いたいだけ使っているけれど、それって当たり前のこと?
そしてその水はどこから来てどこへ行くの?子ども達と2週間、体験を通して学びました。
先ずは山に降った雨水がどのように旅をスタートしていくのか、富士山の5号目で地面のスコリアに水をかけて実験。水筒の水があっという間に吸い込まれて消えていきます。
富士山麓には、年間約20億~30億トンもの雨が降ると推定されています。
更に総貯水量は琵琶湖の275億トンの貯水量にほぼ匹敵すると言われています!
続いて富士山の地下に染み込んだ水を観察しに富士山のお腹の中【洞窟】へ移動。
雨水が天井から滴り落ちて、また溶岩に吸収される様子を五感を使って体験。
溶岩層のすき間から湧き出す湧水ポイントで湧き出た瞬間の湧水をゴクゴク味わい
痛い程に冷たい湧水で水遊び。
キャニオニング体験では 楽しいだけでは無く水の恐さ、人間の非力さも体感。
約20キロ歩き通したロングトレイルでは合間の水分補給、河原や用水路での休憩、水に救われ水の大切さを実感。
そして湧水が直接海へ流れ出る漁港を貸し切りさせて頂き、子ども達と全力で海遊び!
水が怖くて水に顔をつけられなかった子が「お母さんのお腹の中の羊水と海は似ているんだよ」の声がけでリラックスして海に浮かぶ事が出来る様になり、最終的には顔をつけてクロールで泳げるようになりました。
最後は地域の方にお越し頂き、長年地域を見てきたからこそわかる自然の変化や
山と海とのつながり等、お話しして頂きました。
特に印象に残ったお話しが「山に降った雨水は山で死んだ草木や動物の死骸から栄養を蓄えて海へ流れ、豊かな海を作ってくれている」
空→山→川→海 その循環の間に
朽ちた木、枯れ落ちた葉、昆虫や動物たちの残骸も無駄なく巡り活かされ循環している。
私たち人間は自然に何を残せているのだろう・・・とても考えさせられる時間となりました。
最終日の「ふりかえり」の時間では子ども達一人一人が2週間で感じたこと、成長できたことを発表。
普段、当たり前に生活出来ていることは決して当たり前では無くとても有り難いと言うこと。
子ども達に限らずスタッフ含む全員が挑戦し学び、成長した2週間。
全員で大家族の様に触れ合い、助け合い、信頼しあえた2週間。
スタッフのチームワーク日本一!mata-neだからこそ提供できるプログラム、関係性、愛が有ると改めて実感した夏合宿でした。
そして!!!!
今回の2週間の夏合宿で苦労したのが施設や設備の問題!
雨の際の逃げ場が無い事、管理棟のキッチンや室内では手狭過ぎること。
クラウドファンディングが成功し「みんなのいえ」の改築が完成したら
安心、安全、今以上に良質なプログラムが提供できます!
又、小中学校等の地域学習の場として子ども達への教育の場づくり
地域交流、移住促進につながる場づくりにもっともっと力を入れていきます!!
クラウドファンディング終了まで残すところ24日!!
引き続きSNSやご友人等へのシェア、そしてご支援のほどよろしくお願い致します。
スタッフも夏の大イベントが無事終わり、これからクラウドファンディングに集中して頑張っていきます!!引き続き、応援よろしくお願い致します。